人気のグルメスポットが多い大阪北摂の新興住宅地・箕面市小野原周辺で、「ブログの新ネタになるお店ないかなぁ…」とネットリサーチして見つけたピッツェリア ソジョルノ(Pizzeria Soggirno)というビザ屋さん。2019年11月創業と比較的新しいお店ですが、ここのピザ職人さんは海外のピザコンテストで受賞歴がある凄腕との話が広まって、今ではランチとディナーのピークタイムには事前に予約しないとほぼ入れない…という状況になっているようです。
今回はその人気店・ピッツェリア ソジョルノに家族でディナーを食べに行った時の話。ある週末に急に夜は外食しよう!という話になって、あらかじめリストアップしていたこのお店に電話してみると…
カウンター席もありお一人様も利用可…ピッツェリア ソジョルノはこんなお店
この日の我が家はラッキーなことに、週末の混雑する時間帯にも関わらず、ピッツェリア ソジョルノの予約があっさり取れました。夕方に車でお店に向かうと、3台分あるお店の駐車場も空いていてこれまたラッキー。まあ、仮にお店の駐車場が埋まっていても、隣にコインパーキングがあるので車の駐車場所については心配無用なんですけどね。
お店に入ると、まず万博記念公園にある太陽の塔が描かれた特製ピザ窯が僕たちをお出迎え。でもそれ以外にはほとんど装飾がないシンプルな内装になっていて、全体的には若者から小さな子供連れの家族客まで肩肘張らずに利用できるお店になっています。
ちょっと面白いな…と思ったのが、窓際に4人分並ぶカウンター席。つまり、お一人様でも問題なく利用可ということです。人気ピッツェリアを一人で利用って、なかなか勇気いりません?でも大丈夫。カウンター席は店内の空間に背中を向けるようにして配置されているので、他のお客さんの目線が全く気になりません。ピッツェリア ソジョルノは客層が幅広いお店なので、お一人様客が1人混じっていようと思いっきり浮くようなことはないと思いますよ。まあ、窓際といっても正面は駐車場なので、のんびり景色を眺めながら優雅な食事…という感じの席でもないのですが。
食べログによると、ピッツェリア ソジョルノの客席数は全部で24席。こうして席数を見ると意外とこぢんまりしたお店で、やっぱり席の競争率は高いんだなぁ…ということがわかります。改めて、訪店前には事前予約推奨です。
ピッツェリア ソジョルノにはピッツァメニューが20種類以上!ネットでは「高い」という口コミもあるけれど…
そんなピッツェリア ソジョルノで食べられるピッツァメニューは、定番系のマルゲリータやクアトロフォルマッジに始まり、今まで名前を聞いたことがないようなピッツァまで全部で20種類以上あります。ピッツァの他にも「季節のおすすめメニュー」として前菜、パスタ、メインと数種類ずつ用意されていて、コース料理のように一通り注文することも可能です。
気になるピッツァのお値段は平均的に1枚1500〜2000円くらい。ネットでは「お値段高め」という口コミもあるんですが、あなたはどう思いますか?確かにペスカトーレ(お値段 2400円)のような2000円超えのピッツァもいくつかありますが、どれもトッピングの材料費にコストがかかりそうなやつだし、一番安いマリナーラなんか1枚900円で食べられますからね。今や宅配ピザでも1枚2000円を悠々超える時代、正直僕は全然「高い」とは思いませんね。むしろリーズナブルに感じるくらい。まあ、「美味しければ」というのが大前提なんですけどね…
ピッツェリア ソジョルノのピッツァメニュー例(値段は税込)
- ボスカイオーラ 2100円
- カプリチョーザ 1950円
- クアトロフォルマッジ 1850円
- ジェノベーゼ 1800円
- ペペロンチーノ 1750円
- バンビーノ 1400円
- ナポレターナ 1100円
ピッツェリア ソジョルノで注文した全6品+1をご紹介。海外の大会で受賞歴のあるピッツァ職人の腕前はいかに?
それでは、今回我が家がピッツェリア ソジョルノで注文した全6品+1を順にご紹介していきましょう。パッと見、注文内容に偏りがあるようにも思えますが、ほぼ子供目線のチョイスということでご了承を…
スパイシーチキンフリット
まずは前菜として注文したスパイシーチキンフリット(お値段 税込850円)。クミン系のエスニックなスパイスと唐辛子を効かせていて、イタリアンというよりシルクロード的な味付け。中は鶏胸肉なのでさっぱりと食べられますが、結構ボリュームがあるので1人で注文するとこれだけでお腹が満たされかねないというリスクも…
マルゲリータ エクストラ
続いてピッツァのド定番・マルゲリータ エクストラ(お値段 税込1800円)。実はピッツェリア ソジョルノではマルゲリータだけで5種類のメニューがあるのですが、このエクストラは水牛のモッツァレラチーズを使ったとろとろチーズのやつです。
もう、これは「見たまんま」ですね。ジューシーで程よい酸味のフレッシュトマトととろっとろの水牛モッツァレラチーズで舌をメロメロにさせたと同時に、フレッシュバジルの清涼感ある香りと焦げた小麦の香りがタッグを組んで鼻を支配。さらに薄生地のもちもち感が歯を通じて脳に遠隔攻撃…さすが国際大会で受賞歴のある職人のピッツァ。これを頼めば間違いない!という出来栄えですが、せっかくだから他店では食べられない「黄色トマトを使ったマルゲリータ」なんかも試してみたかったなぁ…
ペスカトーレ
3品目としてテーブルに運ばれてきたのはペスカトーレ。とろとろトマトソースに海鮮出汁がブレンドして旨味が増幅、そこにガーリックの香りがアドオンされて、口の中に入れた瞬間これまたあっさりと頭を支配されてしまいます。加えてムール貝やアサリ、エビ、イカ、白身魚など、海鮮ネタがめっちゃ具だくさん!これだけトッピングが豪華に乗っていれば、ちょい高めのお値段 2400円も十分納得です。
グアンチャーレを使ったカルボナーラ
ピッツァ2枚を平らげたあとは、子供大好きの定番パスタ・カルボナーラの登場(お値段 税込1800円)。グアンチャーレとは簡単に言うと豚の頬肉を使ったベーコンで、本場のイタリアではカルボナーラにはパンチェッタよりグアンチャーレを使うことが多いんだそうな。
グアンチャーレから豚肉の甘みとコクが溶け込んだ濃厚ソースがねっとりと絡み、さらに挽きたて黒胡椒が心地よく香るこのパスタは、子供だけに食べさせておくにはもったいない一皿。パスタの茹で加減はアルデンテより少し柔らかめで、味付けはやや大人嗜好ながら子供たちがペロリと平らげるくらい食べやすくなっています。
オマール海老(半身)のトマトソースクリームパスタ〜リングイネ〜
5品目は、今回の注文でメイン的な扱いになるオマール海老(半身)のトマトソースクリームパスタ(お値段税込1980円)。ただでさえトマトとクリームが混ざった濃厚なソースにオマール海老の出汁がしっかり溶け込んで、酸味と甘味、海老の香りが三位一体となって押し寄せるインパクトの強い味。リングイネはやや柔らかめの茹で加減でもちもち所感があり、これまた食いしん坊達の味覚にハマったようで、あっという間に皿が空になりました。
ナポリのミートソースパスタ〜ラグー・ジェノベーゼ〜
6品目はアメ車並みの燃費の悪さを誇る食いしん坊からの追加注文・ナポリのミートソースパスタ〜ラグー・ジェノベーゼ〜(お値段 税込1700円)。とろとろに煮込まれた牛肉をそのままパスタソースとして、ペンネと一緒にいただきます。
口に入れた瞬間にとろける牛肉から放出される肉の旨味がとにかく強烈。一方のペンネも上2皿のパスタとは違って歯応えが残る硬めの茹で加減で、かなり食べ応えのある一皿になっています。ミートソース好きの期待を裏切らない重厚な味のパスタ。食後に十分な満足感が得られることは間違いありません。
さて、そろそろ「デザート食べたい!」と言われるかな…と警戒していたところ、最後の一品を食べている最中にお店からケーキのサービスが…
店内で食事をしているお客さん全員に振る舞っているようですね。これは嬉しいサプライズ。おかげでデザート代が助かりました。
気になるお会計は、ドリンク代含めて12,000円くらい。まあ、確かにパスタ系は見た目お値段高めに感じるかもしれません。でも、実際に食べてみたらその値段にも納得です。一言で感想を言えば、「そりゃ、流行るわな…」という感じ。北摂エリアで気軽に利用できるイタリアンとして、リストアップしておく価値は十分にあると思います。
焼きたてナポリピッツァのテイクアウトにも対応!ピッツェリア ソジョルノ(Pizzeria Soggiorno)へのアクセスは、最寄り駅の大阪モノレール・豊川駅から徒歩17分
そんなピッツェリア ソジョルノでは、焼きたてナポリピッツァのテイクアウトにも対応しています。このお店の近くに住んでいるなら、もはや宅配ピザの出番はないんじゃないでしょうか?僕がお店にいる間も、ピッツァをお持ち帰りする地元のお客さんがバンバン来てました。ピッツァ好きのあなた、イートインでもテイクアウトでも、機会があればぜひ一度お試しください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
コメントを残す