ダブルカレーって聞いたことありますか?「えっ、カレーが2つ?カレー2皿のこと?」と思うのも無理ありません。日本全国では、このダブルカレーという名のメニューを提供する店は、ほとんどないのではないでしょうか(調べていませんが)。実はこれ、1940年創業の長い歴史を誇る甘味処の人気メニューなんです…
多津屋|常連さんの意外な一言から生まれた高槻の看板メニュー「ダブルカレー」
さっそく本題に入りましょう。このダブルカレーは何かというと、カツとじにカレー出汁をかけたものです。そして「ダブル」はカツの枚数。ダブルなのでカツが2枚入っていることを意味します。
なので、注文するときのカツの枚数によって呼び名が変わります。メニューでは最高テトラまであり、カツ4枚までいけるようです。
そしてこれが噂のダブルカレー(ご飯付き)800円…
ご覧の通り、カレーといっても欧風カレーのようなとろみのあるカレーではなく、出汁にちょっとカレーの風味がついているような感じです。一口すすってみると、和風出汁にカレー風味がプラスされているような感じです。
なので、カツカレーのようなイメージを思い浮かべて注文すると、ちょっとアテが外れてガッカリ…ということになるかもしれません。
やはり、カレー風味でもカツとじはカツとじということでしょう。サクッと揚がったカツに程よく火が通った卵がかかり、出汁を吸った衣と一緒にご飯の上へ。カツとご飯を一緒にすくって、ガブッと口の中へ放り込んでみてください。何だか懐かしい出汁の味と、これまたどこかで食べたようなカレーの味が、一緒になって押し寄せてきます。
このダブルカレー、常連客の「カツとじにカレーをかけてほしい」というリクエストから考えられたメニューなんだそうな。意外なところから超人気メニューが生まれる…この意外性が面白いですね。
普通のカレーもあります!多津屋での最高ボリュームを誇るテトラカツカレーライスを食す
多津屋では、有名なダブルカレーだけではなく、普通のカツカレーも食べることができます…
こちらは多津屋の全メニュー中最高のボリュームを誇る、カツ4枚乗せのテトラカツカレーライス 1090円。ご覧のように、大皿からあふれんばかりのカレールー、中央に小高く盛られたライスとカレーの頂上に卵黄が1つ鎮座しています。
多津屋のカツ1枚は決して大きなものではないのですが、さすがに4枚集まると存在感すごいです。ライスの表面は完全にカツで覆われ、中をほじくらないとご飯にたどり着けません。
ルーはちょっとだけスパイシーで、老舗らしくどこか昭和の時代を感じさせる味です。途中から卵黄を崩して2通りの味が楽しるので、ボリュームがあっても途中で食べ飽きることもありません。ガッツリいきたい成人男性にとって、コスパに優れたメニューだと思います。
高槻で創業70年以上の老舗甘味処:多津屋へは阪急京都線・高槻市駅から徒歩3分
それでは、お店の詳細です。
P.S. 大阪で美味しいカレーをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄ってみてください…
P.P.S. ダブルカレーが好きなら、この料理も気にいるかもしれません…
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