京都でミシュランのビブグルマンを毎回のように獲得している麺屋猪一が、令和6年12月20日に京都市の南にある宇治市で3号店をオープンしました。京都市内ではなく宇治市で出店したのはちょっと驚きでしたが、宇治にも多くの観光客が訪れますし、その観光客をターゲットと考えれば納得です。
まあ、たまには宇治へのプチ遠征もいいかなぁ…と思って、MENYA INOICHI #3がどんなお店かを確かめるべく、とある平日のランチタイムにお店に向かいました。実際に行ってみると、京都市内にある本店や麺屋猪一 離れとは入店前のルールが違っていて…
宇治でも圧倒的な人気ぶりは健在だった…とある平日のランチタイム、MENYA INOICHI #3の気になる混雑ぶりや待ち時間はどんな感じ?
MENYA INOICHI #3は、JR宇治駅から平等院鳳凰堂に向かう商店街の一角にお店を構えています。JR宇治駅からお店に向かって歩いている時、「本店みたいに整理券制でもう完売なんてことになったら…」と、ここまで足を運んだ苦労が無駄足になる可能性を心配していたのですが、とりあえず店頭にそれらしい通知が出てなくて一安心。それどころか、店頭に行列の形成もなくて、「これは宇治に来て良かったんじゃない?」と一瞬心が踊りましたね。
だけど、その高揚した気分も本当に一瞬で終わりました。2階建古民家の中を全てぶち抜いて1つの部屋のようにした広い店内に入ると、壁に沿って配置されたベンチに先客が軽々20名超。店内で座って待てるように…というお店の配慮は大変ありがたいのですが、それを知らずに来た僕は店内に入った途端に天国から地獄へ突き落とされたような気分でした。その一番最後の椅子に案内されてから席に案内されるまでの待ち時間は約30分。その間に店内のベンチだけでは収まりきらず、外に10名ほどの行列ができていた時間帯もありました。京都市から離れても混雑ぶりは全然変わらないなぁ…って印象でした。まぁ、後になって考えれば、「整理券制ですでに完売」って状況になってなかっただけでラッキーだったんですけどね。
温かい出汁そばにはない新しい楽しみもあり…MENYA INOICHI #3の店舗限定メニュー・炙りちゃーしゅー 冷やし出汁そば(白醤油)、実際試してみてどうだった?
それでは、この日の僕がMENYA INOICHI #3で注文した店舗限定メニューの1つ、炙りちゃーしゅー冷やし出汁そば(お値段 税込1600円)をご紹介しましょう。この冷やし出汁そばも白醤油と黒醤油の選択肢があるのですが、今回は出汁感をMAXで楽しむために白醤油を選択さいています…

席に着いてから待つこと約10分、目の前に運ばれてきた冷やし出汁そばはこんな感じ。スープはやや少なめな印象ですが、麺の上に大量にトッピングされた夏野菜と鰹節を見ると、やっぱりこれは麺屋猪一だなぁ…と感じますね。

それでは早速、スープからいってみましょうか…温かい出汁そばと同じような圧倒的な出汁感に、冷製ラーメンにした影響か甘味をやや強めに感じます。見た目通り透明感があって、出汁の味はしっかり出ていながら、喉元を過ぎると口の中に残っていたスープの余韻がスーッと消えていって、だけどバックワードで上質な削り節の香りが鼻に漂ってきて、またすぐに次の一口を飲みたくなってきます。もうこれは「さすが麺屋猪一」というしかないですね。願わくば、このスープをもっと多めに入れてほしいなぁ…

一方の麺は、温かい出汁そばとは打って変わって素麺レベルに近い細麺になっていました。だけどこの細麺、めっちゃコシが強いです。博多豚骨ラーメンのバリカタや粉落としに匹敵する歯応え。でも、全然生茹でっぽくないんですよ。で、麺が中心までしっかり冷え切っているし…細麺なのですするのに全然抵抗感ないし、クソ暑い夏場にこの麺は完璧な存在のように思えます。

そして豪華トッピング群。炙りチャーシューは薄切りのものが2枚。レアチャーシューとは違ってハード目な歯応えと香ばしさが楽しめました。でもそれ以上に良かったのが夏野菜たち。茄子にサヤインゲンにメンマに刻み葱にミョウガ…どれもシャキシャキ新鮮で、特にねぎとミョウガが良い香りを放っていて…こんなに野菜が美味いと感じるラーメンも、今までほとんど経験がないですね。

そして卓上には麺屋猪一お馴染みのおぼろ昆布に和風調味料が3種類置いてあります。だけど、この冷やし出汁そばにセットでついてくる…

このわさびがとにかく最高すぎました。このわさびを解き入れた時の清涼感と言ったら…この清涼感を極限状態で楽しむために、僕個人的には他の味変アイテムを使わずわさびを後半に投入するのがおすすめですね。
こんな感じで、MENYA INOICHI #3の店舗限定メニュー・炙りちゃーしゅー 冷やし出汁そば(白醤油)を10分ほど堪能してお店を退店。温かい出汁そばのようでいて、全然違う楽しみもあって、全く期待を裏切らない一杯でした。宇治でもものすごい人気になっているの、そりゃそうだよなぁ…って感じです。でも冬になったら、この冷やし出汁そばはなくなってしまうんでしょうね。冬も残しておいてほしい気分が半分、別の店舗限定ラーメンが楽しみな気分が半分、う〜ん、ちょっと複雑だなぁ…
MENYA INOICHI #3のその他のメニュー例(令和8年6月12日現在、値段は税込)
- 【店舗限定】黒毛和牛A4〜 京の旨味豆腐 炙り和牛冷やしぶっかけそば 2300円
- 【数量限定】炙り和牛そば 2200円
- 炙り焼豚 出汁そば 1900円
- 出汁そば 1400円
- 【店舗限定】炙り焼豚と旨味豆腐(卵黄のせ) 800円
- 京の旨味豆腐 650円
- 京の都もち豚 自家製焼売 600円
DONOMA焼きとのコラボでオリジナルラーメン丼を販売中…MENYA INOICHI #3へのアクセスは、最寄り駅のJR奈良線・宇治駅から徒歩5分
そんなMENYA INOICHI #3では、京都の気鋭陶芸ブランド・DONOMA焼きとのコラボで誕生したオリジナルラーメン丼を販売しています…

このラーメン丼、実際にお店のラーメンを出す時にも使われているやつなのですが、やっぱり大量生産の既製品とは手触りが違いますよね。ただラーメンを入れる器としてだけじゃなく、手に取った時や口をつけた時の感触も一緒に楽しんでみてください。で、その感触を気に入ったら、お会計の時にレジでこの器を買って帰るのも良いと思います。まあ、その分お値段は結構張ってしまうんですけどね…
それでは、お店の詳細です…

MENYA INOICHI #3 5点満点中
総席数:カウンター席のみ21席
住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽160−6
電話番号:0774-34-4992
営業時間:11:00-18:00
定休日:不定休
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(キャッシュレス決済のため現金の使用不可)
P.S. 京都で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…


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