東京都江戸川区に「うなぎ界のラーメン二郎」と評されるうなぎ和友(うなぎかずとも)といううなぎ屋さんがあります。平日のランチタイム限定営業というかなり訪店のハードルが高いお店なのですが、うなぎの量がすごいだけじゃなくコスパも良くて、食べログの口コミやフードブログなどで絶賛の声多数。そんなお店があると知ったが最後、食いしん坊の端くれとしては「絶対に行かねば…」となってしまいますよね。
そんなわけで、朝から長時間並ぶ覚悟でとある金曜日にお店を訪問。やっぱり噂通り、行列がすごかったですね。どのくらい凄かったかというと…
とにかく行列がものすごかった…江戸川区の人気店・うなぎ和友はこんなお店
僕がうなぎ和友に到着したのが開店の70分前の9:50頃だったのですが、この時間ですでに2人の先客がいて驚きました。その後の10分間でその行列は10人くらいに成長し、開店の直前(この日は20分前にお店を開けてくれる神対応!)にはすでに目視で計測不能なくらいになっていました。
実は僕、去年(令和4年)の年末年始にも一度うなぎ和友に来ていて、あえなく撃沈した経験があるんですよね。この時の訪店時間はランチタイム真っ盛りの12:30頃。閉店時間までまだ余裕あるし、大丈夫だろうと思ってたのですが、行列の最後尾の人から「もう売り切れらしいですよ。」と伝えられてガッカリしたのを鮮明に覚えています。
店員さんによると、日によってお客さんの数にばらつきはあるものの、早い時には開店時間に並んでいる人で売り切れになってしまう日もあるのだとか。ということは、確実に入店するには最低でも開店時間前には並んでおかなければなりません。
さらに、うなぎ和友にはカウンター込みで席数が20席あるのですが、感染対策からなのか店内を密にしすぎないように運営しているようです。仮に売り切れ前にお店に到着できたとしても、相当な待ち時間を要することになると思われるので、特に遅めの時間に来る時にはかなりの覚悟が必要ですね。
うな重 福:うなぎ和友が「うなぎ界のラーメン二郎」と呼ばれる所以となった超人気メニュー、実際試してみると…
それでは、うなぎ和友が「うなぎ界のラーメン二郎」と呼ばれる所以となった超人気メニュー・うな重 福(お値段 税込4300円)をご紹介しましょう。注文してから待つこと10分弱、目の前に…
蓋つきの重箱に汁椀、お新香、鰻のタレがお盆に乗って運ばれてきました。きっと、この蓋の中にラーメン二郎に例えられるような超絶ボリュームの鰻重が入っているんでしょうな。そう期待しながら重箱の蓋を開けると…
大きなうなぎの身が4切れ、右側の身は重箱に収まり切らずに折り曲げられています(うな重 吉の方は、うなぎの身が縦に3切れ乗ってました)。これはすごいですな。一般的なお店の鰻重と比べて倍以上(うなぎ2匹半分らしいです)のうなぎが入っています。これを見れば、うなぎ和友が「うなぎ界の二郎」と呼ばれるのも「さもありなん」って感じですね。
実は、うなぎの量が凄すぎることが仇になって、このうな重が販売中止になっていた時期があるらしいです。今となってはこのうな重が復活して、さらに新型コロナ禍も落ち着いて堂々と食べられるようになって、ホント幸せな世の中になりましたなぁ…
このうな重を横から見るとこんな感じ。重箱の縁ギリギリまでご飯が詰まっていて、その上にうなぎが乗っています。うなぎの量もすごいですが、その下に敷いてあるご飯の量もかなりの大盛り…というか、大盛りを超えてデカ盛りのレベルと言ってもいいでしょうね。
それでは、いよいよ実食へとまいりましょう…この鰻、箸で持とうとすると簡単に崩れてしまうんですよね。それくらい身が柔らかいです。脂の乗りは程々って感じで、脂が焦げた香ばしさはそれほど感じませんが、その分白身の滋味深い味をじっくり堪能できます。
蒲焼にはなっていますが味付けは最小限で、脂の乗りも程よい感じで比較的あっさり系。鰻4切れあっても意外とスルリと食べられちゃいます。
もし味付けが物足りなければ、若干コッテリ系の鰻のタレを追いがけして味を濃くすることもできますし…
卓上の山椒や唐辛子でピリリとアクセントを加えることも可能。でも、せっかく4切れもあるのですから、あっさり系の味とこってり系の味を両方じっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
それにしても、この価格帯でよくぞここまで…って感じです。普通に考えたら、これだけ鰻をたくさん食べられたら5〜6000円くらいは余裕でしそうですけどね。これだけ安く食べられると、「この鰻は国産じゃなくて中国産なんじゃないか?」という別の意味での心配も出てきて当然なのですが、うなぎ和友で使っている鰻は鹿児島県産とのこと。これでもう、余計な心配をせずに思う存分お腹を満たせますね。
うなぎ和友のその他のメニュー例(値段は税込)
- うな重 吉 3400円
- 白焼定食 小3100円
- うな玉丼 1400円
- 地鶏親子丼 900円
- 豚玉丼 900円
うな重は同じ料金でうな丼への変更可能です。
もちろんお弁当のお持ち帰りにも対応…うなぎ和友へのアクセスは、JR総武本線・新小岩駅から都営バス新小22番系統葛西駅行きに乗り換え、江戸川区役所前バス停下車徒歩3分
こんな感じで、うなぎ和友のうな重はかなりのボリュームがあるので、食べ切れる自信がなければお弁当のお持ち帰りにして自宅やホテルで食べるのがいいと思います。ヘタしたら、その日の夜ご飯までこれでイケちゃうかもしれませんしね。とにかくコスパと迫力は満点。うなぎ好きを自称するあなた、イートインでもテイクアウトでも、うなぎ和友のうな重をぜひ一度試してみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
お店の評価に客観性を持たせるために、他のブログの口コミも紹介しておきますね…
美味しく頂けるように考えながら食べ進める。
厚みのある鰻でボリュームもあり、
大盛りなご飯にもほどよくタレが染み込み
ガツガツ食べてしまう。
注文したのはうな重吉、いわゆる並だ。
それでトロッしたボリュームでこの厚みとこの量
そしてこのお値段はホントにありがたいありがたい。
うなぎ愛好会〜美味しい鰻屋さん情報館
うなぎ屋さん探訪141〜東京都江戸川区「うなぎ 和友」ウナギは箸で持つのが大変なくらい柔らかく、口に入れるととろけます。
まさかウナギでとろけるって表現を使うとは思いませんでした(´゚Д゚`)ンマッ!!
ご飯もふっくらと炊きあがり、このたれの染み込んだご飯が最高の味わいです。
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