ニッタヤガイヤーン|普通のファミレスがタイ料理の有名店に。その理由は…

By 大堀 僚介

今回取り上げるのは、ニッタヤガイヤーンというイサーン料理のチェーン店。イサーン料理とは、タイ東北部のイサーンと呼ばれる地域の料理を指し、トムヤンクンのよう一般的に知名度の高いタイ料理とは違った料理が楽しめます。

そのニッタヤガイヤーン、日本で言うならデニーズやすかいらーくに対応するような、ごくごく一般的なチェーン店。このブログ執筆時でバンコク周辺に13店舗を展開しているのですが、いずれもBTSやMRTからは遠い場所にあって、旅行者にとってはちょっと利用しにくいお店でもあります。

しかしこのお店、今となってはただのチェーン店では片付けられなくなってしまいました。ある料理が絶品と評判になってしまい、一躍タイ料理の超有名店に仲間入りしてしまったのです。その料理とは…

ニッタヤガイヤーン|ごく普通のチェーン店がタイ料理の有名店に仲間入り!その理由は…

ガイヤーンという、いわゆる鶏のグリルです。このガイヤーンのあまりの美味さのために、今や観光客もわざわざ足を運ぶような人気店になってしまいました。

今回僕は、13あるチェーン店のうち、比較的都心から行きやすいと思われるラマ4世通り沿いにある支店に行ってきました。地図上最寄駅と思われるMRT・シリキット女王国際会議場駅を下車して、Googleマップに従って東へ歩きます。スマホとGoogle先生がいれば道に迷うことはありませんが、やっぱり駅から20分くらいはかかってしまいます。

途中からラマ4世通りに合流し、そのまま東へ向かうと、右手に小さなショッピングモールのような建物が見えてきます。ここが目的地のスアンプルーンマーケットで、この建物の1階にニッタヤガイヤーンはあります。真向かいにタイのテレビ局・チャンネル3がありますし、お店は通りに面しているので、比較的見つけやすいと思います。

店内はファミレスだけあって客席も多く、お一人様でも大人数でも問題なく入れます。ただ、やはり都心にある人気店なので、夕食時になるとどんどんお客さんが集まってきます。待ち時間を少なくしたければ、ちょっと早めの行動が望ましいかもしれません。

ガイヤーン:皮がパリッと焼けていて、中はつけだれで下味がついていてジューシー…確かにこのためだけに来店する価値あり

さて、早速ですが、ニッタヤガイヤーンのフラッグシップメニュー・ガイヤーンをご紹介しましょう…

ニッタヤーガイヤーンのガイヤーンラージ

ガイヤーンはスモールサイズ(半羽:110タイバーツ)とラージサイズ(1羽:220タイバーツ)の2種類があるのですが、上の画像はラージサイズです。見事にこんがり焼けた骨付き鶏肉に、フライドガーリックとソースが2種類ついています。

では、実食…まず、皮がパリッとしてますね。とは言っても、ポテトチップスを食べたときのような食感ではありません。皮が本当に薄いので、パリッとしているのですが、もっとはかない感じ。本当に一瞬です。このはかなさが、かえって食感を印象づけるように思います。

そして中は、すでにお酒を含んだ醤油だれに浸かっていたようで、つけだれと肉汁が混ざってとってもジューシー。ほとんど味付けのないシンプルなガイヤーンも良いですが、このつけだれガイヤーンも良い味してますね。そのままでもスイスイいけてしまいます。

それに加えて、3種類の味変アイテム。フライドガーリックにスイートソース、もう一つはカオマンガイのナムチムのような、ちょっとスパイシーなたれ。それぞれお好みでつけてもらえれば良いのですが、僕はやっぱりフライドガーリックにハマりました。ここのガイヤーンとフライドガーリックは、まさに悪魔の組み合わせ。脂でベトベトになる両手をもろともせず、ガンガン消費スピードが加速していきます。

その結果、当ブログ開設後初めての…

ニッタヤーガイヤーンのガイヤーンラージおかわり

お変わり決定〜!

いや〜、さすがに1人で2羽分は疲れました。でも、後悔は全くありません。こんなに美味のガイヤーンには、おそらく日本では出会うことはないでしょうから。もし「日本で美味いガイヤーンを知っている!」という方がいましたら、ぜひコメント欄で僕に教えてくださいな。

ワタリガニ入りタムマムアン:ソムタムよりもフルーティーでおすすめのスパイシーサラダですが、ちょっとした誤算が…

ガイヤーン以外のメニューもご紹介しましょう。この日の僕がガイヤーンの他にオーダーしたのは2品。まずは1品目、タムマムアンという名のマンゴーサラダ(お値段 95タイバーツ)。ワタリガニが入っているとのことで、ちょっとリッチな予感…

ニッタヤーガイヤーンのタムマムアン

ソムタムというパパイヤサラダのことをご存知ですか?タムマムアンとは、単にそのマンゴーバージョンです。マンゴーとはいっても日本で売られているような黄色のマンゴーではなく、緑色の歯応えしっかりしたマンゴーなのですが。

タイ料理好きにはソムタムが有名ですが、僕はソムタムよりもタムマムアンの方が好きですね。パパイヤよりもフルーティーで、南国感を感じられるからです。

でも、このタムマムアンに関しては、たった1つ誤算があって…ワタリガニが生で出てきたんです。もちろん衛生的に問題ないものを使っているとは思いますが、この日はどうしても口に入れる気にならずに残してしまいました。ごめんなさい…

カオパット:甘い味付けの不思議なチャーハン…ナンプラーと合わせるとグッと味に奥行きが

そしてもう1品は、カオパットという名の、いわゆるチャーハン(お値段 80タイバーツ)ですが…

ニッタヤーガイヤーンのパッタイクン

一般的にチャーハンといえば、塩で味を整えるものという認識があります。タイでも味の強弱はあれど、カオパットは普通塩味です。

一方このカオパットは、口に入れた瞬間、かなりの甘味を感じます。干し海老の出汁も効いているのですが、それだけでは説明つかないくらいの甘さがあるのです。こんなカオパットは初めてです。

ニッタヤーガイヤーンのパッタイクン実食

もちろん、この甘いカオパットが美味しくないというわけではありません。日本で食べるチャーハンと違って、元々パラパラのジャスミンライスで作られたカオパットは、使われる油の量も少なくあっさりして食べやすいのです。

でも、甘い味付けがちょっと…という場合には、一緒に出てくるプリックナンプラーがカオパットによく合います。辛くなってしまうのが玉にキズですが、カオパットの甘味にナンプラーの風味が加わって、ぐっと味に奥行きがでてきますよ。

料理のテイクアウトもOK!ニッタヤガイヤーンへのアクセスは、最寄り駅のMRT・シリキット女王国際会議場駅から徒歩21分

ニッタヤガイヤーンでは、料理のテイクアウトもOKになっています(全部の料理でOK可どうかは分かりませんが…)。なので、ご紹介した絶品ガイヤーンをホテルにお持ち帰りして、部屋で一杯やりながら楽しむという方法もありなのです。お店の近くにホテルを予約している方は、ここのガイヤーンをおつまみに考えても良いかもしれません。

それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…

ニッタヤガイやーン

ニッタヤガイヤーン(Nittaya Kaiyang) [star rate=”5.0″]
住所:3654 Rama 4 Rd., Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok 
電話番号:02-042-6315
営業時間:10:30-21:30
定休日:なし
クレジットカード払い:可

P.S. このお店も日本人観光客には人気です…

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大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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