忙しくて自宅で朝食を準備できない時、通勤や通学途中で安くて美味しいお店があると、毎日通いたくなるほど重宝しますよね?今回は、大阪屈指のグルメ街・福島にあるそんなお店をご紹介。そのお店は福島天満宮のそばで朝7時から営業しているうどん讃く(さんく)で、たったの390円で提供される朝定食が仕事前のビジネスマンに大人気!同じ福島の人気ラーメン店・烈志笑魚油 麺香房 三くの2号店としての背景もあり、大阪の麺好きにとってはかなり注目度の高いお店です。
今回はそのうどん讃くの朝定食をターゲットに、とある月曜日の朝7:30頃にお店を訪問。ネットでは「売り切れ必至」とされているこの朝定食ですが…
立ち食いうどん的で誰でも気軽に利用できる…うどん讃くはこんなお店
僕がうどん讃くに到着した時にはまだまだ時間が早かったせいか、店頭にも店内にもほとんどお客さんがいませんでした。店内にはカウンター席とテーブル席を合わせて席数が21席あるのですが、朝定食を食べ終えてお店を出るまで僕の他にお客さんは2人だけ。この日がたまたまそうだっただけかもしれませんが、7:30くらいまでであれば比較的余裕で朝定食にありつけるのかもしれません。
店内に入り、まずは左手にある券売機で食券を購入します。メニューはこんな感じで、かけ、ぶっかけ、釜あげ、釜玉、すだち醤油、カレーうどんの6種類の基本メニューから食べたいものを選び、お好みに応じて10種類以上あるトッピングやご飯などをアドオンしてカスタマイズしていきます。食券を発行したらその右手にある注文カウンターに提出し、そこでうどんを受け取ってから奥にある座席に移動して食事。食べ終えたら食器を返却口に戻して退店…という流れになっていて、椅子に座って食べられるもののかなり立ち食いうどん店のシステムに近いです。誰でも気軽に利用できる雰囲気はいいですね。
朝定食:うどん讃くの店名通り、税込390円で提供される朝食メニューがお得すぎた
それでは今回のターゲット、うどん讃くの朝定食をご紹介しましょう。うどんと白ごはん、生卵、冷奴に小鉢が1品ついて、お値段 破格の税込390円なり…
よく見ると、うどんがちょっと変わった色をしています。これはうどんに「香味麦芽」なるものが混ぜてあるからだそうな。「香味麦芽」入りのうどんってネットで検索してもうどん讃く以外にヒットしなかったんですが、全国津々浦々探してもこのお店でしか出していないものなんでしょうかね?
まあ、物珍しさよりもまずは味が大事。というわけで、早速うどんをすすってみると…表面はツルッツルで、噛み心地がもっちりかつプリッとした感じの麺になっています。これを食べて、麺の太さは全然違うんですが、西中島の人気ラーメン店・人類みな麺類で使われている全粒粉入り麺を思い出しました。この香味麦芽も、麺に混ぜると全粒粉と同じような効果があるんでしょうかね?そんな難しい話はともかく、少なくとも他所のうどん屋さんではまず食べることができない面白い食感の麺であることは間違いありません。
一方のお出汁は見た目にすごく透明感があり、薄味ながらいりこの出汁感がしっかり感じられます。これ、関西人はすごく好きな味だと思います。特に朝方、まだ身体が半分眠っている状態の時にこのお出汁を胃袋に流し込むことで、じんわりと身体が目覚めていくような感覚になるのがいいですね。朝っぱらからうどんをおかわりしたくなっちゃいます。
このうどんの他に、この朝定食には冷奴と小鉢(この日は茄子のお浸し)…
さらに白ごはんと生卵がついています。たったの390円で、ボリューム感もすごいですよね。
うどんを平らげた後、卵かけご飯(TKG)をサラサラとかき込んで朝食終了。卵でしっかり栄養補給もできたし、朝ごはんとして文句のつけようがない内容でした。このお値段でこれだけ食べられて、満足しない人なんているのかな?って気すらします。最近飲食店はどのお店も値上げ傾向にありますが、どうかこのまま店名通りの390円でこの朝定食を続けていってくれると嬉しいなぁ…
食べログうどんWEST百名店連続受賞の店で朝食を…うどん讃くへのアクセスは、最寄り駅のJR東西線・新福島駅から徒歩3分
こんな感じのうどん讃く、実は2017年から食べログのうどんWEST百名店を連続受賞しているという、非常に輝かしい実績も携えたお店。朝から食べログ百名店のうどん屋で食事できるなんて、うどん好きにとっては感激レベルの話ではないでしょうか?今後も本町にあるUdon Kyutaroとともに、大阪の朝うどん文化を是非とも盛り上げていってもらいたいものです。もしあなたも近くに行くことがあれば、ぜひ一度うどん讃くの朝定食をお試しください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
JR環状線の福島駅からだと徒歩5分で行けます。
P.S. 大阪で美味しいうどんをお探しのあなた、是非こちらの記事にも立ち寄っていってください…
P.P.S. 今回ご紹介したうどん讃くの隣は、毎年冬にものすごい長蛇の行列をつくるこのお店…
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