想夫恋 京都七条大宮店でご当地B級グルメで有名な日田焼きそばデビュー

想夫恋（そうふれん）と言えば、大分のご当地B級グルメとして有名な日田焼きそばの人気店。大分県の日田市の総本店を中心に福岡、久留米、熊本など近隣の県に多数支店を展開している一大焼きそばチェーン店なのですが、九州以外でも数店舗営業していて、幸いなことに京都でも七条大宮の交差点角で人気店の味を楽しむことができます。

僕は今まで日田焼きそばというものを食べたことがなくて、「いつかは日田の本店で…」と思っていたのですが、先日たまたま七条大宮に行った時に「行っちゃえ！」となって想夫恋京都七条大宮店にお邪魔することになりました…

想夫恋 京都七条大宮店の焼きそばメニューは全6種類…注文後に現金1万円が当たる抽選券がもらえます

想夫恋 京都七条大宮店は、カウンター席5脚のみの本当に小さなお店。厨房・客席ともにキツキツで、店員さんが片付けのために客席を通るのも一苦労…という感じです。

さて、想夫恋の全店舗同じかどうかはわかりませんが、京都七条大宮店では前金制になっていて、注文と同時に現金で支払いを行います。焼きそばメニューは下に記すように6種類。標準の焼きそばに加えるトッピングでお値段が変わっていきます。

そして注文を終えると、こんな抽選券をもらえます…

お店のウェブサイトを見ると、この抽選券で毎回10人の幸運者に現金1万円が当たっているようですね。もちろんそう簡単に当たるものではありませんが、食後にささやかな夢を観れるのも嬉しいことですよね？

想夫恋 京都七条大宮店の焼きそばメニュー（値段は税込）

• 焼きそば　950円
• 目玉焼き　1000円
• しそ　1050円
• 生たまご　1000円
• マヨネーズ　1000円
• 季節の柑橘　1000円

日田焼きそばの代表格・想夫恋の焼きそばは普通の焼きそばとどこが違うのか？検証してみた

それでは、大分県のご当地B級グルメで有名な日田焼きそばの代表格・想夫恋の焼きそばをいただくことにしましょう。今回僕が注文したのは目玉焼き乗せの焼きそば。並盛でお値段税込1000円と、一般的な感覚からするとちょっとお高めでしょうか…

出てきた焼きそばはこんな感じ。見た目のボリュームもかなり少なめなので、口コミにも「高い」と書かれているのは仕方がないかも知れません。

でも、実際に食べてみると、他の焼きそばとの違いが明らかにわかります。麺は一般的な焼きそばと比較しても細めの中華麺で、ところどころに焦げ目が入っています。この焦げ目が絶妙な割合で麺全体に入っていて、麺本来のもちもち感に加えてパリパリ食感、さらにはおこげの香ばしさも一緒に楽しめます。

例えるならば、焼きそばではあるけれど、薄焼き煎餅のようなお菓子を食べているような感じ。これにもやしとネギも大量に入っているので、口の中はもうシャキシャキパリパリ。トマトの酸味を感じる焼きそばソースも軽やかで、何皿でもいけちゃうくらいスイスイ胃袋に収まっていきます。

そして味変アイテムの目玉焼き。とろっと流れ出した黄身が麺の隙間に入り込んで…これはもう、お約束の旨さですな。

そしてもう1つ、味変アイテムとして原了郭の黒七味も置いてあります。後半はこいつで香ばしさをupして、ものの数分であっさり完食。ボリューム的には少し寂しいのは事実ですが、日田焼きそばが何たるか！という部分はこの一皿で十分に堪能できました。

お祭りの屋台ならワンコインで買えるはずの焼きそばになぜ1000円近く払うのか？その差額はスタッフさんの技術料だと僕は思います。野菜のシャキシャキ感やソースの味を損なわずに、麺にだけ焦げ目を入れて香ばしく作るのは、想像するだけでかなり難易度の高い作業のように思います。

想夫恋の焼きそばはAmazonや楽天の通販で購入もできるのですが、きっと普通に作ってもお店と同じ味にはならないでしょうね。逆にそのテクニックがある人には、これらの通販を利用して自宅で再現するのもおすすめできます。

お持ち帰りにも対応！想夫恋 京都七条大宮店へのアクセスは、最寄り駅のJR山陰本線・梅小路京都西駅から徒歩8分

そんな想夫恋の焼きそば、お持ち帰りにも対応しています。機会があれば、ぜひ一度日田焼きそばをお試しください。ただ、焦げ目を作るために作るのに多少の時間がかかります。なので事前に電話を入れておいて、テイクアウトに立ち寄る時間をあらかじめお店に伝えておく方がいいでしょう。

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

ちょっと遠いですが、JR京都駅からも徒歩14分で行けます。