近鉄奈良駅から300mほど南へ下ったところにある奈良もちいどのセンター街の一角に、麺闘庵というコワモテ系の店名を掲げたうどん屋があります。近鉄奈良駅から春日大社へ向かう道中にあるので、もともと人通りの多いところではあるのですが、週末になるとこのお店を中心としてとんでもない大きさの人だかりができるんです。その人だかりのお目当ては、SNS映え必至とも言えるこのお店の名物メニューなのですが…その名物メニューがどんな感じかを試すべく、相当長くなりそうな待ち時間にも覚悟を決めて、先日奈良までプチ遠征してきました。さて…
かなりの待ち時間の覚悟が必要!とある週末のランチタイム、麺闘庵の気になる混雑ぶりはこんな感じ…
僕が麺闘庵を訪れたのが、とある週末の11:30過ぎ。このお店は開店時間30分前に店頭に記名帳を出しているのですが、その数分遅れただけですでに30人近い人数の記名がありました。この時間ですでに一巡目の入店が厳しくなるとは…この次に訪店の機会があったら、そのさらに30分前の到着を考えなければなりませんね。

記名帳に名前を書いたら一旦お店を離れてもOK。行列に並ぶ必要がないのはありがたいですね。ちなみにこの日の開店時には、記名帳にカウントされた人数は60-70人程度になってました。さすが人気店、ものすごい混雑ぶりでした。
でも、本当にお伝えするべきはこれから。麺闘庵の店内にはカウンター7脚を含めて全部で21人分の客席があるのですが、どうやらお店側が意図的に空席を保つように入店案内しているんです。時には半分くらいの空席があった時間帯も…店頭の立て看板に「修学旅行生優待」みたいな記載があったので、多分そのための戦略的な空席でしょうか。でも、そんな状態が続くと当然他の待機客には不満が募ってくるわけで…怒って店員さんに文句を言ったお客さんがいましたが、この日の店員さんの動きを見ていたら、その気持ちはわからなくもないですね。とにかく、一巡目を逃したらかなりの待ち時間の覚悟が必要ということは、事前に知っておく必要があります。
SNS映えだけじゃなかった…麺闘庵の名物メニュー・巾着きつね、実際試してみてどうだった?
それでは、この日の僕が麺闘庵で注文した、お店の名物メニュー・巾着きつねをご紹介しましょう。注文を終えてから待つこと5分弱、目の前に運ばれてきた巾着きつねはこんな感じ…

醤油色のお出汁に、僕の手と同じくらいの大きさの巾着が1個浮かんでいます。京都にも巾着入りのうどんを出す店があって、ふと5年以上前に食べたその巾着うどんを懐かしく感じました。

では早速、この巾着を破って…

実食へとまいりましょうか。お出汁は薄味の関西風で、そこに油揚げから染み出す油の甘みやコクがナチュラルに加わって、優しさを感じる味付けになっています。一方、表面がツルッとしたうどんは柔らかめの茹で加減でもちもち食感。このうどんは巾着と一緒にお出汁で茹でてあるようで、麺の中からも染み込んだお出汁の味がします。そして巨大なお揚げはふわふわ柔らかく、しっかり出汁を吸い込んでいてジューシー。噛めばお出汁が一気に口の中され、優しい魚介系の出汁感が口から鼻へとふんわり通り抜けていきます。

途中から卓上にある一味唐辛子で味変をしながら、ものの数分で麺闘庵の巾着きつねを完食。SNS映えしそうな見た目だけじゃなく、出汁でうどんを茹でるなど細かいところでも他の店のうどんとの違いがあって、奈良の名物グルメの名に恥じない出来栄えだと感じました。ただ、それだけにお客さんの回転率の低さは残念だなぁ…料理を作ったり配膳したりするところで時間がかかっているわけではないので、なおさら「何とかならないのかなぁ…」と思います。
麺闘庵のその他のメニュー例(値段は税込)
- カレー巾着 1500円
- 天ぷらうどん 1300円
- 特製カレーうどん 1200円
- 天重 1200円
- 釜揚げうどん 800円
うどん入りの巾着はテイクアウトにも対応…麺闘庵へのアクセスは、最寄り駅の近鉄奈良線・近鉄奈良駅から徒歩5分
そんな麺闘庵では、うどん入り巾着のテイクアウトにも対応しています。うどん入り巾着「子ぎつね」が1個1000円。この子ぎつね3個に出汁が2本ついた「子ぎつねセット」が2300円と、セット購入がお得です。巾着ぎつねの作り方も書き添えてあるので、自宅での調理も安心。何しろイートインの混雑具合が半端じゃないので、自宅がそれほど遠くなければお持ち帰りして家で食べる方が賢い選択かもしれません。
それでは、お店の詳細です…

麺闘庵 5点満点中
総席数:21席(うちカウンター席7脚)
住所:〒630-8217 奈良県奈良市橋本町30−1
電話番号:0742-25-3581
営業時間:金・月 11:00-15:00、土日 11:00-16:00
定休日:火〜木曜日
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)


コメントを残す