2019年3月に開業と比較的新しいお店ながら、すでにミシュランのビブグルマンを獲得して大人気店となってしまった扇町うどん屋 あすろう。店主は大阪でもうどんの名店として名高い中津の「たけうちうどん店」と中崎町の「うどん屋 きすけ」の2店舗で修行を積んだ方とのことなので、この快進撃はそんなに驚くべきことではないのかもしれません。
そんな人気と実力を兼ね備えたうどん屋のことは当然僕も気になるわけで、とある週末の開店時間を狙って扇町うどん屋 あすろうに行ってきました。他にもたくさん魅力的なお店が並ぶ天神橋筋商店街を天六側から南下していき、与力町筋を右に折れると…
さすがの人気店、多少の待ち時間は覚悟かな…扇町うどん屋 あすろうでの行列の並び方を解説
僕が扇町うどん屋 あすろうに着いたのは、開店時間30分前の朝10:30頃。この時点で先客はゼロで、無事ポールポジションゲットとなりました。
このように、店頭には並び方についての注意書きが貼られています。これによると、行列の先頭2人は店内で待機となるのですが、実際のところ開店前の時間は店外の③の位置から並べば良いそうです。代表待ちは不可なので、複数人数で訪店する時には他のお客さんとトラブルにならないように気をつけましょう。
さて、この日はなんと公式の開店時間の15分前に店を開けてくれるというお店の神対応があって、僕は待ち時間15分で入店となりました。この時点で店頭に並んでいた人は僕を含めて6名。このくらいの時間帯に来店すれば一巡目獲得に十分期待が持てそうです。一方、僕がお店を出る11:00ちょうどくらいにはすでに店内は満席(Rettyによると、扇町うどん屋 あすろうの客席数は全部で16席)+外に行列ができていたので、一巡目を狙うならやはり15分前くらいには来店して行列に並ぶ方が良いのではないかと思われます。
扇町うどん屋 あすろうの数量限定メニュー・とり天カレーうどん、実際食べてみてどうだった?
今回僕が扇町うどん屋 あすろうで注文したのは、数量限定メニューのとり天カレーうどん(お値段 税込1100円)。ネットの口コミを見ていたら、ぶっかけうどんとカレーうどんが人気を二分している様子で、今回ぶっかけとどちらを選ぶか迷いましたね。でも、メニューに「数量限定」と書いてあると選びたくなってしまうのが人間の性というか…この気持ち、わかってくれますか?
注文を終えてから待つこと数分、目の前に運ばれてきたとり天カレーうどんはこんな感じ。パッと見、かなりボリューミーですよね。トッピングに刻みネギと卵黄、とり天が3つ…そうそう、今回オプションで、お店のおすすめトッピングである鯛ちくわ天(お値段 税込180円)をつけてます。さらにお茶碗一杯分の白ごはんもついてきて…これだけあれば、燃費の悪いオッサンでも十分満足感を得られるんじゃないでしょうか。
では、まずお出汁からいただきましょう…とろみがあって、程よく醤油出汁の風味がある出汁カレー。口の中でまったりと和風出汁が広がっていく中でスパイスもふんわり鼻に香ってくるのですが、辛さはかなり抑えてあるので、割と幅広い層に受け入れられやすい味になっていると思います。
これに対する麺は、ラーメンで言うと太麺くらいの太さですね。一般的な讃岐うどんと比較するとかなり細めです。また、食べてみるとかなり柔らかく、讃岐うどん的なゴワゴワ系のコシを期待しているとかなり面食らいます。でも、殿田食堂の京うどんのような完全腰抜け状態でもなく、噛み切る最後のところで跳ね返りがあって、交野にある食べログ全国一位獲得店・手造りうどん楽々の麺と似た特徴も感じられます。その跳ね返りもかなり穏やかな感じなので、歯が弱い人や小さな子供でも食べやすいのではないでしょうか。
さて、トッピングの方に話を移しましょう。まずはお店のおすすめトッピングである鯛ちくわ天。ふわふわ食感で、噛むと口から鼻に向かって鯛の香りがふわり…1本180円と普通のちくわ天より高いのですが、これは財布に余裕があれば2〜3本追加してもいいくらいのやつです。鯛やちくわが嫌いでなかったら、ぜひ一度はお試しを。
続く鶏天は、胸肉なんですがカレー出汁を十分に吸っていてしっとりしています。醤油ダレが中までしっかり染み込んでいて、このままパクついてもかなり美味いのですが、せっかくご飯がついてきているので…
カレー親子丼にしていただいちゃいました。いや〜、たまらんっすわぁ。カレー出汁単品でもルーとして十分機能する上に、味変の卵黄を潰してまったり濃厚な旨味を追加でき、さらに旨味をたっぷり含んだ鶏天まで楽しめて…さすがミシュラン掲載店!って感じです。これはリピート確定ですな。もしあなたも天満周辺にでランチを探すことがあったら、扇町うどん屋 あすろうのカレーうどんも選択肢の一つに入れてみてくださいな。
扇町うどん屋 あすろうのその他のメニュー例(値段は税込)
- ひやかけ 750円
- 生じょう油 750円
- かまあげ 750円
- かまたま 850円
- とり天と鯛ちくわ天と温玉ぶっかけ 1050円
- 肉うどん 1100円
- 肉温玉ぶっかけ 1150円
子連れでも安心!扇町うどん屋 あすろうへのアクセスは、最寄り駅の大阪メトロ堺筋線・扇町駅から徒歩2分
そんな扇町うどん屋 あすろうは、子連れ客に優しいのもウリの1つ。ベビーチェアーやプラスチックの食器が完備されているし、店主以外の店員さんは全員落ち着いた雰囲気の女性で、接客も人当たり良くて好印象。スペース上ベビーカーを店内に持ち込むのは難しそうですが、そこさえ何とかなれば小さな子供を連れての食事にも過大なストレスを感じずに過ごせそうです。キッズプラザ大阪で子供を遊ばせた後のランチに立ち寄るのもいいんじゃないでしょうか。
それでは、お店の詳細です。店舗データはこちら…
扇町うどん屋 あすろう (うどん / 扇町駅、天満駅、南森町駅)
昼総合点★★★★★ 5.0
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋3丁目8−3 マチスビル
電話番号:06-6358-8477
営業時間:11:00-16:00
定休日:水曜日、木曜日(他、不定休あり)
駐車場:なし
クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)
JR環状線・天満駅からでも徒歩5分で行けます。
P.S. 大阪で美味しいうどんをお探しのあなた、ぜひこちらの記事にも立ち寄っていってください…
コメントを残す