令和元年2月に丸太町でオープンしてから5年の間に、京都でも人気の餃子専門店へとのし上がった夷川餃子なかじま。令和6年8月の時点で京都市内に全部で4店舗を構えており、今やその人気は食べログ餃子百名店の常連である餃子歩兵をも凌ぐと言い切っても過言ではないかもしれません。
今回僕が訪問したのは夷川餃子なかじまの2号店である団栗店。夕方に四条河原町でちょっとした約束があって、待ち合わせまでの時間潰しに使わせてもらったのですが、ちょっと面白そうな夏季限定メニューを見つけてしまって…
全国屈指の観光地でローカルな定食屋感を出しまくり…夷川餃子なかじま 団栗店はこんなお店
この日僕が夷川餃子なかじま 団栗店に到着したのが夕方の18:20頃。まだ本格的な帰宅ラッシュの時間になっていなかったためか、外から眺めて店内に空席がちらほらある状態で、待ち時間なくあっさり入店となりました。
食べログ情報によると店内の客席は全部で31席。そのうちカウンター席が6脚あって、僕のようなぼっち客でも全く問題なく利用できます。実際、僕の滞在中も仕事帰りと思われるお姉さんが一人でふらっとやってきて、お酒と餃子をつまんで帰っていきましたから、女性1人でも全然気兼ねする必要はありません。
それにしても、お店の場末感がいいですねぇ…祇園という全国でも屈指の観光地にあるお店ですが、全然煌びやかな感じはなくて、雰囲気はむしろどこにでもあるローカルな定食屋そのものって感じ。色褪せたレトロ感というか、どことなくノスタルジーを感じさせる雰囲気は、丸太町にある本店と全く変わりません。こういうお店の雰囲気づくり、本当に上手だなぁ…と感心します。
夷川餃子なかじま団栗店で夏季限定メニュー「冷やし餃子」を含めた3品を注文。さて、気になるそのお味は…
それでは、この日の僕が夷川餃子なかじま団栗店で注文した3品+1を順にご紹介していきましょう。特にメニューを眺めていて見つけた夏季限定メニューの「冷やし餃子」がどんな感じなのか、めっちゃ気になっていたんですよね。「数量限定」って書いてあったけれど、まだ残っていて良かったぁ…
ぎょうざディープ
まずは定番のぎょうざディープを2人前(お値段 税込380円×2)。この日の餃子は焼き目がパリッパリで、個人的な好みにドンピシャでした。餡の中の野菜が粗めの微塵切り状態で、ザクザクっとした歯応えが楽しめます。ニンニクも程よく効いていて、次々と口の中へ放り込みたくなってきます。
バイス
そして、このぎょうざディープにはバイス(お値段 税込550円)がめっちゃ合います。個人的には、夷川餃子なかじまへ行ったら注文マストの組み合わせですね。ただ、見た目以上に強いお酒なので飲み過ぎ注意。あと1つ残念だったのが、このグラスに有名人の名前が書いてなかったんですよね。誰の名前のグラスが出てくるか、結構楽しみにしてたのに…これは本店だけのお楽しみってことでしょうか?
冷やし餃子
さて、ここからが今回のハイライト。夏季限定の餃子メニュー2品をご紹介していきましょう。まずは冷やし餃子(1人前 税込500円)。ごま油風味のタレが一緒についてきますが、ここにお酢を追加して食べるのがおすすめ。ニンニク風味を感じないので、餃子のベースはぎょうざフレンチでしょうか?皮がねっとりと舌に絡むような感じになっていて、その感覚が個人的には「ちょっとな…」という感じでした。決してまずいわけではないですが、ビールのお供なら香ばしく焼き上がった焼き餃子の方が断然上ですね。
冷やし餃子酸麺
そしてもう一品の夏季限定メニュー・冷やし餃子酸麺(お値段 税込850円)。先程の冷やし餃子をそうめんの具材として使ったものです。こちらの方が冷やし餃子がより美味しく感じられましたね。酸味のあるさっぱりスープにすりごまのコクととミョウガの香りが加わるとともに、スープ餃子のように水分が多くなることで、先程餃子の皮に感じたねっとりとした違和感がきれいになくなりました。そうめんにもコシが残っていて、ちょうど良い茹で加減でした。これなら夏バテ気味で食欲が落ちている時にも食べられるかもしれません。
以上3品プラス1でお会計。夏季限定メニューの冷やし餃子については少し期待値が高過ぎた感じがありましたが、定番の焼き餃子については安定感抜群って感じです。特に家に帰る前に軽く一杯…って感じの使い方にはピッタリのお店だと思います。丸太町にある夷川餃子なかじま 本店よりも主要駅から近いですし、電車やバスの乗り換えのタイミングでぜひどうぞ!
夷川餃子なかじま 団栗店のその他のメニュー例(値段は税込)
- なかじまの餡かけ焼きそば 890円
- イカとニンニクの芽炒め(スーパーソフト仕様) 850円
- エビ入りトマ玉炒め 730円
- チャーハン 690円
- なかじまのニトリ(お値段以上) 690円
- エッグチャーシュー 690円
- 唐揚げ 690円
完全予約制の銭湯に浸かった後に冷たいビールと餃子はいかが?夷川餃子なかじま団栗店へのアクセスは、最寄り駅の京阪電鉄・祇園四条駅から徒歩5分
こんな感じの夷川餃子なかじま 団栗店、完全予約制の銭湯が併設されていることでも話題になっています。餃子と銭湯ってあまり関連がなさそうではありますが、熱いお風呂から出た瞬間にキンキンに冷えた生ビールを飲めると考えたらすごくないですか?お風呂以外にサウナも水風呂も80分間貸切で利用できて、お値段 税込7700円から。休日にちょっと変わった体験をしてみたいなぁ…と思ったら、この貸切銭湯+餃子とビールのセットを試してみてはいかがでしょうか?
それでは、お店の詳細です…
夷川餃子なかじま 団栗店 5点満点中
住所:〒605-0806 京都府京都市東山区六軒町206−1 どんぐり会館 1階
電話番号:075-533-4126
営業時間:11:30-14:00、17:00-23:00
定休日:無休
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
阪急京都線・京都河原町駅からも徒歩5分で行けます。
P.S. 京都で美味しい餃子をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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