関西発の二郎インスパイア系ラーメングループとして全国的に勢力拡大中のラーメン荘グループでは、それぞれのお店でその店オリジナルの味つけを楽しめることでも知られています。なので、好きな人からすると「近くにあるからそこに通えばいいや」ではなく、「全部の味を制覇しないと気が済まない」となってしまうのが悩ましいところなんですよね…
今回ご紹介するラーメン荘歴史を刻め 六甲道というお店も、下新庄にある歴史を刻め 本店でも味わえない「塩味バージョンの二郎インスパイア系ラーメン」を楽しめる貴重なお店。その塩味のラーメンに僕もずっと前から興味があって、ある日の仕事帰りにJR神戸線の六甲道駅へ寄り道をしたのですが…
出遅れ注意!神戸の人気ラーメン店・ラーメン荘歴史を刻め 六甲道の気になる行列と待ち時間は…
この日はちょっと仕事が長引いて、少し出遅れてしまったんですよね…ラーメン荘歴史を刻め 六甲道店は、夜のみ営業の午後6時開店。僕が六甲道駅を降りたのが6:20頃で、お店までの距離が徒歩10分として(Googleマップで検索)、開店時間から30分過ぎた午後6:30頃の到着が予想されました。
「本当は開店10分前くらいには着く予定だったんだけどな…」と心の中で呟きながら、国道2号線を・大阪方面に向かって歩きます。「男盛り」で有名なラーメン屋・神戸ちぇりー亭さんの前を通り過ぎたあたりから、前方に不自然な人だかりができているのが見えてきました。そこが目的地の歴史を刻め 六甲道であることは、もう疑いようがありません。でも、実際にはどのくらいの人が並んでいたのでしょう?下の画像をご覧ください…
広めの歩道の両側に行列が2列…お店側に14〜5人ほど、そこから折り返すようにして道路側にズラリ。ざっと見積もって、あわせて40人くらいの人が並んでいたでしょうか。ちょっと頭がクラクラしてきました。最低でも1時間待ちはほぼ確定、下手したら1時間半から2時間くらい待つかもしれません。
正直言うと、今回は諦めて近くのちぇりー亭さんに行こうかと思いました。でも、そこを何とか踏みとどまったのは、塩バージョンの二郎インスパイア系ラーメンに対する興味と食い意地が勝ったために他なりません。
さて、歴史を刻め 六甲道でも他のラーメン荘のお店と同じように、先に店内で食券を買ってから行列に並びます。券売機によると、注文できるラーメンは醤油ラーメンと塩ラーメンの2種類で、お値段は醤油が900円、塩が50円upの950円から(値段は税込)。醤油ラーメンには大盛りバージョンの大ラーメン(麺量400g or 500g)と汁なし(洗濯バサミを挟んでオーダー)があるのに対して、塩ラーメンには大ラーメンと汁なしの提供はないようです(小ラーメン200gは洗濯バサミで対応可)。
食券を購入して列に並び、携帯電話をいじりながら時間を潰します。日中は暖かくなったけれど、夜はまだ冷え込む3月の夜、じっと外で待つのは結構身体に応えます。幸い自然現象のお呼びは来なかったのですが、1人で並ぶ時はそちらの対策も必要でしょう。
結局この日の待ち時間は約1時間15分でした。それも最後にお一人様特権が発動して数人飛ばしでの入店でしたから、普通に順番通りの入店ならやはり1時間半はかかっていたものと推測されます。
こんな感じで、ピーク時には半端ない行列ができるラーメン荘歴史を刻め 六甲道、訪店の際には出遅れないように計画的に訪店することが望まれます。また、グループで行く場合は全員揃ってから並び始めないと店員さんに怒られます。その点もご注意を…
塩豚ラーメン:歴史を刻め 六甲道オリジナルの塩味バージョン、そのお味はいかに?
店内に12脚あるカウンター席の1つに着席してから待つこと約10分、今回注文した塩豚ラーメン並(麺量300g、お値段 税込1150円)が着丼となりました。コールはニンニク・アブラ、野菜、からめの全部マシ。キラメキノトリで食べた小麦のチカラに続いて、歴史を刻め 寝屋川の汁なしに対するリハビリ第2弾ですな…
中央にこんもり盛られた野菜の壁面に沿って、ラーメン荘お馴染みの分厚いチャーシューが5枚。野菜の頂上には六甲道店のオリジナルトッピングである鰹節が大量にかけられていて、丼から鰹の香りがふわっと漂います。
では、早速スープから…うん、塩味しますね。以上。というか、相変わらずの強烈な豚の旨味に隠れてしまって、「塩味スゲー!」とはならなかったんですよね。
続いて、トッピングの隙間からオーション麺を引っ張り出してすすります。相変わらずのワシワシ感と濃厚な豚の旨味…正直、この時点でこれが塩ラーメンであることをすっかり忘れていました。もはや、塩だろうと醤油だろうとどっちでもいいや!って感じです。
そして安定のボリューム感がある豚チャーシュー。六甲道店には豚Wラーメンの提供がないのが少し残念ですが、分厚いチャーシューが5枚もあれば豚好きさんも十分納得できますよね。
で、ある程度ボリュームを減らしたところで天地返し発動!ここに追加のアブラを投入して再び麺をすすり始めます。この状態にしてしまうと、先ほどまでかぐわしく香っていた鰹節の効果も圧倒的な豚の存在感に埋もれてしまいます。たまに直接鰹節に当たると「おっ!」となりますが、それ以外ではある意味鉄板とも言える猛烈な豚の旨味が全てを支配。食後感も普段食べ慣れている醤油ラーメンとそれほど変わりませんでした。
こんな感じで、今回塩ラーメンを注文することで、ラーメン荘系のスープに宿る豚の濃厚さを別の形で思い知らされる結果となりました。過去にラーメン荘おもしろい方へで食べた味噌ラーメンの時には明らかに別の味のスープとして認識できましたが、この塩ラーメンなら1回食べたらもういいかな…って感じです。
ただ、塩味を抜きにして考えれば、二郎インスパイア系ラーメンのクオリティとしては十分リピートに値する一杯ですね。現時点で兵庫県内にはラーメン荘グループのお店が2店舗のみ。このお店に半端ない長さの行列ができるのも良くわかります。
夜の遅い時間が狙い目…ラーメン荘歴史を刻め 六甲道へのアクセスは、最寄り駅の阪神電鉄・石屋川駅から徒歩8分
こんな感じのラーメン荘歴史を刻め 六甲道、噂に違わぬ人気ぶりでピーク時の訪店にはかなりの覚悟が必要です。一方お店のツイッターによると、夜の遅めの時間は割とすんなり入店できるようです。近くに住む学生さんは、時間をずらして夜9時以降に来店するのが吉ですね。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
ラーメン荘 歴史を刻め 六甲道 (ラーメン / 石屋川駅、新在家駅、六甲道駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
住所:〒657-0033 兵庫県神戸市灘区徳井町4丁目1−3
電話番号:非公表
営業時間:18:00-24:00
定休日:水・日曜日(その他臨時休業はツイッターで告知)
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(食券制)
阪神石屋川駅の1つ隣、新在家駅からでも徒歩11分の距離です。
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