八代目佐藤養助 総本店で美味しい稲庭うどんを堪能した帰り道、秋田駅までの約2時間半の道中で小腹が空いてきて、また稲庭うどんを食べたくなったんですよね。
また稲庭うどんを食べたくなってきた…秋田駅に着いたら、また佐藤養助に行っちゃおうかな…
ということで、駅に着いてすぐ隣にある商業施設・トピコ内にある佐藤養助 トピコ店へ突撃。こちらのお店はすぐ近くにある佐藤養助 秋田店とはまた雰囲気が違って…
カジュアルに稲庭うどんが食べられる…八代目佐藤養助 トピコ店はこんなお店
稲庭うどんの歴史や伝統を押し付けられるような感じのない、カジュアルな雰囲気のお店になっています。通路から店内は丸見えで、よくあるラーメン屋っぽい親しみのある内装。客席は厨房を囲うようにL字型のカウンター席が7脚と、2人掛けのテーブル席が3卓。カウンター越しに店員さんが稲庭うどんを茹でている姿がよく見えます。
そんな八代目佐藤養助 トピコ店で食べられるメニューはこんな感じ。さすがに総本店や秋田店のような豊富なメニューではありませんが、一番人気メニューの二味せいろを含めて代表的なところは一通り揃っている印象です。僕はここでまた二味せいろにいっちゃってもいいかな…と思ったのですが、さすがにそれでは芸がないと思い直して、今回は温うどんを注文してみることにしました…
比内地鶏うどん:温うどんで稲庭うどんの一味違う魅力が…それにしても比内地鶏はいつ食べても最強だなぁ…
今回僕が八代目佐藤養助 トピコ店で注文したのは、温うどんのメニューの中で訴求力が際立っていた比内地鶏うどん(並、お値段 税込1600円)。注文してから待つこと数分、着丼した比内地鶏うどんは…
こんな感じ。透明感のある醤油出汁に浮かんだ比内地鶏と刻みネギ、そしてその下に稲庭うどんが綺麗に折り畳まれているのがわかります。
早速お出汁をいただくと…ベースは昆布系の出汁の香りがする薄口醤油出汁。ほんのり甘みを感じる一方、比内地鶏の脂がお出汁に溶け込んでいて、しっかりとしたコクも感じられます。
一方の稲庭うどんは、冷水で締めていない分歯ごたえは弱まるのですが、口唇を伝わって感じる麺のしなやかさ、きめ細かさは冷うどんの時より格段に上。噛めばもちっとしていて、冷うどんとは違った味わいを楽しむことができます。
そしてトッピングの比内地鶏。めっちゃ身が締まっているだけでなく、とにかく旨味が濃厚!さすが日本三大地鶏の一角を担う比内地鶏、他の地鶏と比べても旨味は別格です。その存在感は、人気ラーメン店のチャーシューと比べても全然引けを取りません。
まぁ、一般的なうどんと比較するとお値段高めではありますが、うどんにも手間がかかっているし、比内地鶏も希少品だし、そう考えるとこのお値段で食べられるのはむしろ安い方かもしれません。稲庭うどん…やっぱり秋田に来たら一度は食べておくべきものでしょう。讃岐うどんと比べればお腹への負担ははるかに軽いので、小腹が空いた時の間食としてもおすすめです。
秋田を離れる前の最後の一食にぜひ!八代目佐藤養助 トピコ店はJR秋田駅直結の商業施設・トピコ3階にあり
こんな感じの八代目佐藤養助 トピコ店、新幹線や飛行機で秋田を離れる前の最後の一食に訪れてみてはいかがでしょう?注文してから配膳までスピーディーだし、ラーメン感覚で気軽に食べられるし、ファーストフード感覚でとっても使いやすいお店だと思いますよ。実際食べてみて稲庭うどんを気に入ったら、トピコ2階にある販売店でお土産・贈答用の稲庭干饂飩を簡単に買って帰れますしね…
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
コメントを残す