突然ですが「肉骨茶(バクテー)」って知ってますか?漢字で書くと何やら怪しい雰囲気のある食べ物のように思えますが、これはシンガポールやマレーシアにある料理で、豚のスペアリブをスパイスや漢方の食材と一緒に煮込んだ薬膳スープのこと。元々中国人肉体労働者が重労働に耐えるためのスタミナ源として食されていたという歴史があって、特にマレーシアでは早朝から肉骨茶は爆売れして、昼には売り切れてしまうことも珍しくないんです。
とある日の夕方、肉骨茶の専門店が京都にあると偶然知って、昔シンガポールやマレーシアを旅したときの懐かしい記憶が蘇って、そのお店・Boo Boo Bak Kut Tehに直行となりました。日本でバクテーを食べるのはマンボ飯店以来なので、もう6年ぶりくらいになるのか…さて、バクテー専門店で食す肉骨茶、一体どんな感じだったかというと…
小さいけれど東南アジアのフードコートっぽい雰囲気…Boo Boo Bak Kut Tehはこんなお店
でもその前に、まずはBoo Boo Bak Kut Tehについて簡単にご紹介しておきましょうか。Boo Boo Bak Kut Tehは、京都市役所から寺町通をちょっとだけ北上したところにお店を構えています。創業は令和5年4月16日。Boo Boo Bak Kut Tehがオープンする前は、京都でも老舗の肉屋さんだったのだとか。まあ、その肉屋さんと何らかの関係があるのかどうかはわかりませんが…
さて、このBoo Boo Bak Kut Tehの店舗ですが、ちょっと変わった造りをしています。普通に1軒の飲食店くらいのスペースしかないのですが、その中に食堂とコーヒーショップとバーを一緒にぶち込んだ感じの構造になっています。入り口側にコーヒーショップとバーが並んでいるので、お店の外観を見てもここにBoo Boo Bak Kut Tehがあることがちょっとわかりにくいです。まあ、何となくそこが東南アジアのフードコートっぽい雰囲気を醸し出している部分もあるんですけどね…
スパイス感控えめで親しみやすい…Boo Boo Bak Kut Tehの看板メニュー・排骨湯、実際試してみてどうだった?
それでは、この日の僕がBoo Boo Bak Kut Tehで注文した、看板メニューの排骨湯(お値段 税込980円)をご紹介しましょう。注文してから待つこと約10分、目の前に運ばれてきた排骨湯はこんな感じ…

当初想像していたよりも小さな器で出てきました。他についてきたのは唐辛子とパクチー、醤油、胡椒。正直「醤油」が出てきたのはちょっと謎でした。

まあそれはさておき、実食へとまいりましょうか…シンガポールやマレーシアで食べた肉骨茶の記憶だと、かなりスパイスが効いていて薬膳感が強いのですが、この肉骨茶のスープはスパイス感がかなり控えめ。一方で豚の旨味と脂はしっかり溶け込んでいて、エスニックなスープというよりシンプルな豚清湯って感じがします。備え付けのパクチーや唐辛子を入れればそれなりにエスニックな味にはなるんですが、それだとスパイス感に深みが足りないんですよね。その意味では「肉骨茶って何?」という段階の人には親しみやすい味になっていると思いますが、過去の記憶に残った味を求めていた僕としてはちょっと残念でした。

ただ、この豚スペアリブはいい感じでした。とろっとろに柔らかく、かぶりつくと肉の旨味と一緒に脂がドバドバ。一方で気になる臭みは全然ありません。このスペアリブが食べられるのであれば、時々リピートしてもいいかなぁ…と思いました。
こんな感じで、Boo Boo Bak Kut Tehの看板メニュー・排骨湯を10分ほどで完食してお店を退店。決してまずいわけではないのですが、もう少しエスニック感を出してくれたらなぁ…と思ったのが率直なところです。まあ、でも豚スペアリブのクオリティーは高いし、スープだけですがおかわり自由なので、税込980円でも十分に楽しめます。まず肉骨茶ってどんなものか試してみたいって人のデビューとしては、このお店をおすすめできそうです。
スペアリブ以外の肉骨茶もあり…Boo Boo Bak Kut Tehへのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩
そんなでBoo Boo Bak Kut Tehでは、スペアリブ以外の肉骨茶も数種類用意されています。胃袋を使った猪胃湯、肝臓を使った猪肝湯、そして腎臓を使った猪腰湯…ホルモン好きの人にとっては、他所では滅多に食べられない興味深いメニューじゃないでしょうか。肉骨茶初心者レベルの人でも、まずはスペアリブから初めて徐々にステップアップしていくのも良いかもしれませんね。
それでは、お店の詳細です…

Boo Boo Bak Kut Teh 5点満点中
総席数:18席(うちカウンター席6脚)
住所:京都府京都市中京区榎木町99−1
電話番号:075-211-1511
営業時間:12:00-14:00、17:00-20:00
定休日:不定休
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)


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