具志堅家|那覇の居酒屋で食す上級者向け沖縄料理を試す度胸はありますか?

By 大堀 僚介

沖縄料理と言って思いつくものは、沖縄そばや豚足、ラフテー(豚の角煮)など。でも、沖縄をよりディープに味わいたければ、これで終わらせてはいけません。昔から沖縄の人に食べ続けられてきた、上級者向け沖縄料理とも言うべき食材があるのです…

具志堅家|東京や大阪ではまず食べられません…那覇市中心部のディープな居酒屋で体験するコアな沖縄料理

その食材は栄養価が高くて身体にもいいらしいのですが、地元の沖縄県民の間でも好き嫌いが激しく分かれます。ダメな人はひと口も口に入れたくない…でも好きな人は毎日食べても飽きないくらい、熱狂的なファンになってしまうそうです。

なぜその食材は、そんなに好き嫌いが激しく分かれるのでしょう?見た目がグロテスクだから?となると、その食材はヘビ?いえいえ、違います。ゲテモノ系ではありませんので、そこはご安心を。ただこの食材、東京や大阪、名古屋など大都市圏の沖縄料理屋では、なかなかお目にかかれません。そこはやはり沖縄ならではの食べ物。基本、沖縄でしか食べられないということでしょう。

というわけで、今回はその食材を那覇市の中心部、国際通り近くにある居酒屋でトライしてみます。

やって来たのは、ゆいレール旭橋駅から徒歩4分のところにある居酒屋「具志堅家」。昔ながらのディープな居酒屋のイメージで、細長いスペースに一列にカウンター席を並べ、店内に有線放送で80年代の歌謡曲を流しています。

那覇の居酒屋 具志堅家の店内

案内されたカウンターの一席。目の前でアルコールに浸かったアルピノ?のハブがお出迎え。ハブとにらめっこして、オリオンビールをチビチビと飲んで、隣に座っているお母さんと談笑しながら、その食材が出てくるのをじっと待ちます。

那覇の居酒屋 具志堅家の店内 ハブ酒

で、出てきた本日のメインはこちら…

那覇の居酒屋 具志堅家のヤギ刺し

三日月状に細長くて、その半分はゼラチン質、残りのピンクの部分はお肉のように見えますね。これはヤギの肉の刺身…つまりヤギ刺し(1200円)です。ゼラチン質に見える部分はヤギの皮。コリコリとしていて、赤身の肉の刺身とは違った新鮮な食感を楽しめます。

残りの半分のお肉の方は、柔らかくて淡白な味。なんだ、全然イケるじゃん…と余裕をかましていたら、最後に来ました。マトンを食べたときに似た獣臭さ。鼻の奥からプーンと漂って来ます。これが、人によって好き嫌い激しく分かれる理由でしょう。

とはいえ、この店のヤギ刺しは下処理がしっかりしているので、他店で食べるより全然クセがない方なのだとか。備え付けのヨモギの葉と一緒に食べれば臭さは減りますが、ヨモギ自体が苦いので、食べやすさを考えるとどっちも変わらないような…

なお、ヤギ刺しの他にもヤギ汁(1500円)もありますが、隣のお母さんにやめとけと言われました。ヤギ刺しよりも、さらに獣臭が強いらしいです。今回僕は試せませんでしたが、マトンが大好きな人ならダイレクトでヤギ汁にトライしてもいいかもしれませんね。

それでは、お店の詳細です。

具志堅家 [star rate=”4″]
住所:沖縄県那覇市久茂地1-4-7
電話番号:098-867-0475
営業時間:17:00-24:00
定休日:日曜日

ちなみにこのお店、ラフテーやチャンプルーなどメジャーな料理も美味しく、かつボリューム満点だったことを付け加えておきます。内地から来ると、とてもコスパが良く感じます。一人旅でなくてもおすすめです。

 

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大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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