全国的に続々と誕生していく二郎インスパイア系ラーメン。関西では京都・一乗寺のラーメン荘夢を語れを中心とするラーメン荘グループが圧倒的に強く、現在京都・大阪を中心に10店舗以上展開しています。
今回ご紹介するのは、そのラーメン荘グループでも大阪で一番人気と言っても良い「ラーメン荘歴史を刻め」。その勢いは大阪に留まらず、最近では関西を飛び出して名古屋や沖縄にまで店舗を広げています…
ラーメン荘歴史を刻め 下新庄本店では朝11時から食券購入可…開店前は道路の中央分離帯側の行列に並ぶべし!
そのラーメン荘歴史を刻めの本店・下新庄に、とある週末の午前中に訪問。お店に着いたのは開店時間の40分ほど前でしたが、すでに前に2人の先客が立っていました。
ここで行列に並ぶ時の独自ルールが1つ。ラーメン荘歴史を刻め 下新庄本店では、並ぶ時にお店の前の道路の中央分離帯側に並ぶのが暗黙の了解になっています。画像で見るとこんな感じ…
一方自転車で来店する場合は、みんなお店側の歩道に前輪を乗せた状態で止めています。お店の前の道路はほとんど車が通らない道なのですが、たまにトラックなど大きな車が通ることがあるので、行列に並んでいる時にも交通の邪魔にならないよう注意が必要です。
そんな感じで待つこと約40分。開店時間には僕の後ろに20人くらいは並んでいたでしょうか。僕は行列の先頭から3番目なので、待ち時間なく一巡目で入店(ちなみに食べログによると、ラーメン荘歴史を刻め 下新庄本店の客席はカウンター10脚と2人がけテーブル席1卓の12席)。入り口左手にある券売機で食券を購入してカウンター席に着席しました。
麺の量はデフォルトで300gと超絶のボリューム!少食の方は券売機横の洗濯バサミで麺150gから調節可能
ラーメン荘歴史を刻め 下新庄本店のラーメンメニューは、デフォルトのラーメンと、そのチャーシュー増量バージョンの豚ラーメン、豚Wラーメンの3種類。この日はあいにく豚Wラーメンの提供はなく、僕は豚ラーメン(お値段 税込1000円)の食券を購入しました(この日はお持ち帰り用チャーシューの提供もなしでした)。
さて、ここで注文時に気をつけておくべきルールがもう1つ。歴史を刻めのラーメンは、デフォルトで麺の量が300gと超絶ボリュームなので、きちんと食べ切れるかどうかを判断してから注文するようにしましょう。
もし麺300gがキツい…という時には、券売機右側にある洗濯バサミで麺150g(これでも普通のラーメンの大盛りくらいです)から調節できます(同じように、汁なし麺も洗濯バサミでリクエスト可能です)。一方、大盛り(麺500g)の場合には券売機で食券を追加して注文します。ただ「大盛りと野菜マシマシはギブアップ不可!」のルールがあるので、その点も注文前にご注意を…
豚ラーメン:醤油と豚骨のバランスが見事!見た目に反して意外と食べやすい二郎インスパイア系ラーメン
それでは、この日の僕が注文した豚ラーメンをご紹介しましょう。下の画像は麺200gでニンニク・野菜・アブラ全部マシです…
ラーメン荘歴史を刻めでは、このように追加の背脂が小さな器に入ってラーメンとは別に出てきます。自分の好きなタイミングで背脂を追加できるのも、特に常連さんにとっては嬉しいですよね。
横から見るとこんな感じ。豚肉を増量しているので肉のボリューム感は半端ないですが、麺を200gと少なめにしているせいか、具材の高さは思ったほどではありませんでした。
では、早速スープからいただきます…このように、二郎インスパイア系とは言いながらも、歴史を刻めのスープはほとんど乳化されていない醤油ベースのスープ。その分(?)豚骨の臭みは全く感じられず、背脂を追加で投入しても最後までしつこさを感じさせません。一駅隣のラーメン池田屋 吹田店も醤油味の濃いスープを出していますが、豚骨とのバランスの良さでは歴史を刻めの方に軍配が上がると思います。
これに合わせる麺は、二郎インスパイア系ならではの極太ちぢれ麺。ですが、これまた見た目に反して柔らかめの茹で加減で、もっちりした食感と小麦の香りを口の中に残してスルスルと胃袋に収まっていきます。
二郎インスパイア系というと、圧倒的なボリュームに醤油と豚骨が乳化したこってりスープというイメージを持たれる方がいるかもしれません。でも、ラーメン荘歴史を刻めのラーメンは、その中でも比較的こってり度が抑えめで食べやすい方ではないでしょうか。
ただ、やっぱり食べ残しを防ぐために、自分が食べられる量だけ注文するようにしましょう。スープまで完飲する必要はありませんが、麺と豚肉、野菜を綺麗に平げるとお店の人に喜ばれます。
アブラメシ:柔らかいチャーシューと背脂による一味違ったチャーシュー飯、テイクアウト可で様々な味変を楽しめます
そしてもう一品。サイドメニューのアブラメシ(お値段 税込500円)もご紹介しましょう。アブラメシとは言っても背脂だけのご飯ではなく、歴史を刻め自慢のチャーシューもたっぷり乗せた「チャーシュー+背脂」ご飯のことです…
普通の茶碗より一回り大きいサイズの器に入った白ごはんの上に、一面のほぐしチャーシューと豚の背脂がトッピング。醤油ダレの味がしっかり染み込んだ柔らかいチャーシューに背脂のコクが加わって、他店のチャーシューご飯とは一味違った濃厚な味を堪能できます。
ただ残念なことに、僕はこの時点でアブラメシの食べ方をよく知らなかったんですよね。後でネットで調べると、アブラメシにチーズ(追加50円)をトッピングすると美味いらしいです。また、テイクアウトしてマヨネーズをかけて食べるという人も…もし今後アブラメシを食べる機会があれば、ぜひこれらの味変を試してみて、下のコメント欄に感想を書いてくださいな。
こうしてこの日2品を完食したわけですが、ラーメンとアブラメシの同時完食はお店の人から見ても「かなりの猛者」なのだとか(笑)。そんなお褒めの言葉をいただき退店となりました。食べ終わったら丼はカウンターの上に乗せて、おしぼりは店の外にあるコンテナに入れて帰りましょう。
接客も素晴らしい!ラーメン荘歴史を刻め 下新庄本店へのアクセスは、最寄り駅の阪急千里線・下新庄駅から徒歩3分
最後になりますが、ラーメン荘歴史を刻めは、二郎インスパイア系ラーメン店の中でも接客が素晴らしいことでも有名です。店主もスタッフも見た目は今時のチャラい(失礼!)若者といった風貌ですが、とてもハキハキしていて物腰柔らかです。
いくら寡黙に食べるイメージの強いラーメンでも、やっぱり気分良く食べたいじゃないですか。そんな意味でも、もし大阪で二郎インスパイア系ラーメンを食べたいな…と思ったら、このお店を選択肢の1番目に持ってくることを僕はおすすめします。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店 (ラーメン / 下新庄駅、JR淡路駅、淡路駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
住所:〒533-0021 大阪府大阪市東淀川区下新庄5丁目1−59
電話番号:06-6195-5910
営業時間:11:00-15:00、18:00-24:00
定休日:日曜日、月1回月曜日
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
クレジットカード払い:不可(食券制)
P.S. 大阪で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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