今回ご紹介するお店…正直、あまり多くの人に広めたくありません。ここに行列ができるような状況を想像したくないのです。また、数量限定メニューなので、そんなに多くのお客さんにお出しすることもできません。でも、こんな店があることを知っていたら、きっとあなたは友人・知人から一目置かれる存在になるでしょう…
小松屋|大阪で創業87年の名門ビフテキ屋が提供する数量限定のハンバーグランチ
そのお店は、第二次大戦開戦前の1931年から梅田でビフテキ屋を続けている、家族経営のお店です。戦争中は家族を奈良・吉野に疎開させながら営業を続け、近くに住む人たちに食事を提供し続けていたとか。そんな心温かいオーナーから代替わりして、今は息子さんとお孫さんを中心に、伝統あるお店を守っています。
このお店…本来は1万円以上のコースメニューを提供する高級店。九州から最高級の牛肉を仕入れ、昔からの「ビフテキ」スタイルにこだわり、肉本来の旨味で勝負し続けて87年。そんな伝統と権威あるお店ですが、ランチタイムに行くとハンバーグランチがたったの1050円!でいただけるのです(ライス or パン、味噌汁、食後のドリンクつき)。
その注目のハンバーグランチがこちら…
大人のゲンコツ大のハンバーグに、野菜をじっくり煮込んで作られたデミグラスソースがたっぷりかかっています。肝心のお肉は、ビフテキで使う最高級肉の切り落としをミンチにしたもの…美味しくないはずがありませんよね。
では、ハンバーグに箸を入れます…これが絶妙な柔らかさなんです。箸で持っても崩れないギリギリの柔らかさ。口の中に入れると、お肉がハラリとほどけます。そこに大人の味のデミグラスソースと肉汁が合わさって…あとはご想像ください(笑)。
最高級肉のハンバーグが格安で楽しめる「網焼ビフテキ 小松屋」はJR大阪駅(梅田)から徒歩7分!
それでは、お店の詳細です。
JR北新地駅の11-43番出口を出て目の前、国道2号線沿いにあります。地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅からも徒歩7分の距離です。
最後に余談を1つ。ご主人曰く、「ビフテキ」と「ビーフステーキ」は似て非なるものだそうですよ。「ビフテキ」はフランス由来の高級肉を使った料理で、戦後高級肉が手に入らなくなってからアメリカンスタイルになったのが「ビーフステーキ」ということです。お店に寄ったついでに、こんなウンチクを披露するのもいいかもしれません。
P.S. 小松屋さんのすぐ近くにある、僕の大好きなお店…
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