世の中いろいろなラーメンがありますが、牡蠣をテーマにしたラーメンを提供しているラーメン屋は、僕が知っている限り京都ではここだけかな…どんな味がするのかちょっと興味があって、近くに用事があったときに立ち寄ってみたのですが…
霽レ空|京都でここだけ?1日60杯限定の名物・牡蠣そばを食べてみた
どうやらこのお店の代表メニュー・牡蠣そばには、牡蠣そのものは入っていないようですね。お店に入ってからその事実を知って、ちょっと…というかかなり残念。でもせっかくなので、目的の牡蠣そばを食べて帰りましょう!
霽レ空(ハレソラ)の店内は、奥に長いスペースにカウンター席が10席程度。入り口を入って右手前奥に4人がけのテーブル席が1卓あって、僕が行った日には小さな子供連れの家族客が使っていました。
まずは入り口すぐ右側の券売機で食券を購入します。霽レ空のラーメンメニューは牡蠣そばを含めて合計4種類。うち、牡蠣そばだけは1日60杯の限定メニュー。
この「1日60杯」というのは、何か微妙…なくなると食べられないのは分かりますが、「急いで食べに行かなきゃ…」という切迫感は正直感じられない数字です。
勝手な想像に過ぎませんが、あまり夜遅くにならなければ、牡蠣そばが終わってしまうなんてことはないんじゃないかな…少なくとも、昼の時間に食べに行けば、ほぼ確実に食べられるでしょう!
霽レ空のラーメンメニュー(値段は税込)
- 牡蠣そば(1日60食限定) 850円
- 淡彩塩そば 800円
- 中華そば 800円
- 辛まぜそば 800円
牡蠣そば:1日60杯限定の霽レ空名物は、上質な鶏清湯と牡蠣ペーストのコラボで新しい味を創出
それでは、1日60杯限定の霽レ空名物・牡蠣そばをご紹介しましょう…
このように、見た目は正統派の醤油ラーメン。中央に横たわる大きなチャーシューが印象的ですが、加えてチャーシューの左上に乗っている土色のどろっとした物体…これが牡蠣の風味を持った牡蠣ペーストです。
この牡蠣ペーストを溶かしながら食べることで牡蠣の風味を味わおう!というのが、この牡蠣そばの狙い。その魅力を存分に楽しむために、お店おすすめの食べ方があって…
- 牡蠣のペーストを溶かさず、鶏清湯と牡蠣出汁のスープを楽しむ
- 牡蠣のペーストを少しずつスープに溶かして、味の変化を楽しむ
- 牡蠣のペーストを直に麺と絡めて食べる
僕も初めてなので、このステップにならって食べ進めたいと思います。
では実食!まずはそのまま、スープをレンゲにすくって一口…
丹羽黒どりをじっくり煮込んで旨味を抽出したスープは、嫌味のない鶏の味がする透明感あるスープです。この段階では、牡蠣の風味はごくわずか…気にしていないと普通にスルーしてしまうかもしれません。
この段階で麺をすするのも、普通の中華そばとして美味しくいただけます。でも、それなら他店で食べても一緒。今のご時世、とうひちやカドヤ食堂など、レベルの高い中華そばを出すラーメン屋はいくらでもあります。
やっぱりこのラーメンのカギとなるのが、この牡蠣ペースト。少しずつ溶かしていくごとに綺麗な色をしたスープが混濁していきますが、その分牡蠣の風味がスープに溶け込んで他店では経験できないコクのあるスープに変わっていきます。
僕の個人的な好みとしては、最初からペーストを全部溶かしたくらいの濃度が好きですね。元々の鶏の旨味も残しつつ、牡蠣の風味が前面に出たスープ。ストレートな細麺にもよく絡んで旨味をどんどん口の中に届けます。
3番目の食べ方は、とにかく牡蠣を感じたい!という場合におすすめです。ただ、やりすぎるとスープに溶かすペーストがなくなってしまうのでご注意を…
二条城エリアのラーメン実力店・霽レ空へのアクセスは、最寄りののJR(京都市営地下鉄)二条駅から徒歩5分
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
P.S. 京都で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
P.P.S. 霽レ空のすぐ近くには、京都でも1、2を争う中華料理の人気店があります…
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