大阪のビジネス街・本町にある人気洋食堂・サル食堂。江坂に本店があるビアバー・サルベーコンの姉妹店で、昼はボリューム満点の定食を提供する食堂、夜はビールを飲みながらお腹を満たす洋食居酒屋として、近くで働くビジネスマンから絶大な支持を得ているお店です。
とある週末、本町近くでランチを食べようと思った時にサル食堂の存在を思い出し、名物のトンテキ目当てにお店を訪問すると…
お一人様でも使いやすい、サル食堂のお昼の定食メニューは…
ちょっと昭和的な雰囲気を出したお店には、テーブル席中心に40人分くらいの客席があります。仕事帰りに数人で呑む…というシチュエーションを意識したようなレイアウトですが、その一方で厨房側にカウンター席が8脚あって、お一人様でしっぽり…という使い方もできる使い勝手の良いお店です。
そんなサル食堂で食べられるランチメニューは…
- トンテキ定食 950円
- ハンバーグ定食 950円
- 洋食ランチ(ハンバーグ+海老フライ+白身フライ) 1100円
- ゴロ肉カレー 850円
の4種類(値段は税込)。残念ながら、新型コロナの影響で2021年9月からちょっとだけ値上がりしてしまいました。それでも1000円札一枚でお釣りが返ってくるのですから、お店の人には「感謝」の一言しか出ませんね…
トンテキ定食:濃厚ソースが決め手!白ごはんをグイグイ惹きつける満腹必至の看板定食
それでは、サル食堂の看板メニューであるトンテキ定食(カッパ汁は別注文)をご紹介しましょう。注文すると、メインに先立ってお櫃に入った白ご飯が目の前に運ばれます…
ランチタイムはトンテキ定食に限らず、定食メニューのご飯はおかわり自由。働くビジネスマンにとっては嬉しい限りです。
メインのトンテキが運ばれてくると、こんな感じ…
200gあるというトンテキには切れ込みが入っているのですが、上の方で全部つながっていて完全に分離している訳ではありません。この切り方はその形から「グローブ」と呼ばれていて、トンテキ発祥の店がこのような形で提供していることから、他のトンテキ店でも採用されています。
では、実食…ウスターソースを煮詰めた感じのソースは濃厚で、そこに豚肉から滲み出る肉汁が溶け込みます。見た目には真っ黒でギョッとしますが、食べてみると辛くて食べられない程ではなく、ご飯が食べたくなるくらいの絶妙な加減に味付けされています。
一方、付け合わせのだし巻き卵もなかなかのボリューム。和風出汁の水分を含んでプルプルの卵焼きにトンテキソースが絡むと、これまた悪魔の吸引力を蓄えた食べ物に大変身。食べ応え満点のトンテキとしっとりだし巻き卵のダブルパンチで、食べる人を確実に満腹へと導きます。
トンテキと白ごはん、大食い男子にとっては悪魔の組み合わせです。トンテキを覆い尽くして余りあるこのソースがある限り、何杯でもご飯のおかわりがいけちゃいます。こんな食べ物がすぐ手に届くとなると、数ヶ月後には確実にベルトの穴を緩めなければならなくなることでしょう。
カッパ汁:牛の希少部位の旨味が溶け込んだお吸い物、1日36杯限定でめっちゃお得
そして、こちらもサル食堂名物のカッパ汁。カッパとは、牛のお腹周りの皮膚と脂身との間にある肉のことで、かなりの希少部位らしいです…
赤身と脂の両方の旨味が楽しめるカッパと青ネギ、豆腐が入ったカッパ汁は、牛脂の甘味がしっかり溶け込んだ意外と濃厚な味付け。これだけでご飯が食べられる豚汁のような存在の一杯です。
このカッパ汁、36杯限定で一杯275円→150円(税込)とめっちゃお得な値段で注文できます。サル食堂の定食には汁物がつかないので、特に早い時間に訪店できた時には定食にカッパ汁をつけるのもおすすめです。
夜にも定食メニューあり!サル食堂へのアクセスは、最寄り駅の大阪メトロ御堂筋線・本町駅から徒歩3分
ちなみにサル食堂、ちょっとお値段は上がりますが、夜にも定食メニューを食べられます。軽くお酒も飲めますし、1人暮らしの男性にはとってもありがたい存在でしょう。近くでお仕事されている方は、ぜひ一度試してみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
P.S. 大阪で美味しい洋食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
P.P.S. サル食堂のすぐ近くには、あのスパイスカレーの名店が…
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