希味室町店|圧倒的なボリュームで満足度高い京都の和仏折衷系創作料理

By 大堀 僚介

昔から創作料理でグルメ通の間で有名だった、京都の室町高辻にある「創作料理とおすし 希味室町店」。以前は仏光寺近くにもう一店舗「びすとろ希味仏光寺店(もともとはこちらが本店?)」がありましたが、現在は閉店して希味室町店一本で営業を続けています…

希味室町店|圧倒的なボリュームとコスパで満足度が高い京都の和仏折衷系創作料理…お一人様もいいけれど大人数での宴会利用がおすすめ

四条烏丸から室町通りを下ったところにある、京都の町屋造りをそのまま利用した看板のないお店。のれんをくぐると、外見からは想像できないような広い座敷席が目に飛び込んできました。ちょっと気難しそうな店主に促されて2階へ上がると、こちらも総勢30人はゆうに入れそうな広さの座敷席。1階も2階も多くのお客さんで賑わっています。

創作料理とおすし 希味室町店のメニューは、ランチもディナーもコースのみ。和食とフレンチをミックスしたような創作料理の数々が楽しめます。そして、ディナーのコースはなんと2500円(税別)から…という衝撃的な値段設定。この値段で10品目くらい出てくるという圧倒的なボリュームとコスパで、以前テレビでも紹介されたことがあるようですね。

この2500円のコースを基本として、3000円、4000円、5000円と4種類の値段設定があります(ランチは2000円、2500円、3000円、4000円の4種類。ドリンクメニューは失念しました…)。このうち4000円、5000円のコースは要予約。3000円のコースを注文して、ウーロン茶片手に料理が運ばれてくるのをゆっくり待つことにします…

希味室町店のコースメニューはボリューム満点の全11品…たった3000円でこの品揃えは驚きの一言

2500円と3000円のディナーコース、3000円の方に1品追加されるだけで、内容はほぼ一緒です(おそらくその上のコースも)。こうしてメニューを極力統一して、余った食材の廃棄リスクを減らすことで、食べログなどでも評判の驚くべきボリュームが実現されているのでしょう。率直に言ってめちゃめちゃ感動するような料理はありませんが、このボリュームを実現したお店の努力には頭が下がります。

それでは、2020年2月某日に訪店した時のメニューを、画像つきでご紹介します…

オードブル3種

希味室町店のオードブル

左から順に〆鯖と日向夏、蕪のムース、胡麻豆腐のポン酢ジュレ。出だしからやや酸味を意識したかのような組み合わせ。

鮮魚のカルパッチョ 苺ソース

希味室町店の鮮魚のマリネ苺ソース

この日の鮮魚はヒラマサ。あっさりしたヒラマサの切り身をフレンチドレッシングと苺の酸味でいただきます。

白菜のミートソースグラタン

希味室町店の白菜のミートソースグラタン

白菜の水分がしみ出してか、ソースが薄まった感じでややあっさり目のグラタン。とは言え、本当に味が薄いわけではなく、計算されたかのようにトマトの酸味がちょうど良い味付けになっています。

豆乳鍋

コースのメインに据えてもいい鍋料理が早くも登場。出汁が沸騰したら、ベーコンと絹ごし豆腐、油揚げ、榎茸、もやし、ニラをスープの中へ投入して一煮立ち。

豆乳主体の淡白な味を想定していましたが、スッキリした甘みを感じる軽やかな感じの出汁でした。どんな出汁を使っているのか気になって後で店員さんに聞いてみましたが、店の中で出汁をとっているが詳しくは教えられないとのことでした。

海老のアンチョビパン粉焼き

希味室町店の海老のアンチョビパン粉焼き

3000円のコースで追加される1品。海老を頭から尾まで縦に割って、断面にパン粉とアンチョビを乗せて焼いています。プリプリの身からミソまで、一頭の旨味を丸ごと味わえます。アンチョビの塩加減がちょうど良く、カリッとしたパン粉も香ばしいです。

蕪・メロン・生麩のふろふき

希味室町店の蕪・メロン・生麩のふろふき

味噌田楽風の甘いスープがかかった3種の食材。蕪は箸で抵抗感を感じないほど柔らかく煮込まれていて、とても食べやすいです。正直メロンが入っている必然性は感じませんが、こういうチャレンジは個人的に好きです。

蟹とポテトのサラダ

希味室町店の蟹とポテトのサラダ

全メニュー中最もフレンチっぽい盛り付けのサラダ。そのまま食べると蟹肉入りのちょっと豪華なポテトサラダですが、サウザンドドレッシングと一緒にかかったベリー系のドレッシングで、フルーティーな風味が足されています。

揚げ餅の利休餡

希味室町店の揚げ餅の利休餡

ポテサラとは打って変わって純和風のメニュー。花が咲いたようにふわっと広がった揚げ餅の中に、細かく刻んだイカのげそとエビが混ざっていて、それぞれがアクセントとして働いています。

鴨の治部煮

希味室町店の鴨の治部煮

分厚くカットされた鴨肉が2切れ。濃いめの醤油出汁で鴨肉のクセか完全にマスクされているので、鴨肉が苦手な人でも食べられるのではないでしょうか。肉も分厚くスライスされていて、見た目以上に食べ応えがあります。日本酒が欲しくなりますね…

お食事

希味室町店のお食事

お食事は手鞠寿司4貫に赤出汁の味噌汁。手鞠寿司はやや硬めの握りですが、一口サイズで食べやすいです。

デザート3種

希味室町店のデザート3種

左から順にガトーショコラ、ココナッツぜんざい(キウイとパイナップル入り)、ほうじ茶シャーベット。デザートが3種類も出てくるなんて、甘いものが好きな人にとってはたまらなく嬉しいでしょうね、きっと。

創作おせち料理もやっています…年末になったらお店のwebサイトで詳細確認を

ここまで読んで希味に興味をもたれたあなた。でも、京都から遠くに住んでいるから行けないなぁ…と思っているなら、正月のおせち料理を注文するという手もあります。

2020年の創作おせちは全32品の三段重でお値段配送料込みの20,000円。毎年年末が近づいたらwebサイトで案内が出ると思いますので、思いついた時にチェックしてみてはいかがでしょうか。

お一人様もいいけど、やっぱり大人数での宴会向きかな…創作料理とおすし 希味室町店へのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄烏丸線・四条駅(阪急京都線・烏丸駅)より徒歩5分

こんな感じの希味室町店。僕のようにお一人様でも十分料理を楽しめますが、やっぱり大人数での宴会に最適です。飲み放題をつけられるかどうかわかりませんが、料理代の上限が安く抑えられているので、「お金がない…」という人にとっても十分満足してもらえるのではないでしょうか。

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

希味室町店

創作料理とおすし 希味室町店 [star rate=”4.0″]
住所:京都府京都市下京区高辻町587
電話番号:075-351-4211
営業時間:ランチ 11:30-14:00 LO、ディナー 17:30-22:00 LO
定休日:無休
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)

P.S. 希味の近くには、こんなお店もありますよ…

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大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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