奈良県には自然と調和したようなデザインのカフェが特に多いのですが、その先駆けとなった「くるみの木」というお店が、奈良市の中心地である奈良町・三条エリアから少し離れたところにあります。デザイナー兼オーナーの石村由紀子さんが1984年にオープンした癒し系カフェ。30年以上たった今では知名度が全国レベルになり、地元の人だけでなく全国からの観光客も多く訪れるようになりました…
くるみの木|日本全国にファン多数!奈良県にあるナチュラル志向カフェの先的存在
JR奈良駅から京都に向かって北に伸びるJR大和路線の線路沿いにくるみの木はあります。率直に言って、周辺には何もない閑静な住宅地。すぐ側を走る電車の音がダイレクトに聞こえてきます。
立地条件としては決して良好とは言えない場所にあるお店ですが、開店当時のナチュラル系のスタイルはそのままに、今では同じ敷地内に雑貨店cage(カージュ)と洋服店Noix La Soeur(ノワラスール)が併設されて、より多くのナチュラル志向を持つお客さんが訪れるようになりました。
店内は広々としていて、中央奥のダイニングテーブルを中心に、隣の席と十分な間隔を保ってテーブル席が10卓ほどあるでしょうか。隣のお客さんが気にならないくらいのスペースが確保されているので、友人とランチやカフェを楽しむだけでなく、読書など1人になりたい時にも快適に使えそうです。
季節のランチ:地元の野菜や季節の食材を使った週替わりの大人気ヘルシーメニュー
くるみの木では、地元の野菜や季節の食材を使った週替わりメニューのランチを予約客限定で提供しています(お値段 税別1600円)。僕が訪れたある日のメニューは…
- さつま芋のご飯
- 飛龍頭の生姜餡かけ
- 蒟蒻と牛蒡の味噌炒め
- 揚げ蓮根のサラダ
- 長芋のお味噌汁
- 紅玉のゼリー
というメニュー構成。生姜風味の餡かけや糸唐辛子で少しだけ辛味を足しているものの、全体的には薄味で、身体に負担をかけずにスーッと入っていくようなヘルシーなランチでした。
使われている野菜はどれも新鮮でえぐみが一切なく、ナチュラル志向の人には文句の付け所がないランチではないでしょうか。でも、普通の成人男性にとっては、おそらくこの量では全然お腹が満たされないことでしょう…
そんなわけで、僕も食後のコーヒーとデザートにモンブラン(お値段 税別540円)を追加しました。モンブランも自然な栗の味が生かされていて、甘すぎずに後味スッキリで個人的には好きな味。コーヒーを飲みながら、なんだかんだでまったりしながら1時間以上は過ごせたでしょうか。全然せかせかした雰囲気がなく、ゆったりとした時間を過ごせます。
まあ、コスパ的に男1人でのランチ利用はおすすめしません(あと、PCを持ち込んでの作業も雰囲気的に厳しいです)が、1人で考え事をしたり本を読んだりするにはすごく良い環境だと思います。
オンラインストアも運営中…くるみの木 一条店へのアクセスは、最寄り駅の近鉄奈良線・新大宮駅から徒歩15分
そんなくるみの木ですが、お店のwebサイトでオンラインストアを運営していて、お茶やお菓子から家具、食器、衣類まで、お店がセレクトした商品を通販で買えてしまいます。特にコロナ窩で移動が難しい今、こうした通販を活用するのも賢い選択ですね。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら
P.S. 奈良県でおしゃれなカフェをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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