ラーメン荘おもしろい方へ｜ランチ限定メニューの味噌ラーメンを食べてみた

京都・一乗寺の人気店・ラーメン荘夢を語れをはしりとするラーメン荘グループ。ラーメン二郎直系ではない二郎インスパイア系ラーメンとしては、関西で最も有名な存在と言っても過言ではありません。

今回ご紹介するのは、そのラーメン荘グループの一店舗・ラーメン荘おもしろい方へ（読み方：おもしろいほうへ）というお店。なぜ今回このお店を取り上げたかというと、このお店でしか食べられないランチ限定のラーメンがあるからなんです…

ランチ限定メニューの味噌ラーメン…食券購入はちょっとややこしいので初めての人は注意

そのランチ限定メニューを狙って、とある平日の午後2時半頃にお店を訪問。厨房を囲むように配置されたカウンター席12脚は、閉店間近の時間でもほぼ満席状態。ちょうど食べ終わったお客さんと入れ替わるようにして、かろうじて空いた席に座ります。

さて、ラーメン荘おもしろい方へのランチ限定メニュー・味噌ラーメンですが、初めての方は食券の購入に少し注意が必要です。まずは下の画像をご覧ください…

これ、お店の中にある券売機なのですが、メモ書きで「昼のみ限定ラーメン¥50 味噌ラーメン」と書いてありますよね。で、実際にその右の「限定ラーメン」のボタンには確かに¥50と書いてあります。

でも、普通に考えてラーメン1杯をたった50円で食べられるわけないですよね？実はこれ、通常のラーメン（お値段 税込800円）の食券にプラスして限定ラーメンの食券を買え！という意味なんです。ちょっとややこしくないですか？普通に味噌ラーメン用の850円の食券を作れば一目瞭然ですし、余計な食券を買う手間もなくなるのに…この食券購入システムについては、正直僕の理解を超えています。

ラーメン荘グループの系列店でもここでしか食べられない味噌ラーメン、そのお味はいかに？

それはさておき、今回のターゲット・味噌ラーメンをご紹介しましょう。カスタマイズはアブラあり、ニンニク増し、野菜増し。この辺の注文の仕方は、他の二郎系ラーメンと全く一緒です。ちなみに下の画像ではわかりにくいですが、一応お店おすすめのチーズトッピング（お値段 50円）を追加しています…

丼の中身はお馴染みのガッツリ系ラーメンですが、何やらスープが赤みを帯びていますよね。そう、このスープはピリリと辛い辛子味噌スープ。ラーメン荘グループ自慢の豚骨スープに辛子味噌を混ぜた、飲む前から強烈なインパクトしか感じないアピール度満点のスープなんです。

でも、実際口に入れてみると、濃厚な豚骨味で中和されたせいか、辛さ自体はそれほどでもありません。辛子味噌と豚骨の組み合わせ…思った以上に相性いいです。加えて、増量してもらったニンニクがスープ全体に溶け込むと味がキムチ風に変化して、ラーメンなのにチゲ鍋のスープをすすっているかのような不思議な感覚に陥ります。

そんな濃厚チゲ鍋スープにも、このゴワゴワの極太麺はよく合います。スープと存在感を競い合うかのような、しっかりした食べ応えの極太麺。程よい辛さとニンニクが刺激になって、お腹がふくれてきているのに箸の回転が止まりません。

麺300gに増量野菜と極厚チャーシュー…相当ガッツリ食べているはずなのにスープまで飲み干したくなる、今まで経験した二郎系の中でも最上級に中毒性の高い一杯でした。

ちなみにチーズは下のようにほぼ溶けてしまっていて、味的にもそれほど存在感を感じませんでした。辛いのが苦手な人にはトッピングとしておすすめしますが、そうでなければ辛子味噌＋豚骨の味をそのまま堪能する方がお得だと思います。

ただ接客は残念…ラーメン荘おもしろい方へへのアクセスは、最寄り駅のJR学研都市線・住道駅から徒歩6分

ただ率直に言って、この日の接客はイマイチでした。ラーメン荘グループといえば「ハキハキして気持ちいい接客」も魅力の1つですが、今回はバイトさんなのかぶっきらぼうな対応をする店員がいて残念でした。

味噌ラーメン自体は期待通りの中毒性で、ラーメン荘グループのお店でもここでしか食べられないものなのでおすすめできますが、（食券のことも含めて）お店のカラーとしてあまりお客さんの方を向いていないような気すら感じました。もちろん、今回たまたまそうだっただけかもしれませんが、正直今回の接客はもう勘弁してほしいな…

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

P.S. 一方、令和3年7月にオープンした2号店は接客もバッチリ、ラーメンも美味しかったですよ…

P.P.S. 大阪で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…