神戸って幕末の開港の頃からコーヒー文化が根付いていたという歴史もあって、昔ながらの喫茶店がすごく大事にされて営業を続けているという印象があります。なので、街歩きをしているといい感じの喫茶店にふと出くわすことも少なくありません。今回ご紹介する神戸元町のモトマチ喫茶もその一つ。たまたま休憩場所を求めて歩いていたところで見つけたんですが、めっちゃいい味出してたんですよね…
レンガ造りでクラシカルで重厚な雰囲気…モトマチ喫茶はこんなお店
僕がモトマチ喫茶を訪れたのが、とある週末の12時をちょっと過ぎた頃。平成21年のオープンということでまだ10数年程度の歴史しかないモトマチ喫茶ですが、建物は昭和50年代から喫茶店として営業していた建物を利用しているので、外観からいい感じのレトロ感が漂っています。外から見ていると「ひっそりと佇んでいる」という表現がピッタリの喫茶店なのですが、開店時間から数分しか経過していないこの時間帯ですでに店内のほとんどの席はお客さんで埋まっていました。最近なかなか他店で見られないくらいのレベルで、店内はとっても静かです。
レンガ造りの建物の中にダークブラウンのカウンターや棚などがすごく良くマッチしていて、すごく重厚な雰囲気がありますね。その所々に経年劣化を感じさせる部分があって、それによってまた歴史の重みのようなものが積み重なって感じられます。こんな雰囲気の喫茶店、むしろ今になって一から作ろうと思っても逆に無理なんじゃないでしょうか。そんな独特な雰囲気のあるお店を、ご夫婦と思われる2名が切り盛りしています。お店の雰囲気や静けさは最高なんですが、1つ残念なことに、席が60分制なんですよね。まあ、普通は60分あれば十分なんですが、そう聞いてしまうと「60分」が頭の中にちらついてしまって、100%落ち着けなくなってしまうのは僕だけでしょうか?
これぞ大人の愉しみ…モトマチ喫茶のモトマチブレンド+自家製カスタードプリン、実際試してみてどうだった?
それでは、この日の僕がモトマチ喫茶で注文したモトマチブレンド(お値段 税込600円)と自家製カスタードプリン(お値段 税込300円)をご紹介しましょう。注文を終えてから待つこと約5分、目の前に運ばれてきたコーヒーとプリンはこんな感じ…

左手前のプリンは大口を開ければ一口で食べられちゃいそうなミニサイズで、上からカラメルソースがたっぷりとかかっています。一方で右手奥にあるモトマチブレンドは、高級そうなコーヒーカップに入れられてきて、お店の雰囲気も相まってかなりリッチな感じがします。

まずは手前のプリンから一口…最近流行りの滑らかなプリントは一線を画す、昔ながらの硬派なプリンとでも言いましょうか。スプーンを当てた瞬間に「ぎゅっと詰まった」密度の高さを実感できます。そのハードなプリンは、カラメルソースの苦味の中でふんわりと優しい甘さを携えています。舌の上で押しつぶすと、芳醇な卵の風味と上品なカスタードの甘さが一気に放出されて口いっぱいに広がっていきます。

一方、これに対するモトマチブレンドはかなりの深煎りで、一口飲むと舌にしっかりと残る力強い苦味が特徴。酸味を抑え、コーヒー本来の重厚なコクと香りが際立っており、まさに「大人の珈琲」といった風格があります。このモトマチブレンドの苦味と自家製カスタードプリンの上品な甘味のマリアージュ、たまらんですわぁ…1000円弱でこの組み合わせが楽しめるなんて、神戸の人がホントに羨ましいですね。
繁華街の喧騒に疲れたら…モトマチ喫茶へのアクセスは、最寄り駅のJR神戸線・元町駅から徒歩3分
そんなわけで、モトマチ喫茶は神戸の繁華街の喧騒に疲れた時の休憩スポットとして最適です。大通りから中に入ったところにあって静かだし、駅からも近いので、一息入れるには絶好の場所だと思います。実際、文庫本を持ち込んで読書決め込んでいたお客さんもいましたし…60分制は残念ですが、神戸で上質な静けさに身を置きたい時にはおすすめの喫茶店です。
それでは、お店の詳細です…

モトマチ喫茶 5点満点中
総席数:18席(うちカウンター席6脚)
住所:〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目9−7
電話番号:078-778-0727
営業時間:12:00-18:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日休み)
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
P.S. 兵庫で居心地のよいカフェをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…


コメントを残す