阪急京都線の烏丸駅からちょっと西に歩いたところに、雰囲気の良い飲食店が集まった細い路地があります。ここに麺や高倉二条系の3店舗目のラーメン屋「和醸良麺 すがり」があるのですが、これまでに行った2店舗とは様子が違うので、ちょっと面食らってしまいました…
和醸良麺 すがり|京町家風の造りで京都らしい雰囲気を演出…外国人に人気の高倉二条系列店
何に面食らったかというと、入店待ちをしている外国人の数。他の2店舗はちょっと不便な場所にあったり、看板が出ていなかったりと、どちらかというと外国人のお客さんが近寄りがたい感じがあります。一方、和醸良麺 すがりは京都随一の繁華街にも近く、しかも京町家造りで外国人ウケしそうな店構え。おそらく海外のガイドブックにも行き方が掲載されているのではないでしょうか?
正面左側の小さな扉を開けると、奥に続く細い通路に先客が並んでいます。その奥には英語対応の自動券売機があり、4-5人の欧米人グループが楽しそうに会話しながら食券を買っていました。
僕も続いて食券を買って、奥の扉から通路を抜けます。するとその先は中庭になっていて、壁に沿って10人ちょっとのお客さんが…どうやら、中庭で待機して店の裏から入店する流れのようです。
さらに店内にも4人ほど待っていて、実際席につけたのは最初の扉をくぐって30分後くらいでしょうか。僕の後からも続々とお客さんがやって来るし、かなりの行列を覚悟して来なければならないようです。
そんな感じで、ようやくカウンターに着席。調理場を囲むようにして客席は全部で10席。室内はやや照明を落として雰囲気を醸し出しています。事前に食券を渡していたので、席に着いたら待ち時間なくラーメンが運ばれてきました。今回注文したのは、ゆず麺を使ったもつつけ麺2玉・味玉つき(お値段1050円)…
さっそく実食。スープは鶏の出汁に魚介をブレンドした濃厚なスープ。魚介の風味とともにかすかな酸味がアクセントとして効いています。これに対するゆず麺は、やや細めの平打ち麺。魚介の風味が口いっぱいに広がった後、ほのかな柚子の香りが後を追いかけてきます。
ただ、全体的に系列店で食べられるつけ麺と大きく変わらないなぁ…というのが率直な印象です(なのでテンション低めです)。というか、系列店3店舗いずれも大きく味は変わりません(ラーメン通の人に言わせると「違う!」となるのでしょうが、僕は通でもなんでもないので…)。
そんなわけで、何かの事情がない限りはすがりにこだわらず、他の系列店で食べてもいいのではないでしょうか。僕の個人的なおすすめは名前のないラーメン屋ですね。
高倉二条系で最も京都っぽい雰囲気のラーメン屋…和醸良麺 すがりへのアクセスは、最寄り駅の阪急京都線・烏丸駅から徒歩4分
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
P.S. 京都で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
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