国産生ホルモン、黒毛和牛にこだわり、リーズナブルなお値段で新鮮な焼き肉を提供することで人気のホルモン酒場あかやしろ。京都市立病院の南側に2000年5月に創業、京都の中心部からはややアクセスの悪い場所にありながら、すでに20年以上営業を続けている京都の実力派焼肉店です。おそらく店名の「あかやしろ」は本店の住所「赤社町」から取っているんでしょうね。店名からも地元愛がひしひしと感じられます。
ある日の夜、仕事上がりに一人焼肉をしたくなって20時頃にお店に電話。席が空いているのを確認して、最寄り駅のJR丹波口駅からお店に向かって歩いていくと…
昭和時代の大衆居酒屋的でかなりいい味出してる…ホルモン酒場あかやしろ本店はこんなお店
ホルモン酒場あかやしろ本店は、昭和時代の大衆居酒屋っぽい雰囲気のある、かなりいい味出してるお店でした。お店のスペースはかなりこぢんまりしていて、建物自体の年季と裸電球様のオレンジ色がかった照明で、おっさん心をくすぐる絶妙な渋さを醸し出しています
食べログによるとあかやしろ本店の席数は全部で21席。その中でカウンター席が4脚用意されている他、小上がりの座敷席が2卓あって、お一人様焼き肉から焼肉デート、小さな子供連れの食事、仲間内での飲み語らいなど、大規模宴会以外のあらゆる用途に対応できそうです。お店の店長さんやバイト店員さんの接客も親しみやすくていい感じだし、変に緊張することなくリラックスして食事を楽しめるのではないでしょうか?ただ、焼肉の煙はもくもく出るので、臭いがついたら困る服を着てくるのはやめておく方が良いと思いますが…
赤身・ホルモン合わせて20種類以上あるあかやしろ本店の焼肉メニューから5品をご紹介。それにしても、こんな食べ方は今まで思いつかなかったなぁ…
そんなホルモン酒場あかやしろ本店の焼肉メニューは…
こんな感じ。赤身・ホルモン合わせて20種類以上のメニューがあり、これだけあれば十分に満足できますよね?この他に、お店のおすすめメニューとして…
特選レバー 880円(値段は税込)というのも。これ、僕注文したかったのですが、訪店した時には残念ながらすでに売り切れでした。焼肉以外にも…
生ものからお酒の肴系、〆のご飯までズラリ。これらのほとんどがお値段 アンダー1000円(値段は税込)なので、お財布の心配をせずに思う存分焼肉タイムを楽しむことができますよね。
それでは、今回僕があかやしろ本店で注文した焼き肉メニュー5品を順にご紹介していきましょう。
タンすじ
最初に登場したのがタンすじ 塩(お値段 税込720円)。舌の裏にある筋の部分の肉で、タンとほほ肉の中間くらいの歯応えと程よい脂の旨味が楽しめます。
ホルモンミックス
続いて目の前に運ばれたのが、ホルモンミックス(お値段 税込1200円)。ホソ、シマチョウなど全部で5種類のホルモンを、ちょいと辛味のついた味噌ダレ味でいただきます。レバーがめっちゃ柔らかくてふわふわだった(驚)。通常メニューのレバーでこれだけ柔らかかったら、特選レバーはどんな美味さなんだろうか…
天肉
3品目は天肉(お値段 税込900円)。ホルモンミックスとは違って、天肉には醤油ダレがかかっています。独特の歯応えと濃厚な肉の旨みがたまりませんな。これさえあれば、生ビール3杯は軽く行けちゃいそうな感じ。
ハラミ
4品目はホルモン焼肉の定番・ハラミ(お値段 税込1250円)。ハラミもホルモンと同じく、ピリ辛の味噌だれで味付けされていました。結構厚めにカットされているのに、このハラミも肉質がふわっと柔らかくて驚き。肉の旨味もさることながら、歯を当てるとスーッと通っていく感覚がたまりません。
ホソ
最後の品は、僕がホルモン焼肉に行ったら必ず注文するホソ 塩(お値段 税込700円)。これはもはや説明不要。プリップリの食感と脂のジュースが楽しめるビール泥棒ですな。これら5品のホルモンを…
あかやしろ本店の名物・土鍋ごはん(1.5号、お値段 税込550円)とともにいただきます。この土鍋ごはんには残念ながら、ちょっと炊きムラがありましたね。それでも、肉の脂の旨味が加わったタレで味付けされた白ごはんは文句なしの吸引力を持っているのですが…
あかやしろの味付け調味料
さて、ホルモン酒場あかやしろ本店では、上の画像のように醤油ダレ(サラッとして酸味のあるタイプ)と白胡麻、塩、粉山椒、レモンスライスの5種類の味付け調味料が用意されています。ただ、焼肉にはもともと味付けがされているので、個人的には醤油ダレの出番はないかなぁ…と感じました。アジェの焼肉タレのように「余計なタレの味を洗い流す」的なタレだったらありなんですが、それと比べるとちょっと味が強すぎるかな…
一方、くし切りじゃなくて輪切りのレモンって、ちょっと違和感感じません?だって、搾りにくいじゃないですか。搾ったら手が汚れますし、わざわざそんな不便なことをお店が強いるなんてどういうこと?って思っても不思議じゃありません。
でも、これがめっちゃ良かったんですよ。コロンブスの卵というか、「なんで今まで思いつかなかったんだろう…」って感じでしたね。実際どう使えばいいかというと…
ただその上に乗せるだけ。これで焼肉にほんのり移るレモンの香りと酸味がとってもいい感じなんです。
思い返してみると、味付けにレモン汁を用意してくれるお店でレモン汁をつけ過ぎてしまった経験ありませんか?「肉うまいんだけど、酸っぱくなっちゃったな…」みたいな。この輪切りレモンならそんな失敗を防げますし、そもそもあかやしろの焼肉にはすでにしっかり下味が付いているので、そこにレモンの風味を軽く上乗せするだけでいいんです。これだけでホソ塩もタンすじ塩も、今まで感じたことのなかったレモンと塩のベストバランスが再現性をもって楽しめました。このレモンの使い方、ホントにおすすめです。これからタン塩などを食べる時、ぜひ一度お試しください。
京都市内に系列店が全部で4店舗!あかやしろ 本店へのアクセスは、最寄り駅のJR山陰本線・丹波口駅から徒歩11分
こんな感じのホルモン酒場あかやしろ、今回ご紹介した本店の他に西院にあるあかやしろ焔、四条河原町と烏丸の中間にあるあかやしろ榮、京都駅前のあかやしろ燈と、京都市内に系列店4店舗で営業しています。本店以外の3店舗はどこも駅近で、お一人様から宴会まで幅広いニーズに対応可能。リーズナブルに新鮮なホルモンを食べたくなったら、京都市内では選択肢に上がってくるいいお店だと思いますよ。ただ、どこも人気店なので、事前予約はお早めに…
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
P.S. 京都で美味しい焼肉をお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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