2018年6月5日に浅草で創業した味噌汁専門店・MISOJYU(みそじゅう)。味噌汁専門店って僕の中では京都の四条河原町にある高級味噌汁専門店の志る幸以来なのですが、外国人観光客が多く訪れる東京・浅草にそんなお店ができたことは、和食文化の発信という意味でも好ましい流れじゃないかな…と個人的には思います。
それはさておき、このMISOJYUでは毎朝8時からモーニングメニューを提供していて、東京滞在中のある日に朝食目的でお店を訪問しました。この味噌汁専門店ではどんな味噌汁が楽しめるんでしょうか?すっごく楽しみにして浅草に向かっていくと…
すでに外国人観光客の朝食スポットに…MISOJYU 浅草本店はこんなお店
僕がMISOJYU 浅草本店に到着したのが、とある週末の朝7:20頃。この時点で先客が1人店頭にいて、この時間帯から僕の後にもパラパラと人が集まり始めました。ただ、この時間帯に集まってきた人の半分以上は外国人だったんですよね。うまく言葉にできませんが、なんか凄い時代になったなぁ…と感じます。
開店時間の8:00には、すでに行列は30人以上になったでしょうか。これに対してお店の方はかなりこぢんまりしている(というか、正直狭い)のですが、1階に厨房とお一人様用の小さなテーブル席が6卓、奥の階段を上がった2階にもテーブル席があって、食べログ情報では総席数が22席となっています。2階のスペースはギャラリーにもなっていて、おしゃれな和の雰囲気を感じながら食事ができるようになっているようです。そんなところも外国人観光客の間で人気になっている理由なのかもしれません。
浅草の味噌汁専門店・MISOJYU 浅草本店で食す朝ごはんセット、実際試してみてどうだった?
それでは、今回僕が注文したMISOJYU 浅草本店の朝ごはんセット(お値段 税込770円)をご紹介しましょう。画像はこちら…
おにぎりと味噌汁、煮卵ハーフとお新香という基本構成になっていて、別料金でおにぎりなどを追加することも可能です。味噌汁は豚汁で使う大きなお椀で出てきましたね。一方のおにぎりは…
しお、明太子チーズ、しゃけ、うめ、玄米、スパイシーツナの6種類から選べるのですが、今回僕はスパイシーツナを選択しています。
まずはこのおにぎり、大塚の名店・おにぎりぼんごの大きなおにぎりとは対照的に、成人男性なら一口でパクリといけちゃいそうなサイズ感です。おにぎりは手に持つと崩れそうになるくらいの柔らかさで、口の中でご飯粒がハラッとほぐれていく感覚が楽しめます。
そして主役のお味噌汁…この日の具材はなす、きのこ、三つ葉の3種類でした。なすが大きめにカットされていて、あまり煮込みすぎてクタッとなっていない状態で出てきたので、味噌汁でありながらなすの瑞々しさを感じることができました。一方で味噌汁は赤味噌ベースなのですが、朝食ということを考慮に入れても薄味かなぁ…鰹節や昆布の出汁感もほんのり感じることはできますが、もう少し濃いめの味でもいいように思います。
こんな感じのMISOJYU 浅草本店の朝ごはんセット、手軽におにぎりと味噌汁を楽しむという意味ではリーズナブルでいい感じのメニューだと思います。でも、我々日本人が「普段とはちょっと違う味噌汁を楽しみたい」と思ったら、選ぶのはこの朝ごはんセットではありません。モーニング以降の時間帯だったら、僕達日本人が「おっ!」と思えるような味噌汁を提供してくれるのかな?そんなわけで、僕的にはこのMISOJYU 浅草本店にはランチタイム以降に訪店するのをおすすめします。
東京ソラマチに2号店あり…MISOJYU 浅草本店へのアクセスは、最寄り駅のつくばエクスプレス・浅草駅から徒歩4分
そんなMISOJYUは、浅草本店の他に押上の東京ソラマチで2号店を営業しています。この2号店は本店より1時間遅れの朝9:00から営業しています。公式情報によると2号店の席数は35席あって、ワンフロアなので浅草の本店よりはゆったり過ごせそうです。ガッツリお腹を満たすというより、東京スカイツリー観光で疲れた時の休憩を兼ねて利用するのがいいんじゃないでしょうか。
それでは、お店の詳細です…
MISOJYU 浅草本店 5点満点中
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目7−5
電話番号:03-5830-3101
営業時間:8:00-16:00
定休日:無休
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)
東京メトロ銀座線・浅草駅からだと徒歩5分で行けます。
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