「亀岡と共に生きる」と地元愛あふれる熱いメッセージを掲げる人気ラーメン店・無双心。店頭にはお店で使用している亀岡産の食材を堂々と掲げ、全力で亀岡愛をアピールしている、地元の人にとっては全力で応援したくなるお店でしょう。
その無双心の地元愛満載のラーメン、どんな味がするのか気になってお店に行ってみると…
無双心 亀岡本店は、亀岡市の中心・JR亀岡駅から1km以上離れた、お世辞にも良好な立地とは言えない場所にありました。亀岡市を横断する大動脈・国道9号線から見える位置にあるので、車やバイクがあれば便利かもしれません。でも、今は京都・祇園や大阪・高槻にも支店があるので、聖地巡礼が趣味のラーメンファンを除けばほとんどのお客さんが地元亀岡の人なのでしょう。
店内はかなりこじんまりしたスペースにカウンター席が11脚。その奥に座敷席もあるので、maxで15〜20人くらいのキャパシティでしょうか。都心部のお店のような行列はありませんでしたが、ピークの時間を過ぎていてもお客さんの足が途切れない…どちらかというと堅実なイメージのあるお店でした。
無双心ラーメン:スープの野菜が決め手!見た目以上にさっぱり、でもあらゆるものを受け入れる懐の深さを感じる一杯
それでは、無双心のフラッグシップメニューである無双心ラーメン(お値段 税込750円)をご紹介しましょう。画像はこちら…
この白濁したスープを見た途端、どことなくあの天下一品のこってりスープに似ているような気がしたのですが、気のせいかなぁ…
それはさておき、まずはそのスープからいただきます…見た目通りとろみのついたスープからは濃厚な味のイメージしかできませんが、実際口に入れてみると程よい鶏+豚骨風味で意外にさっぱりしています。動物系の風味と野菜の軽やかさが半々という感じです。8種類の野菜を使っているというこのスープは一部でベジポタスープとも呼ばれ、豚骨臭さを完璧に吸収しつつ大事な味はしっかり残すといういいとこ取りを見事に達成しています。
これに対する麺は自家製のストレート中細麺。見た目以上にコシがあって、とろみのついたスープに負けない食べ応えがあります。スープにとろみがついているので、麺とスープの絡みもバッチリです。
トッピングはやや小さめながら豚バラチャーシューが3枚にメンマ、刻みネギとオーソドックス。小さな牛すじのようなお肉も2つ入っていました。たった750円でチャーシュー3枚は、肉好きにとってはかなりお得な気分になれますね。
ただ、スープの濃厚さを期待していた人にとっては、デフォルトの味付けでは少し物足りなく感じるかもしれません。そんなときにおすすめなのがこれ…
無双心では、祇園にある香煎の老舗・原了郭の黒七味と粉山椒が置いてあります。両方試してみましたが、どちらを入れても気になる刺激はスープが見事に吸収し、七味の香ばしさや山椒の清涼感だけが見事にスープに残ります。改めて「懐が深いスープだな…」と感じます。スープを濃厚にはできませんが、味の深みは確実に1〜2段階upします。途中の味変アイテムとしても、ぜひお試しあれ!
今ならふるさと納税でベジポタラーメンが楽しめます!無双心 亀岡本店へのアクセスは、最寄り駅のJR山陰本線・亀岡駅から京都駅前行きバスに乗り換え古世口バス停下車
そんな無双心のベジポタラーメン、今ならふるさと納税を使ってご自宅で楽しめます。「緊急支援品」とあるので、いずれふるさと納税には非対応になってしまうかもしれません。ラーメン好きのあなた、気になったら今のうちにふるさと納税で無双心ラーメンを試してみてはいかがでしょうか?
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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P.P.S. 亀岡には、無双心と同じく地元愛にあふれるこんなお店が…
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