家族4人、スキージャム勝山へ福井駅泊で行く方法

By 大堀 僚介

このブログは基本的にお一人様を念頭において書いていますが、たまには家族向けの記事も書きましょうかね。今回のトピックは、福井県勝山市のスキー場「勝山スキージャム」へ行く時の、ちょっとイレギュラーな行き方です。

家族4人でのスキー旅行…福井駅泊でスキージャム勝山へ行く方法

勝山スキージャムには「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」というホテルが併設されていて、特に家族連れならここに泊まるのがベストな選択肢でしょう。でも今年は3月末まで週末は満室の状態…なんでも、今年は雪が少なくて周りのスキー場では滑れないので、勝山にスキー客が集中しているのだとか。

そんなわけで別のホテルを探さなければならなくなったのですが、勝山市は市内全体を見てもホテルが多いところではありません。いろいろ探した結果、今回我が家はJR福井駅で一泊し、朝の直行バスで勝山スキージャムに向かうことにしたのでした。

福井プラザホテル|福井駅から徒歩1分の利便性!部屋は狭くなるが寝るだけなら問題なし

新大阪駅18:16発のサンダーバード39号に乗り込み約2時間。JR福井駅周辺は県庁所在地ながら商業施設が少なく、落ち着いた街という印象を受けました。

この日お世話になったホテルは、福井駅西口から徒歩1分。駅を出てほぼ正面に看板の見える福井プラザホテルです。

こじんまりとして、何となく昭和の雰囲気を残すこのホテル。家族経営なのでしょうか、フロントはご夫婦と思われる男女とそのお母様?の3人で交代しながら接客をしていました。

案内されたお部屋はこちら…

ご覧の通り、基本的な造りは普通のビジネスホテルです。カメラを構えた位置の左側にユニットバスがあって、部屋にはシングルベッドが3つ+窓際にエキストラベッド1つ。写真には写っていませんが、エキストラベッドの左側に小さな机があります。これで素泊まり1泊24,800円。

家族4人だとベッド以外には歩くスペースしか残りませんが、ただ寝るだけの中継地点と考えれば悪くないでしょう。駅から近く便利ですし、徒歩5分以内の距離にコンビニが3〜4件あるので、弁当やお菓子の買い出しにも全然困りません。

京福バスが運行するスキージャム勝山への直行バス…1泊2日の旅行で最も苦労したことは?

さて、問題はここからスキー場へ行く方法。マイカーがあれば問題なしですが、列車で福井入りした場合はちょっと頭を悩ますところです。

1つ目の方法は、えちぜん鉄道というローカル列車を使って勝山入りする方法。JR福井駅東口を出ると、すぐ左手にえちぜん鉄道の福井駅があります。ここから勝山駅までは約1時間。朝早くから列車はあるので、勝山駅まで行くのは問題ありません。

問題はその先。調べた限り勝山駅からスキージャム行きの公共交通機関がないのです。定期的にシャトルバスがやって来ますが、これにはホテルハーヴェストに宿泊するお客さんしか乗れません。

Googleマップによると、えちぜん鉄道の勝山駅からスキージャムまでは車で約20分の距離。運良くタクシーがつかまればいいですが、そうでなければ駅でずっと待ちぼうけを食らってしまうことになります。

そしてもう1つの方法が、JR福井駅から京福バス運行の直行バスを利用する方法(大人片道2000円、往復割引なし)。今回我が家は、この方法でスキージャムまで行きました。リフト券つきの往復運賃(大人6000円、子供4000円)が格安になったり、親子パックで割引(往復バス+リフト券で9900円)があったりと、そこは嬉しいんですが…

ズバリ言いましょう。このバスの不満なところは…

チケット制なのに席の予約ができない

ことです。これだけだと読んでいても何が不満なのかわからないと思うので、これから説明していきますね。

京福バスのWebサイトを見ていただくと、スキージャム勝山への直行バスのページに

  • 事前の予約は受け付けていない
  • 座席定員制のため、満席の場合は乗車できない

ことが書いてあります。遠くからやって来る人の気持ちとしては、せっかくの旅行を無駄にしたくないので、出来る限り予約をしてスムーズに旅が進むようにしたいじゃないですか。まずはそれが叶わなくて残念になります。そして、確実にバスに乗れるにはどうしたらいいか?を考えるわけです。

続けてWebサイトを読むと、「このバスに乗るにはチケットを買わなければならない」と書いてあります。ならば、朝早く並んでチケットを押さえればいいのか!と僕の頭は対策を導きだします。

では、朝一番で来れるようにチケットオフィスを探そう…と。でも、Webサイトのどこにもチケットオフィスの場所が書いてないんです(少なくともこの記事を書いている時点では)。福井に着いて、ホテルの人に聞いても、駅のコンビニの人に聞いても、チケットオフィスがどこにあるか知らないと言うし…あっち行ってこっち行って、家族全員連れてうろうろした結果、オフィスはえちぜん鉄道の駅構内にあるのがわかりました。今後京福バスでスキージャムへ行くつもりの人は、ぜひ覚えておいてください。

福井駅
えちぜん鉄道の福井駅は、JR福井駅東口を出てすぐ左手にあります
チケットセンター
えちぜん鉄道福井駅に入ってすぐのところに、京福バスのチケットセンターがあります

さて次の日の朝…僕は家族4人分のバスチケットを買うために、朝6:20にホテルを出ます。この日オフィスが開くのは6:40。開店前の待合室には、すでにお客さんが数人待っていました。

6:40にチケットオフィスが開いて、無事僕は家族4人分のチケットを手に入れることができました。でも、受付の人いわく、チケットが買えたからといって希望のバスに乗れるわけではない、と。結局バスに乗れるかどうかは、バス停に並んだ早いもの順だと言うのです。

このシステムって、正直どうなんでしょう?バスの定員が40名だとして、お客さんが50人来たら50人全員にチケットを売るのでしょうか?そしてバスに乗れなかった10人を「ホームページに書いてありますよね」と言ってバッサリ切り捨てるつもりなのでしょうか?

バスのチケットを売るのはこのオフィスだけなのであれば、座席管理くらいは簡単にできるはずです。それくらいはバス会社でやってもいいのではないでしょうか?トラブルの原因を自ら作っておきながら、責任をお客さんに押し付けかねないこのバス会社のシステムには、思いっきり首を傾げたくなります。もしあなたがこのバスを使ってスキージャムへ行くなら、こういった事情を理解した上で準備をする必要があります。

ちなみにもう1つ言っておくと、チケットを買うのにクレジットカードが使えません。十分な額の現金を用意しておきましょう。

スキージャム勝山行きバス
・スキージャムリフト券付き親子往復券 9900円
・大人往復券 4000円×2名

スキージャム勝山|ここのスキースクールはスピード進級で評判!

いろいろあったものの、無事スキージャム行きのバスに乗れた我が家。7:50福井駅東口発のバスに乗って、スキージャム到着は8:45分でした。

道中のバスで景色を見渡しましたが、確かに雪少なかったです。スキー場もご覧の通り…ゲレンデの一部で芝が顔を出していて、午後になるとさらに雪で覆われた場所が少なくなっていきました。

我が家がここまでやって来た大きな目的は、子供達にスキーを習わせること。昨年もここに来たのですが、インストラクターが親切なのと、独自の進級システムが気に入って、今年もここのスクールにお世話になることにしたのです。

その独自の進級システムとは…ここのスクールはレッスン時間中に進級テストをしないんです。一般的な感覚だと、90分レッスンがあれば最後の30分くらい進級テストに使われます。でもここのスクールは、最後までスキーを教えてくれて、その中で進級の基準に達したと判断されたら、後付けで進級テスト料とバッジ代を払って進級できるというシステムになっています。つまり、よそのスクールより効率的というわけです。

日中のレッスンは朝9:30から始まって、午前2コマ+午後1コマの合計3コマあります。朝9:30のレッスンに参加するためには8:40までには現地で受付をするか、事前に予約をしなければなりません。でもインターネット予約があるので、そこはご安心を。事務所は平日16時には閉まってしまうので、ギリギリの予約の時はお気をつけください。

スキーレッスン(グループ) 2レッスン×2名 26,300円
・初心者向けゲレンデ入場料 900円×3名
・進級バッジ代(Jrイエロー) 3000円

帰りの福井駅行き京福バスは、スキージャム勝山レンタルプラザ横の駐車場から

そんなこんなで、15時すぎに午後のスキーレッスンが終わって子供達が戻ってきます。帰りの福井駅方面行きバスが16:30発なのでレンタルしたスキー道具を返して、進級バッジをもらって…とやっていても、多少の時間が余ってしまうことでしょう。

この施設内にはホテルの他にも温泉や温水プールがあり、宿泊客じゃなくても利用できます。また、ホテルのフロント前には本格的な石窯をもった、スキー場併設施設のレベルを超えたイタリアンカフェ「伊炉里」も利用できます。ゲレンデを一望できる開放感あるスペースで、バスの出発時間までしばしのティータイムもいいかもしれません。

帰りのバスは、スキージャムレンタルプラザ横の駐車場から発車します(バスを降りたところと同じです)。行きのバス同様に席の予約ができないので、確実に乗るためには早めにバス停に向かうことをおすすめします。

バス停

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大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

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