マンボ飯店|小洒落た雰囲気で夜を楽しむ中華料理系レストランバー

By 大堀 僚介

マンボ飯店という、中華料理店に似つかわしくない店名のお店が京都の西院にあります。入り口から小洒落ていて、中華料理ハマムラを彷彿とさせるロゴマークが黒板に描かれていて…中華料理謳いながら、それだけでは片付けられないような気配を店構えから感じます…

マンボ飯店|お酒を飲みながらゆっくり夜食…ちょっと小洒落た中華料理ベースのレストランバー

店内は白を基調としたデザインで、奥に細長いスペースの手前側にカウンター席が7脚、奥にテーブル席が3卓あります。すべての調理はご主人が1人で対応するので、特に混雑時は「料理をお出しするのに、ちょっとお時間かかります。」

マンボ飯店店内

仕入れによって日替わりの夜メニュー…やはり普通の中華では収まらない自由なお店

どうやらマンボ飯店の夜メニューは、その日の仕入れよって変わるようですね。A4の紙に、おつまみから一品料理、デザートまで、手書きで40品くらいあるでしょうか。この中に定番もあれば、日々更新していくメニューもあるのでしょう。

そんなメニューの中で、一際僕の目を引いたのが「ほろほろスペアリブと香味野菜の肉骨茶(バクテー、お値段 税別1500円)」。バクテーとは、主にシンガポールやマレーシアで食べられている、スパイシーな薬膳スープ。日本でバクテーを提供している店はまだまだ少なく、ましてや中華料理店でメニューに載っているとは夢にも思いませんでした。

そんなわけで、メインの1品目はほぼ即決。あとはバクテーの横に白ご飯さえあれば何もいらない…という感じなのですが、あいにくメニューに白ご飯がないので、代わりとして五目ヤキメシ(お値段 税別950円)を注文することにしました。

ちなみにマンボ飯店、ワンドリンク制となっているので、1人1杯のドリンクオーダーが必要です。ビールやワイン、ウィスキー、紹興酒、焼酎など、多彩なお酒を用意してくれています。中華料理をベースとしたレストランバーといった感じでしょうか。洋食屋イノツチのように、お酒を飲みながらゆっくり夜食を摂るのに向いていそうです。

ほろほろスペアリブと香味野菜の肉骨茶(バクテー):野菜たっぷり、スパイシーだけど辛くない店主オリジナルの薬膳スープ

では、その肉骨茶(バクテー)からご紹介しますが、僕が想像していたより華やかな感じで出てきました…

マンボ飯店の肉骨茶(バクテー)

ご覧の通り、とにかく具材が大きくたっぷり入っています。シンガポールでバクテーを頼むと、具材は1本のスペアリブだけ…ということもよくあるのですが、この具だくさんのバクテーは見た目だけで気分を高揚させてくれます。

なんでも、ご主人は今まで現地でバクテーを食べたことがないらしいですね。本などでバクテーの存在は知っていたようですが、それ以上のことは何も知らず、このバクテーも想像で作ったと…

マンボ飯店の肉骨茶(バクテー)スペアリブ

「味、これで合ってますか?」と聞かれましたが、ちゃんと薬膳スープの味してますよ。というか、現地でもお店によってスタイルが変わりますし、味に正解も何もありません。ただ、美味いことが正義なのです。

「辛くないスパイシーさ」を目指して作られたこのバクテー…その目標は見事に達成されているように思います。3切れのスペアリブは、箸でつかむとほろりと崩れてしまうほどの柔らかさ。白菜、ピーツ、セロリ、水菜、人参、茄子、ジャガイモ、ネギ、クコの実と多種多様な具材は、しっかり歯ごたえを残してそれぞれ十分に存在感を発揮しています。

マンボ飯店の肉骨茶(バクテー)スープ

願わくば、スープをおかわりしたい…現地のバクテー屋さんには、スープを大量にストックしてあって、スープがなくなってくると無料で注ぎ足してくれるところがあるのです。日本でそれを望むべくもありませんが、そう思わせるほど完成度の高いスープでした。

本当に、これと白ご飯だけあれば、他は何もいりません。ご主人、次にバクテーやるときは、ぜひ白ご飯をつけてくれませんか?

五目ヤキメシ:5分近く強火で煽った店主の力作…舌の上でパラパラほどけるご飯粒が感動もの

そしてもう1品、〆ご飯として頼んだ五目ヤキメシですが…

マンボ飯店の五目ヤキメシ

このヤキメシ、今まで食べたチャーハン・焼き飯の中でも、ライスのパラパラ具合がトップレベルです。それもそのはず、普通のチャーハンは手早く2-3分強火でご飯を煽って提供されますが、ここのご主人はとにかくライスを煽る煽る…

マンボ飯店の五目ヤキメシ実食

体感的には、ゆうに5分くらいは強火で煽っていたでしょうか。普通のチャーハンの倍くらい煽っているので、ごはんをコーティングした油も熱で飛んで、想像以上にあっさりと食べられます。

具材は卵の他にチャーシュー、レタス、青ネギ、芝海老、そして赤かぶでしょうか。味付けはやや醤油味が濃く感じますが、それがまったくきにならなくなるくらい舌の上でパラパラとほどけるご飯粒が感動ものです。

以上2品とウーロン茶をつけて、気になるお値段は税込で3000円ちょっと。やや高めの値段設定ではありますが、その値段に見合うだけの価値はあると思います。

きっとランチも当たり…マンボ飯店へのアクセスは、最寄り駅の阪急京都線(京福電鉄)・西院駅から徒歩5分

そんなマンボ飯店は、平日のみですがランチタイムにも営業をしています。この様子だと、きっと昼間も美味しい料理を出してくれるに違いありません。昼間に西院に寄ることがあったら、ぜひ一度ランチを試してみたいと思います。

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

マンボ飯店

マンボ飯店 [star rate=”4.0″]
住所:京都府京都市中京区壬生西桧町11
電話番号:075-757-7645
営業時間:ランチ 12:00-13:30 LO、ディナー 18:00-22:00 LO
定休日:水曜日
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)

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大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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