新橋駅からバリ男 新橋本店へ向かう途中で、めっちゃ長い行列ができている場所を見つけました。「何かな?」と気にはなったものの、とりあえずバリ男へ向かうことにして一旦その場を離れたんですが、帰り道に確認したら自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三(しんばし じんざ)という店名の讃岐うどん屋さんでした。その時点でも30分前と変わらずすごい行列ができていたのですが、バリ男で満腹感を得られなかったことで「もう一件行っとくかぁ!」と、このお店の讃岐うどんを試してみることにしたのでした。こんな感じで無計画に入店を決めてしまったのですが、実際試してみてどうだったかというと…
パッと見唖然とするけど、これが平常運転…自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三にできた行列の長さと待ち時間はこんな感じ
その前に、この日の自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三にできた行列についてお話しましょうか。僕がお店に到着した時、ざっくりと見積もって30人以上の人が長い行列を作って並んでいました…
言っておきますが、平日の昼ですよ。特別なイベントもない、ごくごく普通の平日です。ということは、パッと見唖然とする行列の長さですが、これがこのお店の平常運転ってことです。まあ、救いなのはお客さんのほとんどがビジネスマンで、ササっと食事を済ませて退店してくれるので、待ち時間はそれほど長くありません。この日の僕も待ち時間20分程度で入店できましたし。
さて、行列に並ぶ前に店頭に設置されている券売機で食券を買っておきましょう。値段的には近くにある讃岐うどんの人気店・おにやんま 新橋店といい勝負…いや、ちょっと高いかな?でも、新橋甚三には客席数が39席もあったり、接客係の店員さんがいたりと、その他の部分ではかなり違います。急いでいる時には立ち食いが便利ですが、疲れている時なんかはやっぱり椅子に座って食事したいですよね?近くの競合店ともしっかり差別化ができていて良いと思います。
本当は肉うどんが名物らしいけど…自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三で冷やし鶏天ぶっかけを食す
今回僕が自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三で注文したのは冷やし鶏天ぶっかけ(お値段 税込650円)。店員さんに食券を渡して3分ほど、本当にあっという間に注文したうどんが運ばれてきました…
黒いお出汁がかかった讃岐うどんが1玉に、鶏卵大の鶏天が3個…見た目のボリューム感は「まあ、こんなもんかな…」って感じです。
では、早速麺をすすってみましょうか…表面が軽くざらついた極太麺で、ざらついた表面にお出汁がしっかり絡みます。噛むとものすごくコシが強く、おそらく多くの讃岐うどんファンが求めている典型的なイメージの麺になっています。
その一方で、お出汁の方は見た目の黒さに反してそれほど濃厚な印象はありません。いりこの出汁感も控えめで、むしろお出汁に入った和三盆の甘味が味の主役になっている印象すらします。でも、決して甘ったるいわけではなく、ここにおろししょうがを効かせていて後味はスッキリ。僕の中では讃岐うどんってどちらかというとジャンク系の食べ物に分類されているのですが、新橋甚三のぶっかけうどんはその中でもかなり上品な味になっていると思います。
そしてトッピングの鶏天にはもも肉が使われていて、サクッとした衣を突き破ると中から脂を含んだ肉汁がじんわり滲み出てきます。冷たいお出汁に浸すと鶏天が冷めてしまうというデメリットもありますが、肉汁とお出汁をブレンドさせて食べる鶏天は率直に言って昇天ものです。
ものの数分で冷やし鶏天ぶっかけを平らげてお店を退店。うどんのクオリティーには全然文句のつけようがなく、さすが長蛇の行列ができるだけあるなぁ…という感じです。運よく良い店を見つけられてラッキーでした。ネットで調べてみると、甚三というお店は大門・浜松町に1号店があって、とんかつでよく使われる高級豚肉・林SPFを使った肉うどんが名物なんだとか。今度機会があったら1号店で名物の肉うどんを食べてみようかなぁ…
自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三のその他のメニュー例(値段は税込)
- かけ 390円
- ざる(つけ) 440円
- 月見しょうゆ 480円
- 山芋しょうゆ 540円
- きつねうどん 540円
- 鳴門天然わかめ 680円
- カレーうどん 680円
注:麺の中盛り(1.5玉)は+50円、大盛り(2玉)+100円、特大(3玉)+200円で対応できます。
テイクアウトにも対応中…自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三へのアクセスは、最寄り駅の都営地下鉄三田線・内幸町駅から徒歩4分
そんな自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三では、うどんのテイクアウトにも対応しています。テイクアウトの場合は行列に並ばずに店員さんに声をかけてお願いできるので、オフィスなど近くで食べる場所がある場合にはすごく便利ですね。その一方で、平日のランチタイムしか営業していないので、近くに縁のあるビジネスマン以外の人にはちょっとハードルが高いお店でもあります。そんなわけで、おにやんまと新橋甚三のどちらの讃岐うどんを選ぶかで迷った時は、まずは新橋甚三に行ってみるのをおすすめします。
それでは、お店の詳細です…
自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三 5点満点中
住所:〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目19−3 第2双葉ビル
電話番号:03-6205-4955
営業時間:11:00-15:00(うどんがなくなり次第閉店)
定休日:土日祝日、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(食券制)
JR新橋駅からだと徒歩5分、東京メトロ銀座線・虎ノ門駅からだと徒歩6分で行けます。
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