コーヒー好きの人の中にもそれぞれ好みはありますが、もしあなたが深煎りコーヒーが好みであれば、ここには行って絶対に損はないと思います。そのお店とは、大阪の難波にある丸福珈琲店 千日前本店。ここのコーヒー、僕が今まで飲んだ中でもNo.1の深煎りコーヒーでした。そんな深煎りコーヒーにあなたも興味が湧いてきたら、きっと損はしないと思うので、ぜひこのまま最後まで読み進めていってください。でもその前に…
お店の存在自体がもはや文化財…丸福珈琲店 千日前本店はこんなお店
まずは丸福珈琲店 千日前本店について簡単にご紹介しておきましょうか。丸福珈琲店は令和8年2月現在で全国に30店舗弱を有するコーヒーチェーン店。その多くは都心の大型商業施設の中に支店を設けているのですが、その中で千日前本店は完全に別格です。というのは、お店の存在そのものが文化財と言っても良いような建物なんですよね。昭和9年に新世界で創業し、戦後に今の千日前に移転して80年以上も営業している老舗なのですが、当時流行していたとされるアール・デコ様式の内装やアンティークな調度品、ステンドグラスなど、昔の形そのままでずっと残されていて、今も店内で見ることができるんです。コーヒーを飲みに行くのはもちろん、アンティークな世界にどっぷり浸れるという意味でも、このような喫茶店は全国くまなく探してもなかなか見つからないんじゃないでしょうか。
そんな喫茶店なので、やはり朝からすごい人気ぶりでした。僕がお店を訪問したのがとある週末の朝9時頃だったのですが、117席もある店内の客席はすでに満席で、外に10人ほどのお客さんが入店待ちをしていました。そりゃあ、大阪ミナミの人もこんなお店放っておかないですよね。スタバやドトールなどは言わずもがな、高級ホテル内のカフェと比較しても全然普通に勝負できると贔屓目なしで思います。
ホットケーキもコーヒーもクオリティーが違いすぎる…丸福珈琲店 千日前本店の限定メニュー・モンブランホットケーキ ドリンクセット、実際試してみてどうだった?
さて、そんな丸福珈琲店 千日前本店で何を注文しようか、と店内のメニューを取ろうとしたところで、秋季限定メニューのモンブランホットケーキの案内が目に飛び込んできました。そうそう、丸福珈琲店 千日前本店はホットケーキも名物だった…そう思い出して、このモンブランホットケーキをドリンクセットで注文することにしました。ドリンクセットのお値段は2000円+税。セットのドリンクはコーヒー、カフェオレ、紅茶の3種類から選べて、今回はアイスカフェオレをお願いしました。

注文を終えてから待つこと約30分、目の前にモンブランホットケーキ ドリンクセットが運ばれてきました。注文してから30分って「長い」って普通は思うのですが、ここのホットケーキは専用の銅板で1枚ずつじっくりと焼き上げるので、どうしても時間がかかるんですよね。それに、席の周りにあるアンティーク調度品を眺めたり、BGMのクラシック音楽を聞いたりしていたら、それくらいの時間を待つのは全然苦にならなかったですしね。

で、まずはこのホットケーキ。今流行りのふわふわパンケーキとは対照的で、表面はかなりハードに焼かれていて、見事なまでに均一なキツネ色をしています。まさに昭和というか、昔ながらの正統派パンケーキそのものって印象です。1枚の直径が10cm以上、厚さも3cmくらいあって、ボリューム感もかなりのものがあります。もう、口に入れる前から「当たり」の予感しかしません。

このホットケーキにナイフを入れてみると、サクッとした感触がナイフづてに伝わってくるんです。そして中身はギュッと詰まっていて、その断面から湯気がゆらりと立ち上がっていきます。シロップなしでそのまま食べても、小麦がこんがり焦げた香ばしさに加えて、どこか懐かしさを感じさせる卵の優しい甘味が舌の上に広がっていって…言葉は悪いですが、最近流行りのふわふわパンケーキが劣化版に感じるほど、上品で優雅な味わいを持ったパンケーキになっています。このホットケーキに加えて、このセットにはモンブランとアイスもついているんですが、いい意味でこれらはいらないな…と思いました。

そしてもう1つの主役であるアイスカフェオレですが、コーヒーフレッシュを入れてもしっかりとした苦味が残ってました。このアイスカフェオレで普通にビターなコーヒーくらいの苦味があるんです。で、このカフェオレの苦味とホットケーキの甘さとの合わせ技といったら…僕の拙い文章力ではうまく伝えられませんが、こればっかりは実際にお店で体験してもらうしかありません。

あまりにもアイスカフェオレの重厚な味が気に入ったので、「ブラックだとどんな感じなんだろう?」と追加でホットコーヒーを注文しました(おかわりドリンク お値段 319円+税)。一口飲んだ途端、ズシン!とした苦味が舌に乗っかってくる感じ。大堀史上No.1の深煎りコーヒーですね。苦味がめっちゃ強いので、一気に飲み干すのは難しいです。アルコール度数の高いお酒みたいに、一口ずつちびちび飲む形になって、結果としてこの一杯でかなりの時間を潰せます。その苦味もさることながら、驚きなのは豆の焙煎方法や抽出器具など全てにおいて創業者の伊吹貞雄氏が独自で考案して形にしたものらしいです。あまりに苦味が強いので苦手な人も多いとは思いますが、このコーヒーもある意味文化財に匹敵するといっても良いんじゃないかな…と僕は思います。
丸福珈琲店 千日前本店のその他のメニュー例(値段は税別)
- アメリカン珈琲 637円
- カフェオレ 700円
- ウィンナーコーヒー 782円
- オリジナルブレンドティー 673円
- ココア 179円
- ミックスジュース 837円
- コーラ 520円
オンラインショップで唯一無二のコーヒーのお取り寄せも可能…丸福珈琲店 千日前本店へのアクセスは、最寄り駅のOsakaMetro堺筋線・日本橋駅から徒歩4分
そんな丸福珈琲店ではオンラインショップもやっているので、唯一無二のコーヒーを通販でお取り寄せすることも可能です。コーヒー豆やドリップバッグはもちろん、パックや瓶詰めになったコーヒーもあるので、お店で飲むコーヒーをそのまま自宅で飲むことができます。しかも、送料無料の商品も多数用意されていて、利用者に対してとっても親切なんですよね。苦味のあるコーヒーが好きあなた、これを機会に一度このコーヒーを通販で試してみませんか?
それでは、お店の詳細です…

丸福珈琲店 千日前本店 5点満点中
総席数:117席
住所:〒542-0074 大阪府大阪市中央区千日前1丁目9−1
電話番号:06-6211-3474
営業時間:8:00-23:00(平日のみ予約可能)
定休日:元日のみ
駐車場:なし
クレジットカード払い:可
OsakaMetro御堂筋線・なんば駅からだと徒歩5分で行けます。


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