2005年に東京・大崎で創業し、つけ麺の名店として現在も名を馳せている六厘舎(ろくりんしゃ)。大崎にあった本店は行列管理が問題となって2010年に閉店してしまいましたが、現在は東京駅、上野、東京ソラマチなど都内5店舗で、同じ屋号を掲げたお店が営業を続けています。
これらの系列店のうち、東京駅構内の東京ラーメンストリート内にある六厘舎では、他の店舗では提供されない「朝つけめん」が販売されています。今回はその朝つけ麺を狙って、とある日曜日の朝7時頃にお店を訪問。休日ということもあるかもしれませんが、朝っぱらから東京のラーメンファンの勢いは凄かったですね…
開店30分前ですでに先客が…六厘舎 東京ラーメンストリートの気になる行列や混雑具合は?
僕が六厘舎 東京ラーメンストリートに到着した開店30分前、すでに2人の先客が店頭に並んでいました…
僕としては先頭から3人目で一巡目確定なので一安心…といったところなのですが、それにしても日曜日の朝7時前から並ぶって、すごい気合いですねぇ。このお二方、どこからいらしたのでしょう?実は深夜バス組で遠くからとか…それならばむしろ納得ですけどね。
でも、美味しいつけ麺のために執念を燃やす人ってホントにたくさんいるんですね。僕の後にも続々と人がやってきて、そのうち行列の最後尾が確認できなくなってしまいました。開店時間ちょうどでどのくらいの人が並んでいたんだろう…正確な人数は分かりませんが、僕が朝つけめんを食べてお店を出た7:45頃の行列はこんな感じ…
パッと見て30人くらいは並んでいるでしょうか。この時点で行列の最後尾に並んだら、待ち時間1時間超えは確実でしょうね。なんでも、六厘舎は名だたる名店が揃う東京ラーメンストリートの中でも一番の行列店らしいですね。訪問する日時に関係なく、六厘舎でつけ麺を食べるには相当な気合と根性が必要ってことでしょうか。
朝10:00まで六厘舎 東京ラーメンストリートは朝つけめんタイム…逆にこの時間帯、レギュラーメニューのつけ麺は食べられません
六厘舎 東京ラーメンストリートが開店時間を迎えると、先頭のお客さんから順に券売機へ案内され、食券購入後に席へ案内されます。券売機はこんな感じで…
この時間帯に注文できるメニューは朝つけめんとそのバリエーションのみ。朝の10:00まで(ラストオーダー9:30)は朝つけめんタイムになっていて、この時間帯は逆にレギュラーメニューのつけ麺や中華そばは食べられないことになっています。レギュラーメニュー狙いの方、くれぐれもご注意を。
食べログによると、六厘舎 東京ラーメンストリートの客席数は全部で26席。普通に清潔感があって明るい店内なんですが、何かものすごく重厚なオリジナルBGMが流れてましたね。その店内にあるカウンター席の1つに案内されてから待つこと5分超、目の前に今回のターゲット・特製朝つけめん(お値段 税込940円)が着丼となりました…
朝つけめん:六厘舎 東京ラーメンストリートでしか食べられない朝限定メニュー、実際食べてみると…
まずは画像でご紹介しましょう。六厘舎 東京ラーメンストリートの朝限定メニュー・特製つけめんはこんな感じ…
スープがドロッとした感じではなく、普通のラーメンスープのようなさらっとした感じになってますよね。やっぱり朝イチから超濃厚スープはキツい…ってことで、スープはレギュラーつけ麺と比べてかなりあっさり目になっています。また、寝起きでも完食できるように麺の量もレギュラーつけ麺よりかなり減っています。その分お値段もレギュラーと比べてグッとお安くなってますし、この朝つけめんはコスパ的にもかなりお得と言えるでしょう。
では、早速スープからいただきましょう…ベースはいわゆる「またおま系」の豚骨魚介ですが、最初からスープ割りしているくらいの濃度でしつこさは全然感じられません。やや魚介の風味が優位に出ていて、豚骨系の味は軽め。あと、少し甘味が感じられるかなぁ。朝から抵抗なく食べられる…というだけじゃなく、こんなライトなつけ麺が普通にあってもいいんじゃないかな…と感じましたね。
これに対する麺は、一般的なつけ麺と比較して細めのストレート麺。僕はまだ六厘舎のレギュラーつけ麺を食べたことがないので確かな情報ではないですが、六厘舎は超濃厚スープと極太麺をウリにして人気を集めたお店なので、多分この麺もレギュラーつけ麺から替えてますね。適度なコシがあって小麦の香りがしっかり感じられる麺。つけ麺としては細麺なので喉越しも良く、朝から身体への負担にはなりません。
特製つけめんのトッピングは、六厘舎のつけ麺で特徴的な豚ほぐしと…
ほぐされていない自家製とろとろチャーシューが1枚。さらに多めの刻みネギ、メンマ、なると、海苔、そしてスープとは別で…
味玉が1個と具だくさん。朝から少しガッツリ目にいきたいときも、これでしっかり対応できるのではないでしょうか。
そして〆のスープ割りは、節系の香りが漂う魚介系出汁。元々スープがあっさり目につくられているので、そんなに多くの量を足す必要はありません。お店によると、残ったスープの1/3くらいがおすすめらしいです。味噌汁のようにグビグビっと飲み干して、水分と共に栄養もしっかり補給しておきましょう。
こんな感じの六厘舎 東京ラーメンストリートの朝限定メニュー・朝つけめん、朝食向けにあっさりしているところが意外にも他のつけ麺との差別ポイントになっているように僕には思えました。これなら濃厚豚骨魚介つけ麺を「まずい」と言っている人たちにも受け入れられる可能性があるんじゃないかな…そんなわけで、僕はこんな軽めのつけ麺をランチ・ディナーでも食べられたら嬉しいです。お店の人、もしこの記事を読んでくれていたら、ちょっと考えてみてもらえませんか?
六厘舎 東京ラーメンストリートのレギュラーメニュー例(値段は税込)
- つけめん(並) 940円
- 味玉つけめん(並) 1040円
- 生七味つけめん(並) 1040円
- 特製つけめん(並) 1140円
- 中華そば 790円
- 味玉中華そば 890円
- 特製中華そば 990円
テイクアウトや通販にも対応…六厘舎 東京ラーメンストリートへのアクセスは、JR東京駅の八重洲地下中央口から徒歩1分
そんな六厘舎 東京ラーメンストリートにはテイクアウトコーナーがあって…
お土産用のつけ麺や餃子、味付け玉子などを購入できます。また、公式ホームページとは別に通販ページもあって、全国どこにいても六厘舎のつけ麺を楽しむことができます。賞味期限も21日間と十分な余裕があるし、あなたも気になったら一度お取り寄せしてみてはいかがですか?Amazonや楽天からも購入できるみたいです。下にリンクを貼っておくので、もしよろしければご利用ください。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
お店の評価に客観性を持たせるために。他のブログの口コミも紹介しておきますね…
量も普通盛りで、十分満足できる量です。
続いてつけ汁
豚骨魚介系の出汁がしっかり効いていて、程よい酸味と甘みがあり、バランスの取れた味わいが口に広がります。
魚粉もかかっています。
ノーマルつけ麺には、味玉は入っていませんが、チャーシュー1枚とメンマは入っています。
卓上にはお好みで追加の魚粉パックと黒七味があり、味変を楽しめます♪
途中で魚粉を投入し、食欲倍増です!
P.S. 東京で美味しいラーメンをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
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