壁も天井も床も真っ白なアートな空間で話題になっている、京都・五条のWalden Woods Kyotoというコーヒーショップ。お店の名前になっているWaldenとはアメリカのボストン郊外にあるウォールデン湖を指し、小説家・ヘンリー・デイヴィッド・ソローが自由を求めて過ごした「ウォールデンの森」をイメージして作られたそうで、その独特な世界観がSNSでウケてインスタ映えを狙った女性を中心に大人気になっています。
そんなこだわりのコーヒーショップで過ごすコーヒータイムはどんな感じなのか?実際に試してみるべく、とある平日の午後の時間帯にWalden Woods Kyotoを訪問。行く前は「インスタ女子が好みそうなキラキラしたお店かなぁ…」と思っていたのですが、実際行ってみたら全然そんなことはありませんでしたね…
すべて白で統一された幻想的な空間…Walden Woods Kyotoで過ごすコーヒータイムはどんな感じ?
Walden Woods Kyotoは大正11年に建築された古い洋館をリノベーションして、2017年12月にオープン。お店は富小路通を降って花屋町通を右に折れたところにあるのですが、お店の外観が真っ白なので、看板がなくても「ここがお店だな」とすぐにわかります。
店内は1階がレジ&焙煎スペース、2階が客席になっています。外観だけじゃなく店内も隅々まで白で統一されているのですが、壁材がコンクリートではなく木材なので、店内にいて不思議な温かみを感じます。1階にあるドイツ・プロバット社製の焙煎機は1960年代のヴィンテージものらしいですよ。そんな希少な焙煎機を使って挽いた豆でコーヒーを淹れてもらえるなんて、コーヒー好きの人にとってはそれだけでこのカフェに来る価値があると言えるかもしれません。
階段を上がった先にある2階の客席は、中央に白く塗られた細木が1本建てられていて、あとはテーブルも椅子もないフリースペース。窓側にはいくつものランプが等間隔に飾られていて、おとぎ話に出てくるようなとっても幻想的な空間になっています。その壁に沿って1〜2段の階段ができていて、僕たちお客さんはこの階段に腰かけて、段差を利用してコーヒーカップを置いたり、肘掛けにしたり…という感じで過ごします。室内ではありますが、コーヒーをテイクアウトして街中で飲むような感覚になれますね。
さて、今回僕がWalden Woods Kyotoで注文したのは、深煎りのドリップコーヒー・Walden Wolf Blend(お値段 税込500円)。メニューに深煎りと書いてあってもそれほどビターな感じではなく、ほんのりフルーティーでスイスイと飲める感じでした。
それにしても、コーヒーをこんな感じの雰囲気で飲めるところって他にないですよね。賑やかなところ、落ち着けるところ、仕事に没頭できるところ…世の中にいろいろなお店がありますが、こんな幻想的な雰囲気のコーヒーショップを僕は他に知りません。コーヒーもそんなに高くないし、女性だけじゃなく男性にとってもこのお店でのコーヒータイムはかなりおすすめです。ただ、一般的なカフェと違って食事の提供はないので、空腹のときには他のお店に行く方がいいかもしれません。
Walden Woods Kyotoのその他のコーヒーメニュー(値段は税込)
- AMERICANO(アメリカーノ) 500円
- CAPPUCHINO(カプチーノ) 600円
- CAFÉ LATTE(カフェラテ) 600円
- CAFÉ MOCHA(カフェモカ) 650円
- Walden Blend(中浅煎り) 500円
- Honduras Cafesmo(Natural) 600円
- Decaf(中煎り) 500円
お店で焙煎したコーヒー豆を販売しています…Walden Woods Kyotoへのアクセスは、最寄り駅の京都市営地下鉄烏丸線・五条駅から徒歩6分
そんなWalden Woods Kyotoでは、お店で焙煎したコーヒー豆の販売にも対応しています。豆だけじゃなくドリップバッグも売っているので、コーヒーカップとお湯だけあればお店のコーヒーをそのまま自宅で楽しめます。パッケージもお店の雰囲気とマッチしたいい感じになっているので、お土産としても使えそうです。実際にお店でコーヒーを飲んで気に入ったら、コーヒー豆を買って帰ることも考えてみてはいかがでしょうか?
それでは、お店の詳細です…
Walden Woods Kyoto (カフェ / 五条駅(京都市営)、清水五条駅、七条駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
住所:〒600-8194 京都府京都市下京区栄町508−1
電話番号:075-344-9009
営業時間:9:00-18:00
定休日:不定休
駐車場:なし
クレジットカード払い:可
京阪電鉄の清水五条駅からだと、徒歩10分で行けます。
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