駅や空港で食べるものって「そこそこ美味いけど…」くらいに思っていませんか?僕の個人的経験でも、何となく「和食が食べたいな…」とかでお店を選ぶことが多くて、「これが食べたい!」と思うような店は少ないのですが、今回ご紹介するお店は数少ない例外の1つ。東京で担々麺を食べたくなったら、真っ先にこのお店が頭に浮かびます…
美華園|テレビなどメディアで話題の中国料理店…白胡麻担々麺は一杯で4つの味を楽しめる優れもの
今回ご紹介する中国料理 美華園は、本店のある鹿児島では最も古く、1945年創業と70年以上の歴史がある中華料理屋だそうです。その美華園が1996年に唯一の支店を東京の新橋にオープン。ここで提供される白胡麻風味の担々麺がVVV6やスッキリ!などのテレビ番組にも取り上げられるなど、担々麺の名店として絶大な知名度を誇ります。
では早速ご紹介します。こちらが美華園の名物・担々麺(白ご飯付きでお値段1200円)です…
目の前の器から、胡麻の香りがプンプン立ちこめます。見た目通り、相当な量の白胡麻を使っていると思われ、口に含むと鶏ガラ風味とともに濃厚な胡麻の香りが口から鼻に広がっていきます。決して辛くないわけではなく、それなりにピリリと舌を刺激するものがあるのですが、それをはるかに上回る胡麻の濃厚かつクリーミーな風味…このスープだけでご飯を食べれてしまいます。
もし美華園で担々麺をオーダーするチャンスがありましたら、まずはできるだけ肉味噌の山を崩さずに食べることをおすすめします。豆板醤や甜麺醤で味付けされた肉味噌がピリリと辛く、混ぜるとスープの味が変わってしまいます。もちろん辛くなっても美味いのですが、芳醇な胡麻の風味を楽しめるこのスープをじっくり味わってからでも遅くありません。
十分に白ゴマスープを堪能したら、肉味噌を崩して辛味をスープ全体に行き渡らせます。軽くちぢれのある中太麺がピリ辛のスープをしっかり吸い上げ、今度は胡麻の風味に加えてシャープな辛味が鼻の方へ突き抜けるようになります。そして麺を完食したら、残しておいた白ご飯をスープの中にぶち込みましょう。雑炊風のピリ辛ご飯で最後を締めれば、この一杯で3度も4度も美味しい思いをすることができます。
中国料理 美華園 新橋店へのアクセスは、最寄駅のJR新橋駅から徒歩1分
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
ちなみに、鹿児島の本店には白胡麻に加えて黒胡麻担々麺もメニューにあるとのこと。比較のためにも鹿児島に行く機会を楽しみにしています。
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