あなたは「とりの唐揚げ」好きですか?
僕が今までの人生の中で、「唐揚げが嫌い」という人に出会った記憶はありません。もちろんゼロではないのでしょうが、飲み会で居酒屋に行った時にだいたい誰かが勝手に唐揚げをオーダーしますし、それに対して文句を言う人も見たことがありません。とりの唐揚げは日本人にとって、それだけ魔力のある食べ物なのでしょう。
今回ご紹介するのは、大阪にある唐揚げの有名店。唐揚げ人気ランキングではあまり見かけませんが、元々唐揚げ好きの間では知られていた名店です。
大阪駅(梅田)から15分。中華料理 若水は、知る人ぞ知るおすすめの唐揚げ有名店
早速ご案内しましょう。JR大阪駅(梅田)から御堂筋線で北上して4駅。東三国駅5番出口から徒歩2分のところにある中華料理 若水さん。いかにも「町の中華屋さん」というお店で、お客さんも地元の人や仕事帰りのサラリーマンが中心。専門店のような行列もないので、普通にご飯を食べにいく感覚で入れます。
店内に客席はカウンター席6脚に4人がけテーブル席が4卓。新型コロナ前と比べて若干席数が減った模様です。また、かつては厨房内にご高齢のご主人がいたのですが、令和6年1月に再訪するとその息子さん?が中心に鍋を振るっていました。無事に世代交代が済んだということですね。特別なことがない限り、このお店は今後ずっと営業を続けてくれることでしょう。
大人のげんこつ大の唐揚げがマウンテン状態!中華料理 若水の「トリからあげ」、あなたは全部食べきれますか?
さて、今回ご紹介する中華料理 若水の鶏の唐揚げ…かつては5個で税込1130円で食べられたんですが、令和6年1月現在1500円と結構値上がりしてしまいました。しかも、これは単品の値段でご飯は別料金。正直言って、今後はちょっと手を出しづらい価格帯になってきましたね…
それはさておき、目的の唐揚げをオーダーし、スマホをいじりながら待つこと約10分。高温の油でカラッと揚げられた鶏肉は、ひきつづき中華鍋で火にかけられながら刻みネギ、塩、正体不明(秘伝?)の赤いスパイスをまぶされて出てきます。「揚げたて」ならぬ「炒めたて」。大人の握りこぶしサイズの唐揚げが5コ、お皿の上にマウンテン状態となってカウンター越しにドーンと置かれます。
刻みネギと赤いスパイスのかかった衣はやや硬め。「サクサク」や「カリカリ」といった表現をを通り越して、ちょっと「カチカチ」といってもいいくらい。1つ1つが大きいのもあって、食べるのに少しアゴの力を必要とします。もし食べる自信がなければ、小さく切り分けてもらうよう事前にお願いしておきましょう。熱いのもあって、急いで食べると口の中をケガしますのでご注意を。
そのカチカチの衣を前歯で突き破ります。その中にあるのは、衣とは対照的にとってもやわらかい鶏モモ肉。そのまま噛み切ると、その断面から肉の脂がジュワーっと湧いてきます。食べかけの面を下に向けると、肉の脂がポタッ、ポタッ…としたたり落ちるくらい。この脂が正体不明のスパイスと混ざって絶妙な塩加減になって舌を刺激。それで口の中に唾液が分泌され、唐揚げなのになぜか喉が潤されるという不思議な現象が起こります。
この唐揚げ、きっとビール片手にプロ野球中継を観ながらつまんだら最高でしょうね。町の中華屋さんなので、流行りの専門店ではできないそんな食べ方もOKです。次に行ったときにはビールも一緒に頼んでみたいですね。
お近くの人は唐揚げのテイクアウトもお試しを!中華料理 若水は東三国駅から徒歩2分
そんな中華料理 若水では、鶏の唐揚げのテイクアウトにも対応しています…
メニュー表を見ても、唐揚げだけ突出して高いのが消費者側として辛いところではありますが、それでもケンタッキーのチキンと同じくらいだし、そのクオリティを考えればお持ち帰りする価値は十分にありますよ。近くにお住まいの方は、事前に電話で予約しておけば希望の時間に作っておいてくれるので、ぜひテイクアウトをご利用ください。また、このお店にはJR新大阪駅から歩いて10分ちょっとで行けるんですよね。なので新幹線で来阪した出張サラリーマンのお酒のおつまみにもおすすめです。
さて、お店の詳細はこちら…
JR新大阪駅から1つ京都寄りの東淀川駅からも徒歩9分の距離。十分に徒歩圏内です。
P.S. 大阪で美味しい中華料理をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
P.P.S. 若水のような唐揚げが好きなら、ここも要チェック!
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