ラーメンでチャーシューをたんまりと食べたい!という願望を持つあなたに、1つ朗報があります。京都市内で半端ない量のチャーシューを入れてくれるラーメン屋を発見しました。
今まで僕が紹介してきたラーメン屋の中では麺処 鶏谷をチャーシュー好きにおすすめしてきましたが、今回のお店も鶏谷に負けず劣らずインパクトすごいです…
元祖ラーメン大栄|圧巻のボリュームは京都で一番?チャーシューめんで出てきた肉の量がとにかく凄すぎた話
そのお店の名は「元祖ラーメン大栄」といって、河原町通を北上して丸太町通を超えたところにあります。元々は先代が本家第一旭で修行後に京都市南区で創業したお店(ラーメン大栄 本店)なのですが、二代目に世代交代した後に今の場所にお店を移し、先代から変わらぬ人気店として営業を続けています。
客席は厨房に沿ったL字型カウンターに10脚と、奥に4人がけテーブル席1卓。お店の規模からすると広めのスペースでゆったりした感じがあります。内装もシンプルで飾り気がなく、地元密着型のラーメン屋という印象です。
そんな元祖ラーメン大栄で食べられるラーメンメニューは「しょうゆらーめん(お値段 税込800円)と特製みそらーめん(お値段 税込800円)の2種類がベース。それぞれプラス150円で大盛りあるいはチャーシューめんにグレードアップできます。
チャーシューめん:ボリュームはすごいが意外とあっさり…京都の伝統店の流れをくむ古き良き時代のラーメン
まずは論より証拠。元祖ラーメン大栄の誇るチャーシューめんのインパクトをご覧ください…
ラーメン丼一面に広がる豚バラ肉。しかも平面上だけの話ではなく、縦方向にも肉が広がっています。もちろん中央の九条ねぎの下にも豚肉が…この画像を見るだけでも、この一杯にどれだけ豚肉が使われているのか十分に伝わるのではないでしょうか…
実際、麺をすくおうと箸を丼に入れてみるのですが、表面の肉の層の下にもう一段肉の層がある感じ。丼の内容物全体で考えても、最低3分の1くらいは肉が占めているのではないかと思われます。
その肉の層をほじくるようにして麺を引っ張り出すと、中からストレートな細麺が出てきました。創業時から変わらない近藤製麺所の特注麺は柔らかめでスープともよく絡み、スルスルと吸い上げやすい麺になっています。
その麺とからむスープは京都らしさ満点の醤油豚骨ベース。ただ、背脂チャッチャ系ではなくて非常にクリアなスープです。豚骨の臭みが全く感じられず、その上で旨味はしっかり出ているスープは、大栄オリジナルの味をアピールしつつもどこか懐かしさも感じさせてくれます。
そして自慢のチャーシュー。新福菜館の中華そばように無造作に並べられたチャーシューは、実は三重県の「伊賀乃もち豚」というブランド豚を使っているのだそうな。見た目より脂肪分が少ないので、これだけの量を食べても最後まであっさりいけちゃいます。ボリューム的に僕の記憶の中でも1、2を争うくらいのチャーシュー量ですし、このチャーシューめんで満足できない人っているのかな?という気がするくらいです。
そんなわけで、僕の中ではチャーシュー麺を食べたいときにまず選択肢に入ってくるお店となりました。若者ウケを狙ったお店ではありませんが、京都の伝統店の流れをくむ古き良き時代のラーメンを食べられるお店としても記憶に留めておく価値はあると思います。
大食いさんには焼き飯セットもあり…元祖ラーメン大栄へのアクセスは、最寄り駅の京阪電鉄・神宮丸太町駅から徒歩6分
もしこのチャーシューめんでもボリューム的に満足できない…という大食いのあなたには、ラーメン代+200円で焼き飯をつけられる焼き飯セットもあります。ボリューム的には半チャーハンくらいですかね。ちょっとガッツリいきたい時には焼き飯追加もご検討ください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
元祖らーめん大栄 (ラーメン / 神宮丸太町駅、京都市役所前駅、丸太町駅(京都市営))
夜総合点★★★★☆ 4.0
住所:〒602-0862 京都府京都市上京区出水町275 1階
電話番号:075-211-7196
営業時間:11:30-15:00、15:30-20:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
P.S. 京都で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
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