スープカレー(soup curry)の本場・札幌で今一番長い行列ができるお店としてスープカレーGARAKU(がらく)というお店。北海道では札幌の他に千歳市、トマム、稚内に支店があり、道外では東京の中野や八王子に加えてタイのバンコクにも進出しているという、今の札幌のスープカリー業界で最も勢いがあるスープカレー専門店です。
僕が今回札幌を訪れた初日の夜、狸小路にあるガラクの札幌本店を訪ねると、運悪くこの日は店内の改装のため臨時休業になっていました。代わりにすぐ近くにある姉妹店のスープカレーTREASURE(トレジャー)を案内されたのですが、ちょっと行く気になれなくてそのままホテルへ撤退。「何とか札幌にいるうちに…」と思いながらお店のTwitterをチェックしていたところ、2日後に無事営業再開のアナウンスが出ていたので、その日の夕方の開店時間を狙ってスープカレーGARAKU 札幌本店へ行ってみました…
噂通り行列は長いけれど…新装開店したスープカレーGARAKU 札幌本店はこんなお店
僕がスープカレーGARAKU 札幌本店に到着したのは、夕方の開店時間を少し過ぎた17:10頃。階段を降りた先のお店の入り口には整理券発行機があって(開店時間の30分前から発券可能です)、この時点で入店待ち人数は6人とのことでした…
整理券を発行して、僕はそのまま階段で待機。でも整理券にはこのようなQRコードがついていて…
入店が近づいたらLINEに通知が届くようにできるので、LINEを使っている人は行列に並ばなくてもOKです。この時点から入店までの待ち時間は約40分。開店時間直後ということもありますが、思ったより待ち時間は長かったですね。
店内は奥に細長い構造になっていて、客席数は食べログ情報でカウンター・テーブル席合わせて40席。でも、実際に僕が席に着いた時には…
こんな感じで、総席数の半分近くの空席があったんですよね。ということは、僕は満席で入店できなかったんじゃなくて、お店のオペレーションがうまくいっていないために外で待つことになった、ということになります。この光景を見た時にはさすがに…
と思わざるを得ませんでしたね。
スープカレーGARAKU 札幌本店のカレーメニューは全8種類:限定メニューの北海道版鶏の唐揚げ・ザンギも密かな人気
そんなスープカレーGARAKU 札幌本店の気になるスープカレーメニューは…
- やわらかチキンレッグと野菜 1200円
- 上富良野ラベンダーポークの豚しゃぶと7種きのこの森 1290円
- とろとろ炙り角煮焙煎 1290円
- やさい15品目大地の恵 1190円
- ポークフランクとベーコンの炙りチーズのせ 1290円
- 揚げチキンレッグと野菜 1250円
- たっぷり7種きのこ 1090円
- 炙り生ラムのサイコロペッパー風味 1300円
の全8種類(値段は税込)。今まで食べてきた札幌のスープカレーの中ではリーズナブルな価格帯で、お財布に優しいところは嬉しいですよね。ライスは小サイズ(100g)か中サイズ(200g)で選択(大盛り350gは110円プラス)、辛さも1(辛味なし)〜5(大辛)までは無料で選択できます(それ以上の辛さは別途料金が必要)。
一方のサイドメニューでは、店主のお母さんのレシピを継承・アレンジして作られた「りょうばあちゃんのザンギ(お値段 税込360円)」が密かに人気とのこと。何でも、ガラクはこのザンギで『札幌で食べて欲しいザンギ厳選5店』に選ばれたらしいです。数量限定ですので、唐揚げloverの方は早めの注文を!
とろとろ炙り角煮焙煎:スープカレーGARAKU 札幌本店の1番人気メニューはこれ!実際食べてみると…
そんなスープカレーGARAKU 札幌本店の1番人気メニューは、僕はてっきりチキンレッグかと思っていたんですが、違いました。こいつです…
とろとろ炙り角煮焙煎。ライスは中サイズで、辛さは3(中辛)にしています。ビジュアルは他店と比べて遜色なく色とりどりで鮮やかですが、ボリューム的には同価格帯のアジアンバーラマイのスープカレーよりも少なめに見えます。
それはさておき、実食…スープカレーはやや強めの塩分にトマトの酸味、クミンなどエスニック系のスパイスが感じられる一方、バジル系の清涼感あるハーブの香りに和風出汁の風味もしっかり出ています。スパイシーなだけじゃなく、清涼感や和風だしの風味まで共存させて、かつ他の味とうまくまとめ上げるのはきっと簡単なことではないでしょう。その意味では、待ち時間が長くても多くのお客さんが集まる理由がよくわかります。
このスープカレーにライスを浸して…やっぱりこれを「まずい」なんて、口が裂けても言えないよなぁ。スパイシーだけど清涼感があって和風。文章で書くと何だかよくわからない味に見えますが、その味が確かにここにあるわけです。ライスは五穀米入りでヘルシーですし、食べない理由が存在しません。
そしてメインの具材・豚の角煮。大口サイズの角煮が4つ入っていたでしょうか。表面が軽く炙られていて少し香ばしく、口の中に入ると噛まなくてもホロっとほぐれて、口の中に香りを残してスーッと喉元を過ぎていきます。全体的に量が少なめだったのもあり、ものの数分であっさり完食。お店のオペレーションには改善の余地ありですが、スープカレー自体はホント楽しめました。
席に飾ってあるこのトランプが伝票代わりになっているので、食べ終えたらこれを持ってレジに向かいます。で、会計をしてもらっている間に外の券売機と同じタブレットを見つけたので画面を覗いてみたのですが…
18:16の時点で何と38人待ち…これ、遅れてきたらヤバいやつじゃないですか。ラストオーダーが20:30と早めですし、夜7時とかに普通に来たらもう食べられない…なんてこともあるかもしれません。ガラク札幌本店でスープカレーを堪能したければ、くれぐれも早め早めの訪店をおすすめします。
最後にちょっとお得な情報を1つ。このwebクーポンをスマホで店員さんに見せると、グループ全員スープカレーに舞茸トッピングがサービスされるそうです。舞茸が嫌いでなければ、ぜひご利用ください。
まずはレトルト通販で試してみるのも…スープカレーGARAKU 札幌本店へのアクセスは、最寄り駅の札幌市電・狸小路停留所から徒歩3分
さて、スープカレーGARAKU 札幌本店では、2種類のスープカレー(チキンと豚の角煮)他のレトルトを店頭でで販売しています。もしお店で食べてみて味に満足したら、カレー好きの友達などにお土産として買って行ってはいかがでしょうか?
また、今回ご紹介したように、現時点では店内での飲食へのハードルがかなり高いので、気になったらまず通販でレトルトをお取り寄せする方が賢いかもしれません。ガラクのスープカレーはAmazonや楽天などの通販サイトでも購入可能です。記事の最後に購入ページへのリンクを貼っておくので、もしよろしければご利用ください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
札幌市営地下鉄の大通駅、すすきの駅からそれぞれ徒歩5分で行けます。JR札幌駅からでも徒歩17分の距離です。
P.S. 札幌で美味しいスープカレーをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
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