梅田 ワーフ(Wharf)というお店がやたらと人気らしい…という噂を聞きつけて、しばらく前から虎視眈々と機会を待っていたところ、梅雨明けのとある金曜日にそのチャンスが巡ってきました。
このお店は2016年創業の比較的新しいお店で、牡蠣をはじめとした新鮮な魚介を提供するイタリアン&オイスターバーとして営業中。フードブログの口コミは上々、インスタなどSNSもかなり賑わっているので、大阪の食いしん坊なら一度くらいは名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
その梅田 ワーフのランチをターゲットに、開店時間の30分前に到着するように電車に乗り込みます。「人気店だし、平日でも並ぶんだろうな…」とある程度の行列を覚悟して、JR大阪駅方面からお店に向かって歩いていくと…
意外にも圧倒的に女子率高し…人気イタリアン&オイスターバー・梅田 ワーフはこんなお店
梅田 ワーフは交通賑やかな通りに挟まれたOIT梅田タワーという建物の1階にあります。Googleマップを頼りに歩いて行くとビル内に案内されるのですが、お店の入り口はビルの外にあるのでご注意を。一旦ビルを出て、ぐるっと裏へ回ってお店の入り口へ向かいます。
開店時間の約30分前、この日の僕は一番乗り。ちょっと拍子抜けの感がありましたが、平日だしそんなものでしょうか。スマホでネットサーフィンをしながら待っていると、その10分後くらいからチラホラとお客さんが集まり始めます。開店時間直前で20人弱の行列になっていたでしょうか。やっぱり人気店、さすがです。
とは言え、食べログの掲載情報によれば、梅田 ワーフはテラス席を合わせて全部で134席もある大型レストラン。多少の行列では、開店と同時に満席になってしまうようなことはありません。どちらかというと、入店はしやすいけれど、注文してから時間がかかるタイプのお店でしょうか。
あともう1つ気になったのが、お客さんの女子率が圧倒的に高いこと。これは意外でしたね。行列に並んだお客さん、僕以外全員女性でした。何ででしょうね?ぱっと見、お店側には女性だけに訴求力を発揮する要素は見当たらないのですが…まあ、女性に喜ばれそうなお店であることは間違いないようです。
梅田 ワーフのランチメニューは全部で6種類…土日祝日はお値段upするので平日の利用が吉
そんな梅田 ワーフで食べられるランチメニューは全部で6種類(値段は税別)。
- オイスターチャウダー 1200円
- オマールエビのオムレツ 1200円
- 濃厚雲丹のカルボナーラ 1400円
- 半熟卵のハンバーグ 1300円
- 焼き牡蠣とカキフライの食べ比べランチ 1500円
- 高級食パンと牡蠣づくしのスペシャルランチ 1700円
オイスターバーですが、牡蠣以外のメニューも揃えてくれているのは嬉しいですよね。これなら牡蠣が苦手な人でも安心して利用できます。
このうち、焼き牡蠣とカキフライの食べ比べランチ以外には、難波の高級食パン専門店「非常識」の食パンがついてくるとのこと。パン好きの方にとっては、この「高級パン」という単語も気になるところではないでしょうか?
1つ注意が必要なのは、これらのランチメニュー全てにおいて、土日祝日は料金が150円(+税)加算されます。なので、可能であれば平日のランチタイムを利用するのが吉ですね。
梅田 ワーフのランチ最上級メニュー・高級食パンと牡蠣づくしのスペシャルランチを食す。食べてみた感想は…
さて、今回僕が注文したのは、梅田 ワーフのランチメニューで最上級の高級食パンと牡蠣づくしのスペシャルランチ。画像はこちら…
木製の盆に乗っているのは、右手前から左へ順に高級食パンのトースト、牡蠣グラタン、カキフライ、上の段に行っていぶりがっこ入りタルタルソース、生野菜サラダ、オイスターチャウダー、小豆バター、ベイクドチーズディップ。画像を見返しても、特に牡蠣グラタンにボリューム感を感じますね。
さあ、どこから食べ始めようか…まずは高級食パンをそのまま食べてみることにしました。あらかじめ入った切れ込みに沿ってパンをちぎろうとしたのですが、パン生地の粘りが市販の食パンと段違いですね。口に入れた時のもちもち感やしっとり感も比べ物にならないし、そこはさすが高級食パン!といったところ。
ただ、個人的な好みを言えば、もう少ししっかりトーストしてある方が好きですね。トーストの香ばしさがほとんど感じられませんでしたし、全体的に温度が低めで中途半端な印象もありましたし(ちなみに、頼めばパンの温め直しはしてくれるようです)。
そんな理由もあり、このトーストの味付け用にベイクドチーズディップと小豆バターが用意されていたわけですが、両方を試した挙句、最終的には…
この食べ方に落ち着きました。食パンを味わうという意味では少しもったいない気もしますが、美味しく食べられればそれもまた良しですよね。
続いて、見た目にボリューム感のある牡蠣グラタンへ。フォークですくってみると、中から中程度の大きさの牡蠣がプリッと出てきました。口の中に放り込むと、牡蠣の独特の風味とベシャメルソースがいい具合に中和しているというか、牡蠣の風味とバターの香りが穏やかに口の中に広がっていきます。
そしてカキフライ。衣に覆われているとはいえ、こちらもなかなかの粒の大きさを感じます。ご想像通り衣はカリッとしていて、中から濃厚な牡蠣のエキスが出てくるわけですが、このカキフライにかけたいぶりがっこ入りタルタルソースが大正解!いぶりがっこのスモーキーな香りとコリコリ食感が、カキフライに新たなインパクトを与えてくれています。
最後にオイスターチャウダー。この中にもしっかり牡蠣が入っています。なので、ランチ全体で牡蠣は合計5粒ですね。これも牡蠣グラタンと同様、牡蠣とマッシュルームの風味が控えめに感じられる穏やかな味付けになっています。スープだけなら、牡蠣が苦手な人でも飲めるんじゃないか?ってくらい。でも、このスープも少し温度が低めだったのが残念かな…
こんな感じの梅田 ワーフの最上級ランチ、お値段的には立地も考えると妥当なところでしょう。ただ、個人的には「もう少し温かい状態で出してくれたら良かったな…」と感じました。実際はそんなことないでしょうが、料理ができて少し時間が経った状態くらいに感じられたので…
毎年夏にはビアガーデンも…梅田 ワーフへのアクセスは、最寄り駅の阪急電鉄・大阪梅田駅から徒歩2分
そんな梅田 ワーフでは、毎年夏にビアガーデンもやっています。解放感抜群のテラス席でキンキンに冷えたビールをグイッと…想像するだけで口の中にヨダレがわいてきませんか?蒸し暑い夏を元気に乗り切るためにも、機会があればビアガーデンも利用してみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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