東北6県の中でもマイナーな秋田県にも、お客さんが途絶えない名居酒屋が存在します。すでに数々のフードブログで紹介されている人気店・永楽食堂。駅からの道中にある他の飲食店が軒並み閑古鳥なのに対して、ここは開店直後からほぼ満席です…
永楽食堂|満足いくまで利き酒を…日本酒好きにはたまらない秋田市内の名居酒屋
今回ご紹介する永楽食堂…正式な店名は「お食事処 永楽」と言います。お食事処とつくだけあって、以前はランチタイムも営業していたようですが、今は完全に居酒屋としての夜営業のみになっています。
僕がこのお店の存在を知ったのは、秋田に着いた当日朝。なので予約できずに直接お店に向かったのですが、幸い1席だけ空いていたカウンター席に滑り込みできました。
永楽食堂に来たら「とりあえずビール」は不要!利き酒三種で最初から日本酒ワールドに浸るのがおすすめ
永楽食堂の人気ぶり…その最大の理由は「利き酒三種」というメニューの存在。壁一面に貼られている日本酒のリストの中から好きなものを3つ選べて、お値段たったの900円!という破格の安さ。
有名どころからマニアックなお酒まで、高いものだけ頼んでもお値段変わらず900円。もう、この永楽食堂では「とりあえずビール!」の一声は不要です。日本酒好きなら、ダイレクトで利き酒に入るのがおすすめです。
というわけで、僕もしょっぱなから利き酒三種を注文…あれっ、アルコール禁じゃなかったの?いやいや、ここは永楽食堂の最大の魅力をしっかり伝えないと…まず僕が頼んだのが「天の戸」「十四代」「獺祭」の有名どころ3種類…
この3杯をくいっとやりながら、ちょこちょこと料理をつまんでいきます。もうアルコール入ってるので、注文も食レポもテキトーです。悪しからず…
特大岩ガキ(お値段 650円)
とにかくデカい!でもそれだけじゃなくて、なんと牡蠣が2粒も!レモンの酸味とミルキーな牡蠣のエキス…もう、たまりません。
あん肝ポン酢(お値段 400円)
ねっとり濃厚なキモの味が日本酒に合うんですよねぇ…
ハマチの刺身(お値段 400円)
関西なら、スーパーでも間違いなくこれより高いです。これが秋田の標準価格ではないので、そこはご承知おきを…
この3品を食べ終えたところで、利き酒三種の第二弾!今度は自分で選ぶのではなくて、お店の人に選んでもらいました。お姉さんに「癖のあるお酒」3種類を注文。お姉さんの選択は「酸味の強いお酒」3種類でした…
この3種類、純粋に酸味で勝負!のものもあれば、甘味も強いお酒、微炭酸のお酒と個性の違いも楽しめます。3本のうち1本は秋田県産で、お酒の選択のセンスもバッチリです。
ポテトサラダ(お値段 250円)
小皿に山のように盛り付けられたポテトサラダ。味付けはちょっと甘めで、子供が好きそうな優しい味です。スーパーで買うお惣菜よりもお得感あり。
鶏の唐揚げ(お値段 400円)
ゴルフボール大のもも肉の唐揚げが6個。漬けダレがしっかり肉に染み込んでジューシーです。
キンキンの煮付け(お値段 550円)
何度でも言いましょう。これ一匹でたったの550円。関西でこれほどコスパが高いお店、正直思いつきません。甘辛く似た魚の煮付けと日本酒の組み合わせ…これはもう定番の1つですよね。
カレーライス:呑んだ後の〆の一皿に、ちょっぴり辛いお家カレー
永楽食堂は、居酒屋でありながらチャーハンやラーメンなどのフードメニューも提供しています。昔のランチ営業の名残でしょうか。呑んだ後の〆として一品注文していくお客さんも結構いるようです。
僕もそれにならって、最後に一品注文することにします。隣の人が頼んで気になっていたカレーライス(お値段 600円)は…
普通に定食屋で出されるカレーと同じくらいのボリューム。散々飲み食いした後の〆としては、ちょっとキツいかもしれません。家庭を思い起こさせるようなお家カレー系。ちょっとスパイシーですが、アルコールで舌が鈍感になっていれば辛いものが苦手な人も食べられるでしょう。
超人気店なので予約は必須…永楽食堂へのアクセスは、最寄り駅のJR奥羽本線・秋田駅から徒歩5分
今回僕はラッキーにも予約なしで入れましたが、やはり超人気店なので事前予約を強くおすすめします。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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