京都発祥で、今や東京、神奈川、熊本など全国に店舗展開するとんかつチェーン店・名代とんかつかつくら。1995年の創業から30年弱で全部で20数店舗展開(惣菜店込み)、全国的にも一定の知名度と評価を得ているこのお店は、京都でとんかつを語る上では絶対に外せません。
今回はその名代とんかつかつくらの本店である三条本店で、ド定番メニューのロースカツ定食を食べるべくお店を訪問。他にも魅力的なメニューが多数ある中、このロースかつがお店のルーツですから、グルメ情報をブログで発信する身としては一度は食べておかなきゃなりませんよね…
意外や意外、外国人比率がめっちゃ高い…名代とんかつかつくら 三条本店はこんなお店
名代とんかつかつくら 三条本店は、河原町三条から三条通のアーケードを西に向かいしばらく歩いたところの北側にあります。店舗は三条通から少し奥まったところにあるので少しわかりにくいのですが…
こんな感じで通りに出ているメニューを目印に、ここから暖簾をくぐって奥へ進むとお店の玄関が見えてきます。
僕がお店に着いたのは夕方の6:30頃。この時で僕の前に並んでいた先客は2人だけでした。この時は待ち時間5分ほどで入店できたんですが、僕が食べ終えて外に出た7時頃には、ざっと見積もって20人くらいの長い行列ができていましたね。かつくらって割と大衆的なとんかつチェーン店なのに、これは正直意外…ランチやディナーのピークにお店に来ようと思えば、それなりの時間並ぶことを覚悟しなければならないでしょう。
食べログによると、かつくら 三条本店の総席数は全部で52席。お店の奥には個室もあるようで、スペースも割とゆったりしているので、小さな子供連れでも安心して利用できるのではないでしょうか。
もう1つ意外だったのが、圧倒的な外国人比率の高さ。僕が店内にいたときは感覚的にお客さんの8〜9割が外国人で、店内は英語と中国語が飛び交っている状態でした。聞いたところによると、かつくら 三条本店は外国人向けの某旅行ガイドブックで紹介されていて、京都旅行を楽しむ外国人観光客のターゲットになっているんだそうな。新型コロナに対するあらゆる制限がなくなったのもあると思いますが、京都にいながら外国のレストランにいるような不思議な気分になってしまいました。
ごはんや味噌汁、キャベツがおかわり自由で満腹保証!名代とんかつかつくら 三条本店のメニューはこんな感じ
今回僕は名代とんかつかつくら 三条本店でド定番のロースカツを注文するつもりでお店に来たのですが、メニューを渡されて迷いが生じました。というのは、デフォルトバージョンのトンカツに加えて、高級豚の平田牧場三元豚や、数量限定ですが同じく平田牧場の金華豚を使った豚カツがメニューにあったからです…
金華豚のハンパない旨さは過去に大阪・八尾のとんかつレボリューションで体験済み。メニューを眺めているだけでヨダレが滴り落ちそうな感じです。あの金華豚のとんかつをまた食べられるのなら、3680円払っても全然惜しくはない…そんな感じで数分間、頭の中でバトルが発生していたのですが、結局初志貫徹することで落ち着きました。
そうそう、かつくらの豚カツメニューについてくるご飯、味噌汁、キャベツは何回でもおかわり無料です。これはもう「満腹保証」と言い換えてもいいですよね。2000円あれば確実にお腹が満たされるのですから、「お金がなくてもガッツリ食べたい日はトンカツ」という選択になるのは当然なわけです。かつくらには季節限定メニューもあるし、何回訪れても食べ飽きることはないんじゃないでしょうか?
名代とんかつかつくら 三条本店のメニュー例(値段は税込)
- とんかつロース 80g1300円〜
- とんかつヒレ 80g1440円〜
- 平田牧場三元豚ロース 120g2080円〜
- 平田牧場三元豚ヒレ 120g2220円〜
- 海老かつ(5尾) 2240円
- ロースかつ重 1500円
- ヒレかつ重 1640円
とんかつロース:京都から全国へ…名代とんかつかつくらのド定番メニュー、気になるお味はいかに?
というわけで、京都から全国へ店舗展開する名代とんかつかつくらのド定番メニュー・とんかつロースのご紹介。注文してから待つこと約20分、目の前に運ばれたロースカツはこんな感じ…
見た目にはまさに「直球ど真ん中」の、昔ながらのロースカツ。それでも白ごはんには京都の名店・八代目儀兵衛のお米を使うなど、細かいところでこだわりがあるんですよ。画像右側にあるすり鉢と胡麻もその1つ。これもかつくらならではで…
すりゴマをあらかじめお好みの程度に擦っておき、この中に2種類あるとんかつソースのうちお好みの方を流し込んで、すりゴマとソースを混ぜて使います(今回僕はノーマルのとんかつソースを選択)。
では、実食といきましょうかね。程よい衣のサクサク感と、しっかりとしたロース肉の歯応え…今流行りのレアとんかつのようなジューシーさはありませんが、代わりに絶対に味を外さない安定感がありますね。
で、すりゴマが加わったとんかつソースなのですが、ベースのフルーティーでまろやかな味に胡麻の香ばしさとコクが加わって、舌にも鼻にも記憶に残る印象的な深い味になっています。もしかしたら、このすりゴマがかつくらの独自性を打ち出している最大の要因かもしれません。
こんな感じで、ご飯や味噌汁のおかわりも駆使して満腹になるまでロースカツを堪能。とんかつそのものも安定したクオリティを持っている上に、特に大食いさんにとってはお値段以上のお得感も得られます。やっぱり、リーズナブルにがっつりお腹を満たすならトンカツですな。かつくらなら、間違いなくそんな欲望を100%満たしてくれます。
とんかつのテイクアウトも可能…名代とんかつかつくら三条本店へのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩4分
そんな名代とんかつかつくら 三条本店では、各種とんかつメニューやお弁当のテイクアウトにも対応しています。近くのホテルに泊まっている時は、お持ち帰りして部屋で食べるのもありなんじゃないでしょうか?イートインだと時間帯によっては30分待ち覚悟。一方、お持ち帰りなら事前予約ができるので、待ち時間なしで商品を受け取れますよ…
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
名代とんかつ かつくら 三条本店 (とんかつ / 京都市役所前駅、三条駅、京都河原町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
住所:〒604-8036 京都府京都市中京区石橋町16 三条通寺町東入ル
電話番号:075-212-3581
営業時間:11:00-21:00
定休日:無休
駐車場:なし
クレジットカード払い:可(PayPayや電子マネー、交通系ICにも対応)
京阪電鉄・三条京阪駅から徒歩7分、阪急京都線・京都河原町からだと徒歩8分で行けます。
お店の評価に客観性を持たせるために、他のブログの口コミもご紹介しますね…
ロースのかつ。柔らかくて、脂が旨かった。
衣がふわふわ感が。よく利用する「K○K」ではこの食感はなかったなあ。
千切りキャベツ、お味噌汁、ご飯(十穀米と白飯のどちらかを選択)がお代わり自由だった。
キャベツをお代わりした。
とんかつの相手はキャベツ。ベストコンビ。
お味噌汁は白味噌ベースだったかな。
因みに「かつくら」ではお店によって味噌汁の味と具を変えているらしい。
拘りのとんかつ。旨かった。
連日長時間勤務で疲れていたけど、後で電車に乗ってから、豚肉が効いてきたように感じました。
P.S. 京都で美味しいとんかつをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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