• Skip to main content
  • Skip to header right navigation
  • Skip to site footer
現実逃避.comロゴ

現実逃避.com

食べ歩き、一人旅…そして時々家族旅行

  • 管理人情報
  • お知らせ
    • 当サイトの使い方
    • 飲食店・施設の方へ
    • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
東洋軒 本店のロイヤルブラックカレーライス 実食前5

東洋軒 本店で超高級ブランド牛入りカレーを試してみた

2025年3月21日 by 大堀 僚介

ある日「ブラックカレー」なる食べ物があると知って、どんな味がするのか気になって、その発祥のお店である三重県津市の東洋軒 本店にいってきました。このブラックカレーは川喜田半泥子という陶芸家の要望によって作られたというものなのですが、この川喜田半泥子という人は「東の魯山人、西の半泥子」と、北大路魯山人と並んで称されたスゴい人らしいですね。

そんな由緒あるブラックカレーがどんなものかを楽しみにしながら、とある日のランチタイムにお店を訪問したのですが、そこでさらに興味をそそられるカレーがメニューにあるのを発見したんですよね。そのカレーがどんなものなのか?この後ご紹介していきますので、このまま最後まで記事をお読みください…

宮内庁御用達の老舗洋食店の出張所として創業…レストラン東洋軒 本店はこんなお店

東洋軒 本店は、三重県津市の中心部にあたる津城跡のそばにお店を構えています。このお店は元々は東京東洋軒という宮内庁御用達の洋食店(現在も西洋御料理 東洋軒の店名で赤坂で営業を続けています)の出張所として昭和3年に創業したという歴史があります。その東京東洋軒は創業が明治22年とのことなので、そこから数えればなんと今年(令和7年)で創業136年!もう、老舗の中の老舗って感じですよね。そして何よりも、かつての「宮内省御用達」…明治から昭和初期にかけての皇室の方々が食べてきた料理と同じものを今も食べられるなんて、想像するだけでワクワクしませんか?

それはさておき、東洋軒 本店は2階建ての構造になっていて、食べログによると店内の客席数は1階と2階を合わせて全135席もあるようです。店内にいると昭和初期のレトロ感とハイカラさがしっかりと感じられて、非日常的な雰囲気を楽しめます。お店の2階には少人数から最大70人まで対応できる個室があるようなので、小さな子供連れから宴会まで様々な用途で利用できそうです。まあ、僕が訪れた時のお客さんは地元のマダムばっかりでしたけどね…

超高級ブランド牛の松坂牛がゴロゴロと…東洋軒 本店でブラックカレーの最高峰・ロイヤルブラックカレーライスを食す

それでは、この日の僕が東洋軒 本店で注文した「興味をそそられる」カレーをご紹介しましょう。そのカレーは、元祖ブラックカレーに超高級ブランド牛の松坂牛をふんだんに使ったロイヤルブラックカレーライス(お値段 税込3630円)。まさかここで松坂牛にお目にかかれるとは…という感じで、条件反射的に注文を決めてしまいました。

注文してから待つこと約5分、まずは目の前にピクルスが運ばれてくるのですが…

東洋軒 本店のピクルス

このピクルス、何だかカラフルですよね…でも、小さなトングが一緒に出てくるということは、このピクルスを後に出てくるカレー皿に移して食べるということかな?

東洋軒 本店のロイヤルブラックカレーライス1

そしてさらに待つこと5分ちょっと、ロイヤルブラックカレーライスが目の前に運ばれてきました。ライスとルーが別々で出てくる昔の高級カレーのスタイル。そしてやはり先ほどのピクルスは、一般的なカレーでいう福神漬けの役割を担うものでしょうね。

東洋軒 本店のロイヤルブラックカレーライス カレールー

それでは、このグレイビーボートに入ったルーをカレー皿に移していきましょうか…

東洋軒 本店のロイヤルブラックカレーライス 実食前1

とりあえず盛り付けがヘタクソなところは傍においといて…ブラックカレーなのでルーが黒いのは当然ですが、肉の大きさと量がすごすぎないですか?率直に言って、肉とルーのバランスがおかしいです。実際「カレーライスの具材の牛肉」ではなくて「カレーソースがかかった牛肉料理」って感じでしたから。カレーライス一皿に税込3630円って「上級国民対象のメニューかよ?」と思ってしまいますが、超高級ブランド牛の松坂牛がこれだけたくさん入っているのなら、この一皿3630円はむしろ「安い!」と感じてしまいます。

東洋軒 本店のロイヤルブラックカレーライス 実食

まあ、カレールーの中に完全に浸かってしまっているので、松坂牛そのものの味はわからないんですけどね。この辺は京都のくいしんぼー山中で食べた特選近江牛ビーフカレーと同じで、そこを期待するのであれば「じゃあステーキにすればいいじゃん!」って感じなんですけどね。でも、期待通り、肉はこの上なく柔らかいです。高級肉でなければ感じられない「歯がスーッと通る」ほどの柔らかさと弾力…ルーの影響もあって脂っぽさはほぼ感じられないし、「めちゃくちゃ高級な肉を食べている」という実感は十分すぎるほど感じられます。

そしてその松坂牛にかかったカレールーは、最初かなりスパイシーなのかな?と思っていたんですが全然違いました。すっごく濃厚なコクをもったまったり欧風カレー。きっと松坂牛の牛脂がここにたっぷりと溶け込むことによって、猛烈なほどのコクがこのカレーに備わっているんでしょう。気になる辛さは僕の舌ではほとんど感じず、全部食べ終わった頃に少しだけ舌に熱さを感じた程度。辛いものが苦手な人や小さな子供でも問題なく食べられるんじゃないでしょうか。でも、子供に食べさせるよりは自分で食べたいですよね?

こんな感じで、松坂牛入りのロイヤルブラックカレーライスに大満足して東洋軒 本店を退店。三重県の関係者には大変失礼な話に聞こえるかもしれませんが、まさか三重県でこんなものを食べられるとは思いもしませんでした。これはカレー好きにとっては「津市に行ったら必食」の食べ物でしょうね。ただ願わくば、肉の量をそのままでルーをもうちょっと増やしてほしいなぁ…

東洋軒 本店のその他のメニュー例(値段は税込)

  • 松坂牛カツレツ100g 8140円
  • ビーフシチュー 6600円
  • 国産牛の赤ワイン煮込み 5280円
  • 海老フライ 3300円
  • 松坂牛100%ハンバーグステーキ120g 3080円
  • カニ入りクリームコロッケ 1980円
  • ブラックカレーライス 1650円

レトルト版のロイヤルブラックカレーを購入できます…東洋軒 本店へのアクセスは、JR紀勢本線・津駅から三重交通バス52系統椋本線に乗り換え三重会館前バス停下車、徒歩4分

そんな東洋軒 本店では、レジのところでレトルト版のブラックカレーを販売しています…

東洋軒 本店の売店コーナー

標準のブラックカレーだけじゃなく、今回僕が食べた松坂牛入りのブラックカレーも売っていて、気になるお値段は税込で2700円。自宅でご飯だけ用意すれば、お店で食べるより1000円近く安く超高級カレーが楽しめます。贈り物としてカレー好きの人にプレゼントしたら、きっとめちゃくちゃ喜ばれると思いますよ。お店のオンラインショップから通販でのお取り寄せもできるので、気になったらぜひ一度試してみてくださいな。

それでは、お店の詳細です…

東洋軒 本店

東洋軒 本店 5点満点中

5

住所:〒514-0033 三重県津市丸之内29−17
電話番号:059-225-2882
営業時間:ランチ 11:00-14:30、ディナー 17:00-21:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休日)
駐車場:あり
クレジットカード払い:可

  • Share on Twitter Share on Twitter
  • Share on Facebook Share on Facebook
  • Share on Pinterest Share on Pinterest
  • Share on LinkedIn Share on LinkedIn
  • Share on Reddit Share on Reddit
(Visited 500 times, 1 visits today)
カテゴリー: フード, 三重, 日本タグ: カレー, 洋食

About 大堀 僚介

学生時代からバックパッカーとして、主に東南アジア諸国を歩きまわる。これまでの訪問国数は20カ国以上。現在も出張を口実に国内外へ旅行して、ローカルフードを食べ歩くのを趣味としている。

前の投稿:このケーキはヤバい…【マザームーンカフェ 神戸国際会館店】実際どう?
次の投稿:かの伝説の味を引き継ぐ店【揚子江ラーメン 名門】実際どう?

Reader Interactions

コメントを残す コメントをキャンセル

Sidebar

記事を検索

言語切り替え

  • English
  • 日本語

最新の記事

ぽくぽくの塩で食べるサクサクとんかつ 近影2
喫茶マドラグ 藤井大丸店の洋食グリルアローン式オムライス大3
みなと軒 三宮高架下店のとんこつ王(キング)花びらチャーシュー3
御影公会堂食堂の黒毛和牛のビフカツ 近影1
たけうちうどん店の冷やしとり天ぶっかけ大盛2
燻とん あくた川 京都本店の全部のせらーめん3
まつもとの来来憲の大とんてき近影2
とんかついわいのロースかつ定食2
ストライク軒のストレート2
熊猫飯店の担々麺3

人気の記事

  • 圧巻の麺量1kg!【たけうちうどん店】どうだった?
  • 神戸洋食のレジェンドの1つ【御影公会堂食堂】実際どう?
  • 【みなと軒 三宮高架下店】で名物・花びらチャーシュー試してみた
  • 元祖びっくり亭とびっくり亭本家の違いは?元祖びっくり亭 住吉店の鉄板焼を食べて比較してみた
  • 神戸ラーメン第一旭 神戸本店|京都の本家第一旭とどう違う?
  • とんかつ屋なのに不思議な光景【ぽくぽく】に行ってきた
  • 人類みな麺類 大阪本店|大阪の筆頭格人気店による個性派醤油ラーメン3種を食べ比べ
  • 喫茶マドラグ 藤井大丸店でかつての名店の人気メニューを食す
  • ラーメン二郎 京都店|関西で唯一創業者が認めた直系店のお味は…
  • 豚骨と燻製の融合【燻とん あくた川 京都本店】実際どう?

カテゴリー

  • トラベル
  • フード
    • タイ
      • バンコク
    • モンゴル
      • ウランバートル
    • 台湾
      • 台北
      • 花蓮
    • 日本
      • 北海道
      • 青森
      • 秋田
      • 福島
      • 東京
      • 長野
      • 福井
      • 愛知
      • 京都
      • 奈良
      • 大阪
      • 兵庫
      • 広島
      • 愛媛
      • 沖縄

管理人:大堀 僚介

複数の仕事を掛け持ちしながら、余暇を使って食べ歩きや小旅行に勤しむ。元バックパッカーで行動力に自信あり。「思い立ったら即行動」が信条。

>> 管理人情報ページへ

タグ

ふるさと納税 (43) イタリアン (29) カフェ・デザート (110) カレー (97) タイ料理 (16) バーベキュー (38) フレンチ (20) ベジタリアン (13) ホテル (6) 中華 (100) 交通手段 (5) 和食 (304) 居酒屋・バー (54) 星3つ (10) 星4つ (14) 星5つ (12) 景観 (2) 洋食 (127) 温泉 (6) 観光名所 (1) 通販 (119) 高級 (21) 麺 (502)

地域別検索

北海道:北海道

東北:青森県 秋田県 山形県 岩手県 宮城県 福島県

関東:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

中部:新潟県 山梨県 静岡県 富山県 石川県 福井県 長野県 岐阜県 愛知県

関西:三重県 滋賀県 京都府 大阪府 奈良県 和歌山県 兵庫県

中国:鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

四国:香川県 徳島県 愛媛県 高知県

九州:福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

沖縄:沖縄県

海外:タイ 台湾 モンゴル

旅の名言

「目的地」というのは決して場所であるのではなく、物事を新たな視点で捉える方法である。

ヘンリー・ミラー

最新の記事

ぽくぽくの塩で食べるサクサクとんかつ 近影2
喫茶マドラグ 藤井大丸店の洋食グリルアローン式オムライス大3
みなと軒 三宮高架下店のとんこつ王(キング)花びらチャーシュー3
御影公会堂食堂の黒毛和牛のビフカツ 近影1
たけうちうどん店の冷やしとり天ぶっかけ大盛2
燻とん あくた川 京都本店の全部のせらーめん3

Copyright © 2025 · 現実逃避.com · 現実逃避.comは登録商標です。