札幌に本店を構えるスープカレーの人気店・アジアンバーラマイ。札幌以外にも道内の主要都市や横浜、大阪に支店を開いていて、北海道のスープカレー文化を全国に広めるのに間違いなく一役買っているお店です。
さて、先日ちょっとした用事で苫小牧に行ってきたんですが…地方都市に行く時って、時々食事の選択に困る時があるんですよね。もちろん普通にお腹を満たすだけなら全然困りませんが、僕みたいに下手に食い意地が張っている人間としては、やっぱり美味しいものが食べたいわけですよ。
いくらスマホで簡単に調べられるからといって、Googleさん紹介のお店とのマッチングが必ずしも上手くいくとは限りません。その日の気分や体調によって「あまりいい店ないなぁ…」となって、結局面倒くさくなってコンビニで済ませてしまうことも。でも、今回はすごく楽でした。なぜなら、ラマイが苫小牧にあるのを知っていたから…
インドネシアをイメージしたアジアンチックな雰囲気…半個室メインで子供連れでも安心
アジアンバーラマイはインドネシアのバリ島をイメージして作られたお店。苫小牧店もその例に漏れず、照明を落としたウッディーな店内にはアジアンチックな調度品がいくつも飾られていて、異国情緒を感じながらゆったりとした気分で食事ができるように設計されています。
北海道らしくゆったりしたスペースに客席数は全部で45席。そのほとんどが半個室で適度なプライベート感がありますね。フードメニューはスープカレーしかありません(メニューと注文方法は過去記事を参照)が、子供向けの辛くない味付けにもアレンジできるので、小さな子供連れでも安心して利用できそうなお店です。
1日10食限定メニューのフィッシュフライを注文して驚愕のボリュームに驚く
こちらが今回注文した、1日10食限定のフィッシュフライ。ライスとスープカレーは大盛り(どちらも無料!)、札幌での経験をもとに辛さは7→10(とりあえずのmax)にupしています。注文して待つこと10分ちょっと、フィッシュフライが目の前に運ばれてきて、そのインパクトに驚きました。下の画像では伝わりにくいと思いますが…
このフィッシュフライ1枚がとにかくデカい!下手するととんかつ1枚くらいのサイズはあろうかというフィッシュフライ、それが2枚も…そしてお値段据え置きの税込1200円。特に育ち盛りで燃費の悪い学生さんにとっては、神レベルのありがたさですな。
では、早速スープの方から…本店と同じくトマトの酸味と各種スパイスが効いたチキンベースのスープカレー。辛さは前回よりupしていますが、これでちょうどマジックスパイスのスープカレー涅槃くらい。後半になるにつれてじんわり額に汗をかいてきますが、辛いだけでなくカレーの旨味もしっかり感じられるバランスの取れた辛さです。
そして、このスープカレーにココナッツ風味のライス・ナシクーニンを投入。こうすると、ご飯粒の隙間にスープが染み込むと同時に、ライスのココナッツ風味がカレーに溶け出していくわけです。こうしてライスと一体になったカレーは、スパイスの辛さとココナッツの甘い香りで舌と鼻を同時に刺激するヤバい代物へと変貌を遂げ、そいつを一旦口に入れたが最後、満腹感が得られるまでスプーンの回転が止まらなくなってしまいます。
ところで、今回の主役・巨大フィッシュフライ。ボリューミーで衣はサクサクで、見た目だけでラマイのスープカレーの満足度を高めてくれそうな存在。でも正直言って、食べてみるとスープカレーとは噛み合わなかったです。白身魚が淡白な味なので、スープカレーだと濃度的に役不足というか…スープカレーでひたひたにして食べるのもありですが、濃厚ソースをかけてご飯と一緒に食べる方が確実に美味いと思います。
味のぶれの心配なし!アジアンバーラマイ 苫小牧店へのアクセスは、最寄り駅のJR室蘭本線・苫小牧駅から徒歩3分
そんなわけで、僕個人的にはフィッシュフライはちょっと…でしたが、スープカレー自体は札幌の本店と全く同じ味で十分満足できました。チェーン店化で味が大きくぶれるお店が多い中で、本店と同じ味が楽しめるって地元の人にとっては嬉しいことですよね。もしあなたが今後苫小牧に行くことがあるとして、ラマイ 苫小牧店は昼夜ともに安心して利用できるお店としておすすめできるところです。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
アジアンバーラマイ 苫小牧店 5点満点中
住所:北海道苫小牧市木場町1丁目10−10
電話番号:0144-84-3650
営業時間:11:30-21:30
定休日:無休
駐車場:あり
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
P.S. 北海道で美味しいスープカレーをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
P.P.S. 後日、大阪にあるアジアンバーラマイ 大阪あびこ店でキンタマーニにチャレンジしてきました。その時の様子がこちら…
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