「食べるラー油」って、話には聞いていたけれど、今まで一度も食べるチャンスがなかったんですよね。でも、京都市の太秦にある菜館Wongという中華料理店が「食べるラー油」の元祖だということは何かのテレビ番組で知ってて、太秦近くに行く機会があったときに行ってみよう!と思ったわけです。
で、いざその時が来て、とある週末のお昼過ぎに菜館Wongへ行ってみたのですが…
菜館Wongの週替わりサービスランチはサラダ、肉まん、ザーサイ、ゼリー付きと盛りだくさん!メインのおかずも3種類から選べます
京都の観光エリアから離れたのどかな商店街にある菜館Wong。ここで食べられるランチメニューは週替わりのサービスランチ(お値段 税込1000円)が中心(他にも中華そば系のメニューが充実しています)。週替わりのメインを3種類から選択できて、ご飯とスープ、サラダ、肉まん、ザーサイ、烏龍茶ゼリー付きと盛りだくさんのランチ。さらに、ご飯とスープは特製香港粥に変更ができます。
この日の週替わりランチのメインは次の3種類…
- 地鶏の唐揚げ
- 四川香るマーボ豆腐
- 赤玉子の鶏チリソースあんかけ
で、僕はちょっと迷った末に地鶏の唐揚げを選択。さらにご飯とスープを香港粥に変更してもらいました。
待つこと約10分、運ばれてきたサービスランチは…
手前に何やら穀物の殻のようなものがたくさん浮いたお粥と、ピンポン球よりひと回り大きな唐揚げが5個、そして奥にサラダ、ザーサイ、肉まん、デザートのゼリーがお盆の上に並んでいます。パッと見、ボリューム的にはもう少し…という印象。これでご飯おかわり自由だったらなぁ…そんな感じです。
で、まずはお粥から…ご飯粒がほぼ完全に溶け込んで少しねっとりしたお粥に、ごろごろと小豆が入っています。中華だしがしっかり効いていて、特に朝ごはんとして食べたらほっこり幸せになれる味です。
一方、メインの鶏の唐揚げ。衣は薄めで柔らかく、中のもも肉から肉汁がじわ〜っと出てくる感じ。でも下味は軽めで、唐揚げとしては比較的あっさり目なので、濃いめの味付けが好みの人にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。でも…
フライドガーリックの香ばしい風味と醤油ベースの塩味…元祖・食べるラー油はマジで万能調味料だった
ここで菜館Wongの名を一気に有名にした元祖・食べるラー油を投入!まずは香港粥の中へ…
これをかき混ぜると見栄えは悪くなりますが、味はどハマりです。上品な味の中華粥が、スパイシーで刺激的な味へ一気に変化!食べるラー油を加えることによってフライドガーリックの香ばしさと、おそらく醤油ベースの塩味が中華だしに加わります。味に深みが出るのに加えて、フライドガーリックのザクザクした食感が楽しめて、お粥の具材まで追加されたかのような幸せな気分を味わえます。せっかくなので、このラー油をたっぷりとお粥に投入するのがおすすめです。
もちろん、鶏の唐揚げにも…
この食べるラー油はどハマりです。まさに万能調味料!ラー油とは言うものの辛さはかなりマイルドなので、たっぷりかけても舌が痺れずにガツガツイケちゃいます(カロリー注意!)。唐揚げにネギソースをかける油淋鶏も良いですが、この食べるラー油をたっぷりかけた鶏の唐揚げも新メニューとしてあって良いのでは?そんな料理があれば、きっとご飯が止まらなくなると思いますよ。
食べるラー油はお持ち帰りができます!菜館Wongへのアクセスは、最寄り駅の京福電鉄・帷子ノ辻駅から徒歩1分
最後にこの食べるラー油、実はレジでお持ち帰り用を購入できるのですが(お値段 税込800円)…
もうねぇ…本当に悪魔の調味料です、これ。ご飯が止まりません。茶碗1杯のご飯の上に食べるラー油を小さじで山盛り1杯。夜遅くに空腹で帰ってきて、おかずを作るのも面倒なときでも、これさえあればご飯3杯軽くイケちゃいます。
菜館Wongのランチでご飯おかわり自由になっていない理由がわかりました。メインのおかずがなくなっても、食べるラー油とご飯のおかわりだけで食べまくる大食いさんばかり来るようになっちゃいますからね。あとはこの元祖食べるラー油、通販でも買えるようにならないかなぁ…
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
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