時屋レスポワール(時屋L’espoir)は、新大阪・西中島南方エリアにあるつけ麺専門店・時屋の3店舗目として2018年に天六でオープンしたお店。時屋グループの各店舗はそれぞれ他の2店舗にはない独自の味を出して営業していますが、この時屋レスポワールは本店よりもフレンチ色を強く出したスタイルで若者の支持を集めています。
今回はこのお店でしか提供されないおしゃれなつけ麺・モダンプレートをターゲットに、とある土曜日の12時頃にお店を訪問。このつけ麺が実際どんなものなのか?興味があればぜひ最後まで記事をお読みください…
現代風のバーのようなおしゃれな雰囲気…時屋レスポワールはこんなお店
今回ご紹介する時屋レスポワールは、大阪メトロ・天神橋筋六丁目駅の13番出口から南に歩いてすぐのところにあります。大通り沿いにあるので、お店は比較的見つけやすいです。道路を挟んで斜め向かいに人気ラーメン店・ストライク軒があるので、このお店を目印にするといいかもしれません。
僕がお店に到着した時には、ちょうど店頭で入店待ちをしていた若者2人が店内へ案内されるところでした。店員さんに先に食券を買うように促され、店内の券売機で食券を買ったところで店内に案内されたので、土曜日の真昼にも関わらず実質待ち時間ゼロで入店できたことになります。
店内をざっと見渡すと、カウンター席が6脚とテーブル席が3卓で、14人分の客席がありました。内装は時屋の本店と同じく現代風のバーのようになっていて、特に若者にとっては居心地の良さそうな空間になっています。これなら女性1人でも気楽に滞在できそうです。もしかしたら、昼間に行くより夜の方がより雰囲気が出るかもしれませんね。
豚つけモダンプレート:時屋レスポワールでしか食べられないおしゃれつけ麺、実際試してみると…
さて、今回僕が時屋レスポワールで注文したのは、時屋の看板メニュー・豚つけのアレンジバージョン・豚つけモダンプレート(お値段 税込1190円)。席に着いてから待つこと約10分、目の前に現れたつけ麺はこんな感じ…
麺が変わった形の器に乗って出てきました。この白い器の中央にある窪みに麺が収められていて、周囲に広くとられた縁にレアチャーシューと煮卵、ソース、黒胡椒が配置されています。このお皿やソースの付け方なんかは、やっぱりフレンチを意識しているんでしょうね。写真のテクがあればインスタ映えもしそうなビジュアルです。
では、早速スープからいただきましょう…濃厚な豚の旨味にふんわりとした魚介の風味があるスープ。濃厚豚骨魚介のいわゆる「またおま系」なのですが、その「またおま系」スープの中でもかなり濃厚な部類に入るのではないでしょうか。味だけじゃなくて、スープそのものに糊のような粘りを感じるくらい濃厚なのですが、このスープも含めて時屋のつけ麺は完全無化調で作られているそうですよ。カロリーはめっちゃ高そうですが、子供にも安心して食べさせてあげられるのはいいですね。
そんな感じでスープがとにかく濃厚なので、麺をスープに沈めてしまうと痛い目を見ます。せいぜい麺の半分くらいをスープに浸すくらいの感覚で食べるのがいいのではないでしょうか。その方が小麦の香りもしっかり感じられますしね。もっちりした中に適度なコシが感じられる自家製のストレート太麺で食べ応えあり。デフォルトで麺に胡椒がかかっているので、口に入れた瞬間小麦の香りと共に胡椒の香ばしい香りが心地よく鼻を刺激してきます。
さて、麺の上にトッピングされた炙りチャーシューは、とっても香ばしくてジューシーで、チャーシュー好きならハマること間違いなしの素晴らしい出来栄え。このチャーシューをつまみにビールをクイッといきたくなってしまいます。この炙りチャーシューは最後まで取っておかず、温かいうちにガブリといってしまうのがおすすめ。それに対して…
モダンプレートにのみ付いてくるレアチャーシューは、お皿についた甘口胡椒風味のソースにつけて食べるものらしいです。見た目通りしっとりジューシーなレア肉をソースで食べるなんて、つけ麺の枠を大きく超えた食べ方ですよね。もちろん、温かいスープに浸して少し熱を通したところでガブリといくのもOK。サイズが大きいので、1枚で両方の味を楽しむことができます。
そして最後の〆ご飯は、本店で食べた時の豚骨白湯バターライスとは違って和風の出汁ご飯になっていました。これは前回の辛つけとはスープが違うから?それとも、全メニューで和風出汁ご飯?そこはわかりませんが、この出汁ご飯にスープを投入して食べるより、そのまま食べる方がいいように感じました。残ったスープがもったいないし、普通にスープ割りでもいいんじゃないかな…
こんな感じの時屋レスポワールの豚つけモダンプレート、完全無化調で濃厚豚骨魚介が食べられるのはありがたいことですし、間違いなくつけ麺としてのクオリティは高いです。ただ、見た目重視でなければ、あえてモダンプレートにする必要もないかなぁ。あの白い器からスープの器まで距離ができてしまうので、ちょっと食べにくさを感じましたし…インスタ映えを狙うのでなければ、普通にノーマルかフルトッピングの「スペシャル」にするのがいいと思いますよ。
時屋レスポワールのつけ麺メニュー例(値段は税込)
- 豚つけ ノーマル950円
- クレムつけ ノーマル940円
- 鶏つけ ノーマル920円
- 旨辛豚つけ ノーマル960円
- 旨辛クレムつけ ノーマル950円
- 旨辛鶏つけ ノーマル930円
トッピングフルバージョンの「スペシャル」はノーマルの値段に320円プラス
新しい味を求めているならクリームつけ麺はいかが?時屋レスポワールへのアクセスは、最寄り駅の大阪メトロ堺筋線・天神橋筋六丁目駅から徒歩1分
今回僕が食べた豚つけモダンプレートはド定番の濃厚豚骨魚介でしたが、もしあなたが新しい味のつけ麺をお探しなら、時屋総本店と時屋レスポワールで食べられるクリームつけ麺「クレムつけ」はどうでしょうか?クリームを使ったつけ麺って、おそらく全国をくまなく探しても滅多に見つけられないんじゃないでしょうか?もしかしたら、山下本気うどんの白い明太チーズクリームうどんのように今後ネットでバズるかもしれませんしね…興味があれば、ぜひ一度試してみてください。そして、その感想を下のコメント欄に書き残していってくれるとすごく嬉しいです。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
時屋レスポワール 5点満点中
住所:〒530-0022 大阪府大阪市北区浪花町8−14
電話番号:06-6485-8728
営業時間:11:30-15:00、18:00-22:00(火曜日は昼営業のみ)
定休日:水曜日
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
クレジットカード払い:不可(食券制)
JR環状線の天満駅からでも徒歩5分で行けます。
P.S. 大阪で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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