以前沖縄で24時間365日営業のいちぎん食堂というお店を訪問した後、
と気になってネットリサーチしたところ、行き当たったのが2017年1月創業の堂山食堂というお店。「マツコの知らない世界」や有名ブログでも紹介された24時間365日営業の居酒屋で、営業時間もさることながら、かなりリーズナブルに飲み食いできることでも人気のお店です。
その堂山食堂は現在梅田界隈に本店・けつね(2号店)・大阪梅田3号店の3店舗で営業しているのですが(別館は臨時休業中)、今回は本店の方にとある平日の朝10時頃に訪問。平日の朝10時なので楽勝で入店できるかと思いきや…
平日朝から大阪の飲兵衛が集結!堂山食堂 本店はこんなお店
僕の考えは思いっきり甘かった。平日のランチ前の時間帯にも関わらず、大阪の飲兵衛たちが大集結です。公式情報では、堂島食堂 本店の客席はカウンター席15脚、テーブル席36席の合計51人分。そのほとんどが若者やらおっさん達やらで埋まっていたのです。
みんなビールやら日本酒やらを片手に仲間同士でワイワイやっていて、店内はアルコールの匂いだけでなくタバコの煙もモクモク(堂山食堂はタバコOKなので、タバコ嫌いの人には辛いかもしれません)…みんな楽しそうでいいんですが、「お前ら仕事や学校ないんかい!」って感じ。朝っぱらから夜の居酒屋と同じテンションで、入店早々面食らってしまいました(ちなみに、お店はオールタイム2時間制。どんなに楽しくても、残念ながら長居はできません)。
こぼし麻婆豆腐にハムカツ…堂山食堂の人気メニューを含め、気になったものを2品注文してみた
そんな堂山食堂 本店のフードメニューはこんな感じ…
居酒屋らしく、ほとんどのメニューが一品1000円以内で収まっています。確かに値段は良心的です。お通しもありませんし、これならいろいろ注文しても3000円程度には収められそうです。
さて、問題は何を注文するか…まずはお店の看板メニューである「こぼし麻婆豆腐」と「ハムカツ」は絶対に注文するとして、他にも何かないかなぁ…そう考えながらメニューを眺めていると、メニューの隅っこの方に何やら面白そうなメニューがあるじゃないですか。
バイトさんに聞いたら、これを頼むとハムカツ(L)がついてくるとのことですし、ならばまず麻婆豆腐とこいつでいってみましょうか!
こぼし麻婆豆腐
というわけで、まずご紹介するのが堂山食堂の看板メニューの1つ・こぼし麻婆豆腐(お値段 450円+税)。器から溢れるくらい並々と注がれた麻婆豆腐、実際目の前に現れた姿は…
こんな感じ。器の大きさは中華料理のスープ碗くらいでしょうか。そこから溢れた麻婆豆腐が底の受け皿にも溜まっています。
横から見るとこんな感じ。これを見ているだけで、白ごはんが欲しくなってきますなぁ…
さて、今回はこの後登場するメニューのことも考えて、白ごはん抜きで実食。甜麺醤ベースなんでしょうか?コクのある甘めの味付けで、ひき肉や豆腐にとろりと絡んで旨味は濃厚。その一方で、山椒や唐辛子系の辛味はほとんど感じられません。辛いものが苦手な人や子供でも食べられそうな反面、辛いもの好きの方には刺激が足りないかもしれません。
でもご安心を。辛さが足りなければ、テーブル備え付けの自家製ラー油やホアジャオ粉末で自分好みの辛さに味付けを調節できますので。ホアジャオ粉末を麻婆豆腐にかけた時に立ち込める香りが、個人的にはたまりませんね。辛さだけでなくその独特な香りが刺激となって、その刺激を求めてレンゲの回転が止まらなくなってしまいます。
悪魔のケンちゃん丼〜高カロリー賄い丼〜 with ハムカツ(L)
そして、メニューを眺めていて気になって注文したのが、堂山食堂の全フードメニュー中で唯一の1000円超えメニュー・悪魔のケンちゃん丼〜高カロリー賄い丼〜。「悪魔」「高カロリー」…そんな言葉が使われるメニューって、めちゃくちゃ背徳感がある食べ物を想像させますよね?この言葉に無性に魅力を感じるのって、僕だけですか?
それはさておき、こぼし麻婆豆腐を食べ終わった頃に運ばれた「悪魔のケンちゃん丼」はこんな感じ…
小さめのすり鉢に白ごはん、その上に時計回りにサーモンの塩辛、豚の角煮、刻みネギ、キムチ、ハムカツ、そして中央にうずらの卵がトッピング。確かに痛風の人が食べたら発作が起きそうな感じはしますが、ボリュームはそれほどありませんし、率直な感想としては「悪魔」はちょっと盛りすぎかな…という気はします。
さて、まずは堂山食堂の名物・ハムカツから食べてみましょう。ハムカツとは言っても、このように見た目は筒状になっていて、僕たちが普通に想像するハムカツとは全然形が違います。「これのどこがハムカツなの?」と疑いの気持ちを持ちながら、一口ガブリと食べてみると…
断面はこんな感じ。ハムがくるりと円筒状に丸められていて、中に玉子サラダが入っているんです。名前はハムカツなれど、本体は玉子サラダをハムで包んで揚げたカツってところですかね。表面がサクッとしたカツの中からとろっとたまごサラダが出てきたものですから、一口目はちょっと驚きましたね。これ、お酒のつまみとしてだけじゃなくて、ご家庭でのご飯のおかずにもイケるやつです。見た目とのギャップも面白いので、子供にもウケるかもしれません。
その他、豚の角煮、キムチ、サーモンの塩辛…と次々にトッピングを消費。個人的にはサーモンの塩辛が面白かったかな。サーモン独特のクセが塩辛の珍味ぶりを増強していて、こいつがあればお酒がさらに進みそうです。ただ、全体的に丼飯として見れば、やっぱり「悪魔」っていうのは名前倒れかなぁ…せめて、もう一回り丼が大きかったらなぁ…そんな感じです。
平日限定の食べ放題ランチあり!堂山食堂 本店へのアクセスは、最寄り駅の阪急電鉄・大阪梅田駅から徒歩6分
そんな堂山食堂 本店では、平日限定メニューで食べ放題ランチも提供しています。その食べ放題ランチの内訳は、麻婆豆腐、自家製カレー、日替わりスープ、白ごはんが40分間食べ放題。これにハムカツ(L)が1つついて、お値段 909円+税。1000円札1枚で食べ放題なのですから、燃費の悪い学生やビジネスマンにはありがたい「激安ランチ」と呼んでもいいかもしれません。気になった方はぜひフォローしてみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
大阪メトロ谷町線・東梅田駅からも徒歩6分の距離です。
P.S. 大阪で美味しい和食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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