今年夏の札幌出張の前にネットで調べていて気づいたのですが、札幌の中心部から少し南に下った平岸というエリアには美味しそうな飲食店がたくさんあるんですね。札幌味噌ラーメンの名店の1つ・さっぽろ純連 札幌本店や、大阪にも店舗展開しているスープカレー専門店・Rojiura Curry Samurai、地下鉄の平岸駅から徒歩圏内にすみれ 中の島本店もあって、駅から少し歩けば今札幌で一番人気があると言ってもいい麺屋彩未が…そう言えば、確か前に訪問した油そば専門店たおかの本店も平岸にありましたね。
とりあえずこの辺りでまだ行っていない人気店はすべて今回の出張中に…と思ってリストアップしておき、札幌に着いてすかさず食べ歩き開始。Googleマップを見ながらさっぽろ純連を目指しているときに、今回ご紹介するSOUP CURRY KING本店がすぐ近くにあるのを発見しました。それを見て「こんなに近くにあるのなら…」と、本来翌日に訪問予定だったのを前倒しして、純連で味噌ラーメンを食べた後にそのまま立ち寄ることに決定。こうすれば、次の日にもう1カ所別のお店に行けますしね。さて…
2019年から食べログカレーEAST百名店を4度も受賞…SOUP CURRY KING本店はこんなお店
SOUP CURRY KING本店は2007年に創業した札幌スープカレー専門店。食べログのカレーEAST百名店をすでに4度も受賞している他、過去にはTBSの「マツコの知らない世界」で紹介されたこともあるという実績を持つお店で、現在本店の他にセントラル店、ゲートウェイ店と札幌市内で合計3店舗運営しています。
僕がお店に到着したのは、北海道に到着した日の夜7時頃。店名が【SOUP CURRY KING】と英語表記になっていて、どことなくアメリカンな雰囲気を漂わせています。白を基調とした店内に、客席はカウンター席6脚を含む22席。かなりの行列店と聞いていたんですが、この日はラッキーなことに店内に空席がちらほらあって、待ち時間ゼロで入店できました。
なんかカレーが白いんだけど…SOUP CURRY KING本店でド定番のチキンカリーを注文したら…
今回僕がSOUP CURRY KING本店で注文したスープカレーをご紹介する前に、まずは注文方法について簡単に解説しましょうか。
SOUP CURRY KING本店で注文できるスープカレーは以下の10種類あって…
- チキンカリー 1300円
- ポーク角煮カリー 1350円
- 野菜カリー 1350円
- 納豆挽肉カリー 1400円
- チキン野菜カリー 1700円
- ポーク角煮野菜カリー 1750円
- シーフードカリー 2000円
- ラムカリー(本店限定メニュー) 1450円
- ラム野菜カリー(本店限定メニュー) 1850円
- 牛スジ豆腐カリー(本店限定メニュー) 1500円
この中からベースとなるスープカレーを1つ選びます。もちろんウズラ、ブロッコリー、チーズなどのトッピングも充実しているので、追加したいアイテムがあればこの時に一緒に選んでおきましょう。
続いて辛さの選択。SOUP CURRY KINGでは最も辛くない辛さ0番から辛い方へ全部で15段階の設定ができるのですが、辛さ6番から上は追加料金がかかります。お店のおすすめは辛さ2番で、このくらいがちょうど一般的なカレーの中辛くらいだそうです。
最後にスープとライスの量の設定。スープの大盛(1.5倍)はプラス300円で対応してくれるのに対して、ライスはライスなし、小盛、通常(200g)までが追加料金なし、大盛(300g)以上で追加料金が発生します。トッピングや辛さ、ライスのオプションについては下の画像を見れば一発でわかると思うので、訪店の前にはぜひ参考にしてみてくださいな…
それでは、今回僕が注文した札幌スープカレーのド定番・チキンカリーをご紹介しましょう。注文してから待つこと約10分、目の前に注文したスープカレーが運ばれて来たのですが…
一目見て違和感がすごかったです。まさか、こんなに白いスープカレーが出てくるとは…ヘタをするともはやカレーには見えず、鶏肉と野菜の煮物って感じになってしまいます。この白いもの、何なんでしょうね?ココナッツミルクかな?
そう想像しながらスープカレーを一口飲んでみたのですが、違いました。これ、豚骨白湯スープです。そして、同時に魚介系の出汁感も感じます。実際、SOUP CURRY KINGでは鶏ガラと豚のゲンコツを2日間かけて煮込んだ白湯スープと、昆布や煮干し、鰹節で取った和風出汁スープを合わせたWスープをベースにしていて、そこにオリジナルブレンドのスパイスを乗せてスープカレーを作っているんだとか。この発想、創業者は元ラーメン屋の店主だったりして?
もちろんそれで終わりじゃなくて、そのWスープの旨味に少し遅れてスパイスの刺激がやってきます。これがなかったら、はっきり言ってラーメンのスープと一緒です。でも、そのスパイス感も最終的にはWスープのまろやかさに吸収されてしまう感覚がありますね。これを「食べやすい」と感じるか「スパイス感が足りない」と感じるか、ここは意見が分かれるところじゃないかな…と思います。
具材はチキンレッグにジャガイモ、にんじん、ピーマン、キャベツ、うずらと、他のお店のスープカレーと比べて種類は少なめな印象。まあ、税込で1300円という格安価格を考えれば全然不満はないですけどね。どちらかというと具材よりライスのボリュームが少ないかな。そんなわけで、SOUP CURRY KINGではライスとスパイスを増量してオーダーするのが僕のおすすめです。
お土産用のレトルトカレーもあります…SOUP CURRY KING本店へのアクセスは、最寄り駅の札幌市営地下鉄南北線・南平岸駅から徒歩7分
そんなSOUP CURRY KING 本店では、店頭でお土産用のレトルトカレーを販売しています…
ここのスープカレーの味はきっと他店では食べられないと思うので、自宅の保存食として、またはお土産用として買って帰るのもおすすめです(個人的には一緒に売られているスープカリーラーメンの方が気になりますけどね)。また、このレトルト版スープカレーはAmazonや楽天を使って通販でもお取り寄せできます。もしよろしければ下のリンクをポチって1つ購入してみてくださいな…
それでは、お店の詳細です…
SOUP CURRY KING 本店 (スープカレー / 南平岸駅、澄川駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
住所:〒062-0933 北海道札幌市豊平区平岸3条16丁目1−1 コーポK
電話番号:011-821-0044
営業時間:11:30-15:30、17:30-21:30(土日祝日は通し営業)
定休日:無休
駐車場:あり
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
P.S. 札幌で美味しいスープカレーをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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