大阪の住宅地・茨木市にある人気タイ料理レストラン・レモングラスハウス。元々は梅田に近い中崎町で営業をしていたお店ですが、2016年に茨木市に移転。飲食に関してはお隣の高槻市と比べてやや地味な印象の茨木ですが、少しずつお客さんが集まるお店が増えてきた気がします。
そのレモングラスハウスに、とある土曜日のランチタイムに訪店したのですが…
レモングラスハウス|中崎町から茨木に移転した人気タイ料理店は思ったより高級路線だった
お店の場所が細長い三角形の角にあたる部分にあって、予想以上にこじんまりしていました。客席もカウンター席が6脚と、奥になかば無理矢理設置したような小さなテーブル席が1卓。「ここは元々小さなバーだったんだろうな…」と感じるような造りです。
そんな小さなお店なので、きっと開店後すぐに満席になるだろうな…と思っていたら、意外にも最後まで空席がちらほら。その理由の1つがテイクアウト。お店が都会から住宅地に移った影響か、お持ち帰りして自宅でタイ料理を楽しむ人が多かった印象です。
レモングラスハウスではテイクアウトメニューも結構充実しているので、お近くにお住まいの方はぜひご利用ください。同じメニューでも店内で食べるとそれなりの値段がするので(その分ボリュームはありますが)、正直言ってテイクアウトする方が経済的にかなりお得です。
パイナップルチャーハン:カレー風味のタイ米が口の中でパラパラほどけ、豊富な具材で微妙な味の変化が楽しめるワンランク上のタイ式チャーハン
それでは、この日に僕が注文したパイナップルチャーハン(お値段 税込1500円)をご紹介しましょう。画像はこちら…
僕の期待に反して、普通のお皿で出てきました。白状すると、僕は時々テレビで紹介される「中身をくりぬいたパイナップルを器にしたチャーハン」の写真を撮りたくて、このパイナップルチャーハンをオーダーしたんです。その写真が記事の頭にバーン!と貼ってあれば、あなたも他の読者も興味を持ってくれるかなぁ…と思って。
でも、残念ながらその目論見はもろくも崩れ去ってしまいました。気を取り直して実食といきましょう。
ご覧のように、ライスは黄色く色づいています。カレーパウダーでジャスミンライスがコーティングされていて、食べるとほんの少しですがスパイスの刺激が感じられます。このようなカレー味のチャーハンは、今まで食べたタイ料理では経験がないかもしれません。
もちろんライスにはタイ米が使われていて、口の中でライスがほどけるパラパラ食感が楽しめます。ボリュームもしっかりあるので、男性でもこの一皿で十分お腹が満たされるのではないでしょうか?
具材は大きめのエビが数尾、サイコロ状にカットされたパイナップル、レーズン、パプリカ、にんじん、ナッツ…とっても具沢山で、一口ごとに微妙に食感が変わって最後まで食べ飽きません。パクチーの香りも控えめに効いていて、一般的なチャーハンのイメージよりもかなり複雑で、綿密にに組み立てられた味になっています。
町食堂で食べられる大衆料理を高級料理店のシェフが作った感じの料理で、その分お値段も高めかな…でも味は文句なしなので、美味しいタイ料理を食べたくなった時にはレモングラスハウスを候補の1つに加えても良いと思います。
ちょっと接客が残念…レモングラスハウスへのアクセスは、最寄り駅のJR京都線・茨木駅から徒歩2分
そんな感じで、予想に反してやや高級なタイ料理を提供するレモングラスハウス、多くの口コミでも見られるように接客にはやや残念なところがあります。
僕も正直「この接客怖いな…」と感じるところがありましたし、知人・友人などと楽しく食事したい時にはこのお店はおすすめできません。ただ、それを理解した上で美味しいタイ料理を食べたいというなら、レモングラスハウスはきっとあなたの期待に応えてくれることでしょう。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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