大阪屈指のラーメン人気店・人類みな麺類が令和2年7月に東京へ進出してから2年とちょっと。東京でも行列が絶えない人気になっているとの噂は流れてきていて、いつかチャンスがあれば行ってみたいなぁ…と僕も思っていたんですよね。
で、この前ちょうど東京へ行くことがあったんですが、中途半端な時間に着いたのでランチの選択肢がググッと狭くなってしまったんです。まぁ、到着が遅くなることはわかっていたことですが、Googleさんによると僕が事前にチェックしていたお店はだいたい2時には閉店になってしまうようで、品川に着いてからちょっと途方に暮れてしまいました。
そんな時にふと人類みな麺類 東京本店のことを思い出したのは、我ながらファインプレー。Googleさんで午後も通し営業をしていることを確認して、そのまま山手線に乗り換えてお店のある恵比寿に向かったというわけです。さて…
「行列が絶えない」は本当だった…人類みな麺類 東京本店の気になる待ち時間はどのくらい?
「行列が絶えない」という噂は本当でしたね…僕が人類みな麺類 東京本店に着いたのが、とある土曜日の午後14:15頃。この時点でお店の前には10人くらいの行列ができていて、僕の後にも続々と人が並んでいきました。
人類みな麺類 東京本店の店頭には、こんなツタンカーメンみたいな石像が3体並んでいて、お店の目印みたいな存在になっています。この偽ツタンカーメン像のところでちょうど行列の折り返しになって、ここから道路側にはみ出るように後の人が並んでいきます。
で、少し並んだらまた折り返し…という感じで並ぶので、ちょっと人が集まるだけで列が3列、4列…になって、お店の前の路地を完全に人で埋め尽くしてしまうかのようになってしまいます。まぁ、車がほとんど通らない路地にお店があるから、そんな並び方ができるんですけどね…
結局、この日は僕が列に並び始めてから20分ほどで入店できました。お店を出る時には入店時よりも長い行列になっていたので、「空いている時間を狙って…」なんてことは考えずに食べたい時に来店する方が賢いかもしれませんね。
メニューも含めて大阪の店とはいろいろ違いが…人類みな麺類 東京本店はこんなお店
さて、人類みな麺類 東京本店の店頭にはメニューが掲げられているのですが…
大阪の本店や梅田バルチカのPremiumのメニューと、メニューが微妙に違うんですよね。例えば、原点、macro、microに続く第4のラーメンメニュー「らーめん骨」の存在。つい最近できたメニューで、煮干しを題材にしたラーメンのようですね。今のところ大阪では食べられなさそうだし、やっぱりこれは押さえておかなきゃいけませんよね…
さらに、なんと東京本店ではチャーシュー2枚乗せが可能に!これは人類みな麺類のチャーシューにハマっている人、全員歓喜ですよね。巨大な豚の角煮とも表現できるあのチャーシューが1枚追加でたったの200円プラスですから、もちろんこのオプションも大阪から来た人間としては追加するしかありません。
メニュー以外にもいくつか違いはあります。例えば、製麺室の存在。つまり、東京本店では自家製麺を使っているということになります。あのパツパツ感がある麺とどう変えてきたのか、そこもやっぱり気になるところではありますね。
あと、店内に客席がカウンター席が5脚と2人がけテーブル席が6卓と、比較的お店の規模は小さめです。また東京ではUbereatsをやっていて、テイクアウト商品を運ぶ配達員さんがひっきりなしにお店を出入りします。つまり厨房内ではイートインとウーバーイーツ用の両方の調理をしているわけで、店内に入店してからも着丼までそれなりに時間がかかると考えておく方がいいでしょう。
こんな感じで、大阪のお店とはいろいろな部分で違いがある人類みな麺類 東京本店。その中で1つだけ変わっていないものを挙げると、東京でもミスチルのライブ映像が常に流れています。ミスチルファンの方、良かったですね…
らーめん骨:大阪では食べられない、人類みな麺類 東京本店の新メニューは一体どんな味がするのか?
それでは、今回僕が注文した人類みな麺類 東京本店の新メニュー・らーめん骨をご紹介しましょう。下の画像はチャーシューを2枚に増量していて、お値段 1200円+110円で税込1310円なり…
う〜ん、想像していたより小さな器で出てきましたね。全体的にボリュームは少なめでしょうか。でも、やっぱり分厚いチャーシュー2枚乗せは神々しく見えますね。これは後のお楽しみとして大事にとっておくことにしましょうか。
では、早速スープからいただきます…丼全体で見ると茶色く濁っていて濃厚そうな印象のスープですが、レンゲですくってみるとこのように割と透き通っています。口に入れてみると若干温度はぬるめで、薄口のいりこ出汁が感じられるんですが、当初期待していた濃厚煮干し系の味とは大きく離れていて、例えるなら関西のうどん出汁のような感じでしたね。
一方、これに対する麺は、大阪の本店と見た目は似ている全粒粉入り中太麺…ですが、食べてみると全然違う食感の麺になっています。独特のパツパツ感はなく、うどんのようなもちっとした食感の麺。先ほどのスープと合わせて、ここまでは何か関西のうどんを食べているような感じ。スープも麺も、正直言ってかなり意外でした。まあ、決して「まずい」わけではなく、そういうものだと思えば美味しく食べ進められるんですけどね。
でも、実はこうして麺をすすっている最中、僕はずっと違和感を感じていたんです。麺の量と比べてスープがかなり少ないような…その違和感の答えは食べ終える直前に判明するのですが、それについては改めてお話しすることにしましょうか…
ここで人類みな麺類の名物である極厚チャーシューの登場。大阪のお店に通っている人なら、このチャーシューをもっと食べられたらいいのに…と思ったことがある人は多いはず。そんな願いをこの東京本店では叶えてくれる!と思っていたのですが、よく見るとチャーシュー1枚の厚さが2/3くらいになっていましたね。これは現在の世界情勢を反映してのコストカットでしょうか?そう考えると何も言いようがないのですが…味の方は本店で食べるチャーシューと遜色ないので、その点はご安心を。
こんな感じで食べ進めていき、残り1/3を切ったくらいのところで、ずっと感じていた違和感の理由が判明。ホントは食べ終わりの汚いところを見せたくないのですが、その違和感の理由を説明するために画像を1枚載せますね。下の画像をご覧ください…
丼の底に煮干しの粉末が大量に溜まっていたんです。こいつが丼を底上げするような感じでずっと存在していて、今まで僕が飲んだスープはその上澄みだったというわけです。
これをみた時、「実は、この大量の煮干し粉末と上澄み部分がしっかりブレンドされている状態が本来のスープなんじゃないか?」僕はそう思ったんです。でも、着丼したラーメンからは事前に撹拌された形跡はないし(もし撹拌されていたら、さすがに麺にも煮干しの粉末がついているはず)…
なので僕、これはきっとスープの撹拌を忘れて出てきたものに違いないと思ったんです。で、確認も含めて近くにいた店員さんにやんわりと聞いてみたんですが…どうやらミスでも何でもなく、これが間違いなくらーめん骨の完成系らしいですね。
ならばはっきり言いましょう。このらーめん骨は失敗作だと僕は思います。なぜって、煮干し粉末の層と上澄みスープの層の味が違いすぎて、味変どころではないからです。上澄みスープで麺をすすっていた時には普通に食べられていたのですが、下の粉末が麺に絡むようになると煮干しのえぐみに加えてかなり強めの塩分も(煮干しのえぐみだけならいいんですが)…せっかく注文して申し訳ないですが、この最後の煮干し粉末が塩辛すぎて、僕は最後まで食べきれませんでした。
食べ終わって当時を思い出しながらこの記事を書いていても、このラーメンが本来どういうラーメンなのかが未だにわからないんですよね。煮干し粉末で味変を狙っているなら味が強すぎるし、最初から煮干し粉末を混ぜて食べるものなら、初めて食べる人に向けて食べ方の説明がないとあまりに不親切。そもそも混ぜるのが前提ならスープいらないじゃん!最初から煮干し粉末のまぜ麺で作ってくれればいいのに…僕はそう思うのですが、今この記事を読んでくれているあなたはどう思いますか?もしあなたも人類みな麺類 東京本店でらーめん骨を食べて、僕とは別の感想をもっていたら、ぜひ下のコメント欄に一言書いていってもらえるとすごく嬉しいです。
大阪で食べ慣れた人も来店する価値あり?人類みな麺類 東京本店へのアクセスは、最寄り駅のJR山手線・恵比寿駅から徒歩4分
そんなわけで、この人類みな麺類 東京本店の新メニュー・らーめん骨、正直僕はリピートする気にはなれないですね。らーめん原点を食べられれば僕は十分幸せなので、もし再訪のチャンスがあったとしても、らーめん原点を中心に、たまにらーめんmicroやらーめんmacroを楽しんでいくことでしょう。
でも、東京の店では大阪の店とは違う麺を使っているので、同じらーめん原点でもきっと食後の感想は変わってくるんでしょうね。もしかしたら、スープも少し変えてきているかもしれませんし。大阪で慣れ親しんだらーめん原点がどんな感じになるのか、そこにはちょっと興味あるなぁ…僕と同じように大阪で人類みな麺類を利用したことがある人は、東京と大阪で食べ比べをしてみるのもいいかもしれませんね。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
人類みな麺類 東京本店 (ラーメン / 代官山駅、恵比寿駅、中目黒駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目10−3 プラネックスアンペール 1F
電話番号:非公表
営業時間:11:00-23:30(土日は10:00開店)
定休日:無休
駐車場:なし(目の前にコインパーキング6台分あり)
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
東急電鉄・代官山駅からだと徒歩6分で行けます。
お店の評価に客観性を持たせるために、他のブログの口コミも紹介しておきますね…
「らーめんmicro」に煮卵トッピング。焼豚の枚数が選べて1枚で。
まずはかなり濃い色味のスープから。
一口目「しょっぱい(汗)」
ちょっと醤油の分量間違えてない!?ってくらいしょっぱいです。。。
勘違いかもしれないと思い、二口目「やっぱ、しょっぱい(汗)」
うーん…これがデフォルトだとするとorderを大失敗したか(汗)
好みがあるので全否定はしないけど、少なくともオレは二度と頼まないメニューかな。。。
Issy’s Diary
『人類みな麺類 東京本店』で痛恨のオーダーミス!?いやもう原点とかもうまいんだけどやっぱmacroへの期待は異常。
中で着丼待ちがいる中入店したので提供時間は少しかかりましたが
遅いほどではありません。※ちなみに回転もまあまあ良いです。
いざ着丼されてしまうとやはりデカすぎる肉に驚かされますね…
デカすぎ脂すぎ分厚すぎ。
いつもの貝の香りもしていますっ。
いただきます。
あー!!やっぱ貝出汁うめぇぇぇぇ!!!
何かとろみを感じるような柔らかい口当たりのスープは綺麗系だけど
すっごい味が強いのです。何と言っても貝。それも燃えよ麺助とは
また違った感じの貝出汁スープ。
1番違うのは豚由来なのかみりんなのか何なのか私には
分かりませんが甘みを強く感じるとこです。
これが美味しい〜!
ラーメン魂!
人類みな麺類 東京本店P.S. 東京で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
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