とある週末、京都市役所の近くでランチしたいなぁ…と思い立ち、スマホを片手に探し出したのがごはんや一芯(ごはんやいっしん)という名のお店。2018年10月に六角通沿いでオープンした和食居酒屋で、毎日お昼時にはランチを求めて多くのお客さんが行列を作るのだとか。それを見て…
早速、僕の中に宿っている食い意地が顔を出してきて、そのままの流れでお店に向かうことになりました。実際にお店に到着していきなり驚いたのですが…
噂通り行列も凄かったけれど…ごはんや一芯 京都はこんなお店
僕がごはんや一芯 京都に到着したのがその日の12:30頃。その時の様子がこちら…
パッと見で人数を把握できないくらいの行列ができていました。ビルの柱で隠れてしまっていますが、建物の中に向かって人が並ぶ姿が隙間から見えますよね?全部ごはんや一芯の行列です。この先の下り階段を降りたところにお店の入り口があって、そこがこの行列の先頭。推定ですが、この時点で30〜40人くらいの人が並んでいたんじゃないでしょうか。で、僕の後ろ10人目くらいから、ラストオーダーに間に合いそうもないということで店員さんがやんわりとお断りしてましたね。噂通りの人気店、ランチにありつくためには早めに行列に並ぶのが得策です。
この行列がビルの中に向かって折れ曲がる辺りに、この日のランチメニューが掲げられていました…
定番ランチと日替わりランチを合わせてメニューは全部で10種類。すべて和食の定番メニューですが、どれも美味しそうで何を注文するか悩みますね…どれを注文してもご飯おかわり自由でお腹いっぱい食べられそうだし、しかもそのご飯も羽釜で炊いてくれているそうですよ。そりゃあ人気になりますよね。
さて、お店に到着してから約1時間の待ち時間を経て入店。入り口で靴を抜いてお店に上がると、奥に広く客席スペースが広がっていて、食べログ情報で総席数は68席。でも、そのうちの1/4くらいは空席のままで放置されていたんですよね。この空席、もったいないなぁ…待ち時間が長かった理由の1つはこれですね。これ、何とかならないものですかね?お店の人がこの記事を読んでくれていたら、是非とも改善してほしいです。
名物 鯛茶漬け:ごはんや一芯 京都の1日10食限定ランチメニュー、実際試してみて感じたのは…
今回僕が注文したのは、ごはんや一芯 京都の1日10食限定ランチメニュー・名物 鯛茶漬け(お値段 税込1800円)。今回入店できたのがラストオーダー近くの午後1:30頃だったので、内心売り切れを覚悟していましたが、まだ残っていてよかったぁ…
注文を終えると、まずは羽釜炊きご飯が入ったおひつが運ばれてきます。そしてしばし遅れて…
松皮造りにされた6切れの鯛の切り身、それに小鉢2種類とお新香、お味噌汁がセットになったお盆が到着。鯛の身は出汁醤油の中に浸っていて、店員さんの説明によると、まず出汁醤油で食べるのがおすすめとのことでした。
というわけで、そのアドバイスに倣ってまずは切り身をそのままオン・ザ・ライス。お茶漬けに行く前に、身のぷりぷり食感とざらっとした皮目、そしてその下に潜んだ旨味をじっくり堪能します。一方の羽釜炊きご飯も一粒一粒お米がしっかり立っていて、モチッとして程よい弾力を感じる炊き上がり。さすが「ごはんや」を名乗るだけありますな。このご飯なら、お腹いっぱいになるまでおかわりしたくなりますね。
続いて、濃いめの鰹出汁を使って鯛茶漬けを作成。今度は鰹出汁とわさびの香りを楽しみながら、サラサラになった出汁ご飯と半レア状態になった鯛の切り身の食感を楽しみます。お出汁でパラパラになったご飯粒が口の中に流れ込んでくる時の刺激もたまらんですよね。そこに鰹とワサビが合わさった和の香りがふわっと漂ってきて…「日本人で良かったなぁ…」と心の底から思える瞬間です。
これでおひつが空になったので、ご飯のおかわり発動。ここまでの鯛茶漬けの2種類の楽しみ方には十分満足。でも、鯛の切り身がもうちょっと多くてもいいんじゃないかなぁ。羽釜炊きご飯がおかわり自由なのを考慮しても、正直1800円という値段とは釣り合っていないように感じます。
そんな悲しい気持ちを一旦鎮めるために、ここでお新香と小鉢で箸休め。で、一息ついて最後の1杯を鯛茶漬けで締めるべく、鯛をご飯に乗せてお出汁を回しがけしたのですが、ここでとっても悲しい事態が発覚。それは…
お出汁がちょびっとしか残ってなかったんです。これにはショックでしたね。まさか、お茶漬け1杯分のお出汁で終わりとは…世界的に物価高のご時世だし、鯛の量が少ないのはまだ納得できるんです。でも、お出汁はもうちょっとくれてもいいですよね(涙)。せめて2杯分のお出汁は欲しいなぁ。でないと、せっかくご飯おかわり自由なのに、それを全然活かせないわけで…というわけで、特に大食いさんには鯛茶漬けよりも他のランチメニューを僕はおすすめしますね。例えば…
ごはんや一芯 京都のその他のランチメニュー例(値段は税込)
- お造りと季節の天ぷら 2100円
- 豚の角煮 半熟玉子添え 1700円
- 若鶏の竜田揚げ 1300円
- カニクリームコロッケ 1300円
- 日替わりランチ 1200円
大阪の梅田や神戸三宮、東京の代官山でも営業中…ごはんや一芯 京都へのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩5分
こんな感じのごはんや一芯は、今回ご紹介した京都店の他に大阪の西梅田、神戸三宮や東京の代官山でも営業しています。どの店舗でも京都店と同様、ご飯おかわり自由の和食ランチをやっています。近くで和食ランチを食べたくなった時には、このお店の存在を思い起こしてみてはいかがでしょうか?羽釜炊きのふっくらご飯をお腹いっぱい食べることができますよ。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
京都市営地下鉄・烏丸御池駅からは徒歩9分、阪急京都線・京都河原町駅からだと徒歩10分の距離です。
ちなみにごはんや一芯 京都について、ネット上にはこんな口コミが上がっています…
P.S. 京都で美味しい定食をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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