インデアンカレー阪神店で店舗限定メニューのジャンバラヤを食す

大阪の甘辛カレー元祖として知られるインデアンカレーは、難波にある本店を中心に、大阪・兵庫・東京に全部で10店舗展開しています（注：令和5年10月現在）。その本店であるインデアンカレー 南店ではメニューがカレーライス一択なのですが、そこで修行をして独立した各系列店ではカレー以外のメニューも提供するようになり、それぞれの店舗でメニュー構成が異なっているのもインデアンカレーの特徴の1つです。

そんなインデアンカレーの各店舗の中で、今回ご紹介する阪神店は10店舗中唯一「ジャンバラヤ」というメニューを提供するお店。そのジャンバラヤって何なのか、そしてどんな味がするのか？気になってお店に行ってきました…

行列店だらけの阪神バル横丁の中で入りやすさは圧倒的…インデアンカレー 阪神店はこんなお店

僕がインデアンカレー 阪神店を訪問したのは、とある土曜日の午後2時頃。すでにランチタイムのピークを過ぎた時間帯ではありますが、お店のある阪神百貨店地下2階の阪神バル横丁はすごい人だかりです。何せ、この阪神バル横丁には難波にある行列店・なにわ麺次郎の2号店「なにわ麺次郎 然」や、ぶどう亭・グリル欧風軒と並ぶ梅田の人気洋食店の一角「グリルロン」、ミシュラン掲載店・epaisの系列店「北新地とんかつエペ」などが営業しているフロア。これらのお店の店頭には、この時間になっても平気で10人近くのお客さんが店内に案内されるのを待っています。

そんな周囲のお店と比較して、インデアンカレー 阪神店の入りやすさは圧倒的。決してお客さんが少ないからではありませんよ。カレースタンドらしく、お客さんの回転が段違いに早いからです。客席がカウンター席17脚に2人用のテーブル席が3卓と十分あり、ひっきりなしにお客さんが入ってくるにも関わらず空席がちらほら…阪神百貨店内の飲食店を全部見渡しても、素早く食事を済ませるという点においてはこのお店が最強だと思います。

インデアンカレー 阪神店でしか食べられない店舗限定メニューのジャンバラヤ、実際食べてみてどうだった？

それでは今回のターゲット、インデアンカレー 阪神店でしか食べられない店舗限定メニューのジャンバラヤ（お値段 税込730円）をご紹介しましょう。注文を終えると直ちにこのストックからキャベツのピクルスが出てきて…

その後3分と待たずにジャンバラヤが登場！僕個人的にも初体験のジャンバラヤ、画像はこちら…

ピラフのように見えますが、実際は炊き込みご飯です。Wikipediaによると、ジャンバラヤはアメリカのニューオーリンズ辺りで食べられているクレオール料理というものの1つで、スペイン料理のパエリアに起源があるのだとか。そんな料理をなぜここで？という疑問はあるものの、少なくとも大阪周辺では簡単に食べられるものではありません。その意味でも、インデアンカレー 阪神店は大阪の食いしん坊にもっと注目されるべきお店のような気もします。

それはさておき、早速実食…炊き込みご飯なので、チャーハンのようにパラパラライスではないですね。気になるライスのベタつき感はなく、もちっとした感じに上手く炊き上がっています。口の中に入れると軽くトマトの酸味を感じ、それとほぼ同時にスパイシーなチリの刺激とスパイス感が口の中に広がっていきます。でも、辛さ自体は甘辛カレーよりも控えめですね。その分、辛さに意識を持っていかれることがないので、スパイス感はこちらの方がより楽しめると思います。

この炊き込みご飯に入った具材はグリーンピースにソーセージ、コーンと至ってシンプル。同じように、このジャンバラヤもシンプルにスパイス感を楽しむ料理のように感じました。これだけで食事を済ませようと思うと少し物足りなさがありますが、小腹が空いた時の間食なんかにはちょうど良いんじゃないでしょうか。大事な仕事前の眠気覚ましとして食べるのもいいかもしれませんね。

伝統の甘辛カレーとハヤシライスも食べられます…インデアンカレー 阪神店へのアクセスは、最寄り駅の阪神電車・梅田駅から徒歩0分

こんな感じのインデアンカレー 阪神店では、今回ご紹介したジャンバラヤの他に伝統の甘辛カレー、そしてハヤシライスが食べられます。この日のお客さんを見ていると、やっぱり3種類のメニューの中でもインデアンカレーの注文がダントツでしたね。やっぱりインデアンカレーに来たら、まずはカレーがおすすめです。阪神電車の梅田駅と直結なので、乗り換えの時に軽く何か食べたい！って時に利用してみてはいかがでしょうか？

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

JR大阪駅からだと徒歩3分で行けます。

P.S. 大阪で美味しいカレーをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…