赤坂璃宮と言えば、テレビなどで有名な周富徳氏や譚彦彬氏が総料理長を勤めていたことで知られる高級中華料理店(現在は譚彦彬氏の息子さんが総料理長になっています)。そんな高級店のコース料理がふるさと納税で楽しめると知って、僕は反射的に納税ボタンをポチりと押しました。
後日の東京出張に合わせて、ネットを通じて赤坂本店のランチタイムに席を予約。滅多にお目にかかることのないフカヒレの姿煮を楽しみに、本店のある赤坂に向かったのでした…
アラカルトメニューはさすがの高級店価格…赤坂璃宮で食事をするなら、時間を確保してコース料理にするのがお得
本題に入る前に、まずはサラッとふるさと納税のご紹介をしますね。ふるさと納税サイト「ふるなび」には、今回ご紹介する赤坂璃宮のコースの他に、全国の有名レストランのコース料理が楽しめる納税プランが多数揃っています。
もし興味がありましたら、下の画像リンクからふるなびのサイトに飛んで、検索窓に「ふるなび美食体験」と入力して検索してみてください。
赤坂璃宮 赤坂本店は、TBSのお膝元である赤坂bizタワーの2階にお店を構えます。総席数は公式発表で90席。商談などプライベートな個室が必要なビジネス客だけでなく、実は僕のようなおひとり様でも気兼ねなく使える使い勝手の良い高級中華料理店です。ドレスコードもないので、思い立った時にふらっと立ち寄ることもできますしね。
そんな赤坂璃宮ではチャーハンや担々麺、小籠包などが人気ですが、アラカルトメニューを見るとさすがに目が飛び出るくらいの値段はしますね。2品くらい頼むとすぐにそれなりの料金になってしまうので、時間に余裕があるときにコース料理を頼む方がお得かもしれません。
赤坂璃宮 赤坂本店のアラカルトメニュー例(値段は税・サービス料込み)
- ふかひれの姿煮 10285円
- 若鶏の唐揚げ 3630円
- 璃宮担々麺 2662円
- 福建式あんかけチャーハン 2541円
- 釜焼きチャーシュー 2541円
- 北京ダック 1枚1210円
- 上湯小籠包 1コ484円
気仙沼産フカヒレの特別コース:ランチ・ディナー共通の30組限定コースメニューをご紹介。食べてみた感想は…
それでは、ふるさと納税で30組限定の赤坂璃宮・気仙沼産フカヒレの特別コースの全メニュー4品をご紹介しましょう。ただ、30組限定とは言っても、どうやらお店側で数のコントロールをしているわけではないようです(TAKAYAMAのご主人に聞きました)。なので、今後の状況によっては30組目以降もこの特別ランチを楽しめるかもしれません。
1.焼き物入り前菜三種盛り合わせ
まずは焼き物入り前菜三種盛り合わせ。前菜三種とは言っても、お皿の上には左手前からソーセージ、鶏肉のネギ生姜ソース、合鴨の釜焼き、奥にいって野菜の酢漬け、クラゲの冷菜の5品あります。
この5品の中では、合鴨の窯焼きが一番インパクトがありましたね。鴨肉がジューシーで肉肉しいのもありますが、添えてある梅肉ソースが美味で…梅の酸味に加えて唐辛子とミントで、鴨肉の旨味はそのままに濃厚な脂をサッと打ち消してくれます。
あと、画面奥にある赤坂璃宮特製の食べる辣油も秀逸。菜館Wongの元祖・食べるラー油と比べて肉味噌感が強く、ニンニク臭がしないので食後のニオイを気にする必要がありません。こいつをソーセージにつけて食べるのがおすすめです。
2.蒸し点心二種
続いて点心2種類。左側がニラ餃子で、右側がトビコをトッピングした焼売です。
ニラ餃子、シュウマイ共に中に海老が詰まっていてプリプリ食感。その上で、ニラ餃子からはニラの香りが、焼売からはほんのりお酒の香りが口から鼻に漂ってきます。
3.ふかひれの姿煮のせごはん
そしてこのコースのメインディッシュ・ふかひれの姿煮のせごはん。琥珀色に輝くあんかけがお皿一面に広がっていて、中央にはご飯を覆うように大きなフカヒレがど〜ん!と乗っています。
見てください。フカヒレの線維1本1本が輝いています。このランダムにほぐれたフカヒレの線維の間に、薄味ながら鶏ガラ出汁がしっかり効いた高級店仕様の中華あんかけが入り込んでいくわけです。
それがふっくら炊き上がったご飯をしっかり包み込み、口の中では鶏ガラの香りがふわっと広がり、あんかけのとろとろとフカヒレのプチプチ、ご飯のふっくらという、異なった食感の三重奏…じゃなかった。フカヒレの下にネギともやしが敷いてあるので、野菜のシャキシャキ感を加えた食感の四重奏が楽しめます。
しかもこのフカヒレ、ご飯の層と同じくらい分厚いんです。これを見れば、どれだけ上等なフカヒレが使われているか一目瞭然ですよね。フカヒレの姿煮を食べたくなったら、ふるさと納税で実質タダで食べられるこのコースはめっちゃお得だと思います(注:ドリンク代は別です)。
4.マンゴープリン
最後のデザートは、杏仁豆腐、マンゴープリン、タピオカ入りココナッツミルクの3品からの選択制。3つとも食べたくてちょっと悩みましたが、最終的に選んだのがこのマンゴープリン。
マンゴー果汁のもつ酸味と甘味がめっちゃ濃厚なマンゴープリン。果肉もたっぷり入っていて、コースの締めとしてふさわしい至福感を味わえます。ちなみにプリンの上にトッピングされているのは、同じく南国フルーツであるパッションフルーツのスムージー。金箔が乗っているのも高級感が演出されていいですよね。
こんな感じの全4品。高級中華料理店でありながら、比較的リーズナブルな納税額で楽しめるのも嬉しいところ。30組限定と言わず、ずっと返礼品に残しておいて欲しいものです。
ただ、美味しかったのは事実ですが、期待を超えるようなサプライズはなかったなぁ…あと、これは赤坂璃宮だけの話ではないんですが、中華料理の高級店って和食やフレンチ、イタリアンの高級店より店員さんの所作が大雑把な気がするんですよね。こう感じるのって、僕だけですか?もしよろしければ、あなたのご意見を下のコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
赤坂璃宮 銀座店でも同じフカヒレランチを楽しめます!広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店へのアクセスは、最寄り駅の東京メトロ千代田線・赤坂駅から徒歩3分
今回ご紹介したふるさと納税の気仙沼産フカヒレランチは、赤坂璃宮 銀座店でも楽しむことができます。ネット予約するときに赤坂本店か銀座店のどちらかを選択できるので、便利な方で高級食材フカヒレを堪能してみてください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
コメントを残す